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「特殊詐欺」に関する記事一覧

台湾のトクリュウが仕切る特殊詐欺の現場に潜入 街中のビルの一室に「19歳」の日本人が
台湾のトクリュウが仕切る特殊詐欺の現場に潜入 街中のビルの一室に「19歳」の日本人が ミャンマー・タイ国境地帯の中国系犯罪組織の拠点で、中国人を中心に1万人以上の外国人が監禁され、特殊詐欺を強要されていたことが連日報道された。また、「ルフィ」を名乗り、強盗事件を指示したとされる特殊詐欺グループは、フィリピンを拠点にしていた。犯罪組織の東南アジアの拠点が明るみにでるなか、筆者は台湾の匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の取材に向かった。台湾にも日本人をターゲットにした特殊詐欺の拠点があり、各国で起きている詐欺犯罪とのつながりがあることが見えてきた。
ミャンマー国民が「茶番」と語る特殊詐欺拠点からの救出劇 寝返り、賄賂…悪評つきまとう国境警備隊
ミャンマー国民が「茶番」と語る特殊詐欺拠点からの救出劇 寝返り、賄賂…悪評つきまとう国境警備隊 タイとミャンマー国境のミャンマー側の中国系特殊詐欺集団の拠点で、詐欺を強要されていたさまざまな国籍の人々の救出が続いている。報道によると、保護された人の国籍は28カ国におよび、7000人を超えている。外国人を保護し、タイ側に送り返しているのは、ミャンマーの少数民族武装勢力「カレン国境警備隊(BGF)」だ。ただ、この組織についてはさまざまな疑念の目が向けられている。なぜミャンマーにこれほどまでの詐欺拠点ができたのか。国境警備隊とはどんな組織なのか。ミャンマー情勢に詳しい旅行作家の下川裕治氏が取材した。
“闇名簿”ブローカー「これ以上の話は命の危険がある」 “ルフィ一”一派に流れた名簿とは
“闇名簿”ブローカー「これ以上の話は命の危険がある」 “ルフィ一”一派に流れた名簿とは 個人情報が蓄積された“闇名簿”なるものが存在し、犯罪グループはそれを基に強盗や詐欺の狙い先を決めているという。名簿には、個人の氏名、住所、家族構成や、どんな通販商品を買ったのか、資産はどのくらいあるのか、といった情報が書き込まれている。なぜそんな詳細なデータを大量に集めることが可能なのか。取材を進めると、「ルフィ事件」でも使われたとみられる闇名簿について、詳細を知る男性に接触ができた。
“闇名簿”で選ぶ強盗の狙い先 家族構成、預貯金額……小遣い稼ぎに漏らされる企業の個人情報
“闇名簿”で選ぶ強盗の狙い先 家族構成、預貯金額……小遣い稼ぎに漏らされる企業の個人情報 闇バイトで集められた集団による強盗や特殊詐欺などの事件が後を絶たない。その背景には、大量の個人情報が蓄積された“闇名簿”なるものが存在し、犯罪グループはそれを基に狙い先を決めているのだという。強盗の被害者や闇バイトに手を出した高校生、特殊詐欺の元リーダー格の話から、犯行時の生々しい様子や闇バイトの募集手口、闇名簿の入手方法を聞いた。【後編】では、個人情報がどういう流れで流出し、どのような過程で闇名簿が出来上がっていくのかを、名簿を作って売買するブローカーに聞いた。

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「普通の主婦」がなぜ特殊詐欺の“受け子”になってしまうのか 専門家が語る「自分をだます」心の動きとは
「普通の主婦」がなぜ特殊詐欺の“受け子”になってしまうのか 専門家が語る「自分をだます」心の動きとは 特殊詐欺の「受け子」役として高齢者から現金を詐取したとして、42歳の女が逮捕された。報道によると、女はいわゆる「普通の主婦」でSNSの闇バイト求人に引っ掛かったようだ。動機は「生活費の足しにしたかった」という素朴なもの。犯罪とは縁遠いはずの主婦が、なぜ手を染めてしまったのか。詐欺事件に詳しい犯罪心理の専門家によると、そこには、自分自身さえもだまし「これは犯罪ではない」と肯定する複雑な心理が働いているという。

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