南海トラフで最大津波想定の高知県黒潮町の挑戦 「自助」全町民に定着も「人口減少」という深刻な問題 南海トラフ地震で、最大34.4メートルの津波が予測される高知県黒潮町。「日本一の防災の町」を掲げ、対策に取り組んできた。町に伴走する「釜石の奇跡」の立役者として知られる片田敏孝・東京大学特任教授は、課題解決を通して「災害大国」の地方のあり方を問い続けている。AERA 2025年3月17日号より。 南海トラフ地震高知県黒潮町日本一の防災の町にげる缶詰巨大地震津波巨大津波 3/15
“日本一の防災の町”掲げる高知県黒潮町が企画 「にげる缶詰」に込められた町民の防災意識 南海トラフ地震で巨大津波が想定される高知県黒潮町で、「日本一の防災の町」を掲げた取り組みが続く。その一環である「にげる缶詰プロジェクト」とは──。AERA 2025年3月17日号より。 南海トラフ地震高知県黒潮町日本一の防災の町にげる缶詰巨大地震津波巨大津波 3/15
吉崎洋夫 大地震の後に津波はいつ来るのか 「揺れが収まったらすぐ避難」と専門家は強調 元日に発生した能登半島地震は、最大震度7という激しい揺れのほかに、津波による被害も徐々に明らかになりつつある。震源が沿岸から近かったため、津波の「第1波」は地震の発生から数分後、場所によっては気象庁の津波警報・注意報よりも先に到達したと見られている。そんな津波のリスクに対し、我々はどう備えればいいのか。 能登半島地震津波南海トラフ地震東日本大震災 1/11
吉崎洋夫 大阪・和歌山の原因不明の地震の正体 能登地震で注目の「流体」か?活断層への影響を専門家が指摘 5月5日、石川県珠洲市をM6.5、最大震度6強の地震が襲った。気象庁や専門家からは「流体が関与している可能性がある」という声が上がっている。専門家を取材すると、熊本地震や阪神・淡路大震災でも流体の影響があったという。流体とは一体何なのか。流体が確認されている地域はほかにもあるのか。さらに、首都直下地震や南海トラフ地震など、大きな被害が想定されている地震への影響はあるのだろうか――。 南海トラフ地震地震大地震首都直下地震 5/11
吉崎洋夫 富士山噴火「すでにスタンバイ状態」と京大名誉教授 南海トラフと連動する可能性 活火山の富士山の動向に専門家の注目が集っている。昨年放映されたドラマ『日本沈没』(TBS系列)の最終回では富士山が大噴火するシーンが描かれたが、絵空事ではない。専門家らは近い将来噴火するとみており、今年の可能性もあるという。 南海トラフ地震噴火富士山日本沈没 1/1