岡本拓
IQ139「ギフテッド」の女性が「正論で友達を追い詰めた」過去から学んだこと 「他者に寄り添うために能力を生かしたい」
ギフテッドと呼ばれる人たちがいる。高い知性や能力を発揮する一方で、発達の偏りや気性の激しさなど、さまざまな困難を抱えるケースも多い。好評発売中の書籍『ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち』(朝日新聞出版)では、そんなギフテッドたちの声を取り上げてきた。東京大学で教育心理学を学ぶこゆきさん(21)は、自らのギフテッドとしての経験を生かしつつ、当事者の子どもたちの支援を行っている。背景には、【前編】で記したような学校生活に適応できなかった過去や、高い言語能力を利用し、友人を追い詰めてしまった反省がある。【後編】では、そこから成長し、「なりたい自分になれた」という現在までの経緯を聞いた。
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