ライバルの牙城が崩れて 錦織圭はいよいよ、ビッグ4へ 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ライバルの牙城が崩れて 錦織圭はいよいよ、ビッグ4へ

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週刊朝日#錦織圭
めざせ「ビッグ4」の錦織圭 (c)朝日新聞社 

めざせ「ビッグ4」の錦織圭 (c)朝日新聞社 

「錦織圭(24)によって日本のテニスの歴史が書き換えられた一年でした」(スポーツ紙デスク)

 全米オープン準決勝で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破り、アジア人初の準優勝、ツアー・ファイナルにも初出場を果たした。

 約2週間しかなかったというオフを日本で過ごし、12月上旬には、米フロリダに戻った。

「また外国に戻るのか、と少し憂鬱でした。でもまぁ自分で選んだことだし、人間居心地が悪いところにいる方が成長する。というのをモットーに頑張ります」

 と、渡米の心境をブログにつづった。

 錦織の飛躍の転機となったのは、新コーチ、マイケル・チャン氏との出会いだった。技術はもちろん、精神面での影響が大きかったと言われている。

「チャンさんから『格上の選手をリスペクトするな』とアドバイスされたそうです。『自分は、この選手に勝てるんだ。勝つ!と思え』とね」。こう語るベテランのテニス記者は、2015年の錦織は「さらに上にいく」と予測する。

 錦織のパフォーマンスはいまだ向上過程にあり、「上がり目を感じる選手」だということ。一方で、これまでテニス界のビッグ4と呼ばれてきたフェデラー、ジョコビッチ、ナダル、マリーは既にピークに達していて、「もう上がり目はない」と見られているからだ。

「33歳のフェデラーは10年前に世界ランク1位になって以来、トップクラスに君臨している。ツアーは世界中を回るので移動距離が長いうえ、試合時間も長く、ハードで消耗が激しい。選手のピークは25歳から30歳で、30代でもトップレベルにいるのは大変なんです。15年はビッグ4の牙城が崩れ、そこに割って入る次世代グループの筆頭格とされるのが、錦織です」(前出テニス記者)

「目標となるのは4大大会優勝。今後(世界ランク)1位になることも見据えて練習したい」と語った錦織。

 まずは1月4日から、豪州で行われるブリスベン国際が、25歳になった錦織の初戦になる。

(本誌取材班)

週刊朝日  2015年1月2-9日号


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