クウェート王室付きの元教師が見つけた日本だから感じる88の幸せ レバノン出身でクウェート王室付きの教師という経歴をもつ著者が、日本人と結婚し、日本の大学で長年教鞭をとってきた中で感じた、日本で感動した88の「幸せ」。 話題の新刊 10/5 週刊朝日
亀井洋志 なごやじまん 「魅力のない街ワースト1」という不名誉なレッテルが貼られてしまった名古屋。当の名古屋市が昨年、全国主要8都市を対象に行ったアンケート調査の結果だけに、自ら墓穴を掘ったも同然だった。 話題の新刊 10/5 週刊朝日
笑福亭鶴瓶論 「鶴瓶」の知られざる逸話が次々紹介される。彼の口述本を企画したものの固辞されたため、膨大な過去記事や発言を総ざらいして仕上げた。こうした「まとめ本」は既読感ゆえに途中で飽きてくるものだが、どんどん引き込まれる。 話題の新刊 10/5 週刊朝日
「ポスト真実」の時代 ポスト真実(post-truth)とは、事実が軽視され、嘘がまかり通る政治やメディアの状況を表す新語だ。イギリスのオックスフォード英語辞書が2016年の言葉に選んだことで世界的に広まった。 話題の新刊 9/27 週刊朝日
水を石油に変える人 山本五十六、不覚の一瞬 「そんな馬鹿な」と叫びたくなるタイトルだ。水は石油に変わるわけがないのだが、第2次世界大戦が始まる直前、海軍の中枢をも巻き込み、幾度も実験が繰り返されていたというから驚きだ。 話題の新刊 9/27 週刊朝日
うなぎ女子 うなぎはなぜこんなに愛されるのか。それは「潔さ」ゆえだ、と本書を読んで思った。うなぎを食す。それは目の前のお重と向き合う一本勝負。大きな節目に大切な人と食べる意味がそこにあるのではないか。 話題の新刊 9/27 週刊朝日
虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡 社員の7割が知的障がい者である川崎市内のチョーク製造会社「日本理化学工業」の、福祉への取り組みと経営姿勢に迫ったノンフィクション作品。3年半にわたる取材をもとに“日本でいちばん大切にしたい会社”と呼ばれる理由や、障がい者雇用の理想と現実、苦悩と葛藤を描く。 話題の新刊 9/20 週刊朝日
ほとんど見えない 「アメリカ桂冠詩人」の称号を与えられた著者による散文集。収められている47篇のほとんどが1ページに満たない短い作品だ。だが、ある夫婦の会話やイメージの描写、著者自身の独白のような文章など、一つひとつに短編小説のような内容が凝縮されている。 話題の新刊 9/13 週刊朝日
大川恵実 石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの 外務省の役人が機密費を着服、私的流用していた事件を覚えているだろうか。供述によると、詐取した額は5億円以上。競走馬やマンションの購入、愛人へのプレゼント代などに消えた。 話題の新刊 9/13 週刊朝日
カリスマ解説員の楽しい星空入門 夏から秋にかけて夜空を見あげる機会が増える気がする。夜風にあたりながら、あるいは旅の宿で窓辺にもたれて。ゆったりとした気持ちで星を眺めるのは格別だ。 話題の新刊 9/13 週刊朝日
本当に強い人、強そうで弱い人 心の基礎体力の鍛え方 ストレス社会と言われて久しい。「ストレスを癒やす力を持ち、悩みからの出口を見出す一助に」と国立精神・神経センターなどで患者を診てきた精神科医の著者は語る。 話題の新刊 9/5 週刊朝日
愛と子宮に花束を 夜のオネエサンの母娘論 著者は大学院で社会学を専攻後、5年半の新聞記者経験を経て作家になった。だが以前はAVに出演。現在は社会学者としても注目される。その異色の経歴を振り返りつつ、母との愛憎に満ちた関係性をエッセイにまとめた。 話題の新刊 9/5 週刊朝日
「白い恋人」奇跡の復活物語 北海道土産「白い恋人」の賞味期限改ざんが2007年に発覚してから10年。一時は倒産も危ぶまれた製造元の石屋製菓はその後、売り上げをV字回復させ、16年度には過去最高を更新した。当時、跡継ぎとして入社した直後だった現在の社長である著者が、復活劇を率直に振り返る。 話題の新刊 8/31 週刊朝日
今日はヒョウ柄を着る日 東京の下町の商店街に生まれ育った著者のエッセイ集。「溢れているのは、人情味ではなく、人間味」だと断言する。例えば小学生の頃、文房具屋で商品を見ながらしゃがみこんでいると「買うの、買わないの?」とハタキで追い払われた。お目当てのイチゴの匂いの消しゴムはお金がないから触るだけ。子供心に不機嫌な店主の顔が刻みつけられている。一方、愛想が良いのはパン屋や肉屋だった。 話題の新刊 8/31 週刊朝日
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