歴史修正主義とサブカルチャー
慰安婦、南京事件、東京裁判などの歴史を否定する言説が後を絶たない。〈歴史修正主義に対する批判は非常に多いにもかかわらず、それでも勢力は縮小するどころか拡大しているように見える。なぜなのか〉──。それは私もぜひ知りたい。倉橋耕平『歴史修正主義とサブカルチャー』はこの面倒な問いにメディア論の立場からアプローチした刺激的な一冊だ。
週刊朝日
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