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「病気」に関する記事一覧

アンジェリーナ・ジョリーの乳房切除で需要増 遺伝カウンセラー
アンジェリーナ・ジョリーの乳房切除で需要増 遺伝カウンセラー 女性特有のがんにはいろいろな種類があるが、その中には遺伝性のものも含まれる。遺伝性のがんでは、患者自身だけでなく、子どもや孫、きょうだいなどの肉親も同じがんになりやすい遺伝子の異常を受け継いでいることが多い。そのため、患者だけでなく、こうした肉親への通知やケアなども重要だ。医学知識をもとに遺伝やがんのリスクについて説明し、不安や悩みを抱える患者や肉親を支えるのが、遺伝カウンセラーだ。
近藤誠医師「がんもどき理論」と『白い巨塔』モデル医師が直接対決
近藤誠医師「がんもどき理論」と『白い巨塔』モデル医師が直接対決 独自の理論にもとづき、続々とベストセラーを出す慶応大学放射線科講師の近藤誠医師。近藤医師は、がんには「本物のがん」と「がんもどき」があるという独自の「がんもどき理論」を展開しているが、これに対し小説『白い巨塔』の主人公・財前五郎のモデルとなったとされる日本外科界の権威、大阪大学第二外科元教授の神前(こうさき)五郎医師が反論。撤回を求める「果たし状」を送り、ついに二人の“直接対決”が実現した。その様子をリポートする。
糖尿病 血糖値の「見える化」で患者のモチベーションをアップ
糖尿病 血糖値の「見える化」で患者のモチベーションをアップ 血液中のブドウ糖(血糖)を利用する「インスリン」というホルモンが不足したり、働きが悪くなったりすることで発症する糖尿病。診断は、血糖値とHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)という両方の値を血液検査で測定するが、HbA1cは、血液中の糖分と赤血球のヘモグロビンが結合してできる物質で、その血中濃度(%)が、過去1~2カ月の血糖値の平均を反映している。今年5月、日本糖尿病学会は新しい糖尿病治療のガイドラインを発表し、5段階だった血糖コントロール目標を3段階に集約。それにより患者の状態に合わせた治療目標が設定できるようになり、血糖値の「見える化」などの取り組みも進む。

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特集special feature

    大動脈弁狭窄症 欧米からの新治療法で高齢者に望み
    大動脈弁狭窄症 欧米からの新治療法で高齢者に望み 加齢などにより心臓の大動脈弁の開きが悪くなり、胸痛や突然死を引き起こす「大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう)」。高齢化が進み患者数は増加している。治療の第一選択は開胸による「大動脈弁置換術(AVR)」だが、高齢でAVRがむずかしい患者に対しても、新たな治療の選択肢が出てきた。それが「経カテーテル大動脈弁植え込み術」(transcatheter aortic valve implantation:TAVI、TAVAとも)と呼ばれるものだ。
    進化する乳房再建「胸の感覚鈍ったが、美的には満足」
    進化する乳房再建「胸の感覚鈍ったが、美的には満足」 アンジェリーナ・ジョリーが行ったことで注目度が高まった、がんの予防的措置としての乳房切除だが、未発症の段階で両胸を切除した例は、国内ではまだない。ただ、片方の乳房のがんを切除した時に、もう片方の、まだがんを発症していない乳房を、予防のために切除する選択をした女性たちは、少しずつだが出てきた。

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