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「沖縄問題」に関する記事一覧

沖縄離島を軍事要塞化する「南西シフト」が進行 辺野古埋め立て承認撤回を国が効力停止の裏で 
沖縄離島を軍事要塞化する「南西シフト」が進行 辺野古埋め立て承認撤回を国が効力停止の裏で  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐり、石井啓一国土交通相は10月30日の閣議後会見で、沖縄県による辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回の効力停止を決めたと発表。防衛省は8月以降止まっている工事を再開し、土砂投入に踏み切るという。
創価学会の乱れも自民の誤算 危機感バネに結集した沖縄の反骨心
創価学会の乱れも自民の誤算 危機感バネに結集した沖縄の反骨心 翁長雄志の急逝に伴う沖縄県知事選は9月30日、「翁長後継」を掲げる前自由党衆議院議員の玉城デニーが、自公などが推す前宜野湾市長の佐喜眞淳を打ち破った。翁長に次ぐ「オール沖縄の顔」だった前名護市長の稲嶺進が“まさかの市長選敗北”を喫してから約8カ月。同様の“力攻め”を仕掛けた政権に、沖縄の「草の根アイデンティティー」はむしろ反発、結集し、これを排撃した格好だ。ノンフィクションライターの三山喬が沖縄県知事選を振り返る。(敬称略)
沖縄県知事選 自公「勝利の方程式」に迫る“翁長の影”
沖縄県知事選 自公「勝利の方程式」に迫る“翁長の影” 自公の中央が総力を挙げて「オール沖縄」に挑む沖縄県知事選。過去4年、翁長支持の保守層には弱体化も目立っている。一方で、最後まで死力を尽くして国と戦った翁長の姿には、幅広い畏敬の念も広がる。終盤戦、「弔い合戦」の雰囲気がどれだけ選挙戦に重なるか。その流れが選挙結果を決める。ノンフィクションライターの三山喬が沖縄県知事選を追う。(敬称略)
「安室奈美恵以後」の沖縄 知事選に玉城デニー「抵抗の遺志を託されて」
「安室奈美恵以後」の沖縄 知事選に玉城デニー「抵抗の遺志を託されて」 沖縄県知事・翁長雄志の急逝を受け、辺野古問題の行方を左右する選挙が9月13日、始まった。翁長からバトンを託された「沖縄アイデンティティー」のまとめ役は、「沖縄戦後史の体現者」玉城デニー。しかし一方で、団結の前提となる戦後史への共通認識は新世代から急速に失われつつある。30日投開票の選挙は、幾重にも「歴史的」な政治決戦になるだろう。ノンフィクションライターの三山喬が沖縄知事選を追う。(敬称略)

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産経新聞“デマ報道”の罪深さ 「本当は一緒に…」沖縄タイムス記者の思い
産経新聞“デマ報道”の罪深さ 「本当は一緒に…」沖縄タイムス記者の思い 2017年12月に沖縄県内で起きた交通事故で、「米兵が日本人を救出した」という美談を、沖縄タイムス、琉球新報の2紙が黙殺した……。そう報じた産経新聞は、「事実関係の確認が不十分」だったとして、記事を削除した(18年2月8日付に「おわびと削除」を掲載)。しかし、一度拡散されたネガティブな印象は、そう簡単には拭い去れない。実際に今でも、沖縄2紙が米兵の美談を黙殺したと思っている人は、少なからず存在しているのだ。
「安倍政権は日米安保条約を改定すべき」久間元防衛相が大胆発言!
「安倍政権は日米安保条約を改定すべき」久間元防衛相が大胆発言! 名護市長選挙、県知事選挙と選挙イヤーとなる沖縄に横たわる数々の大問題。相次ぐ米軍ヘリの事故、危険な低空飛行訓練、米兵の犯罪……。橋本政権下で辺野古移設を決めた久間章生元防衛相は「日米安保条約を改定するしか道はない」と大胆な持論をぶちあげた。元外交官の孫崎亨氏、一水会代表の木村三浩氏と徹底討論した。

特集special feature

    「日本語、分かりますかー?」 いまだ繰り返される沖縄への侮辱
    「日本語、分かりますかー?」 いまだ繰り返される沖縄への侮辱 2016年7月、人口140人ほどの「東村・高江」に本土から派遣された機動隊約500人が集まったのは、記憶に新しい。「米軍ヘリパッド建設」に反対する市民に向いた、むき出しの暴力。高江のヘリパッドが完成すると、舞台は再び辺野古新基地工事へ。今、沖縄の新基地建設の現場で何が起こっているのか、記者の目に何が映ったのか――。
    「日本人よー。早く気付いてほしい」高江から見えた“沖縄”というジレンマ
    「日本人よー。早く気付いてほしい」高江から見えた“沖縄”というジレンマ 地元住民らの反対運動が続いているにもかかわらず、7月から新たなヘリパッドの運用が始まった、沖縄・高江。ただでさえひどかった騒音はさらに激化し、住民たちは怒りを膨らませている。本土機動隊員の大量派遣に「土人」差別発言、記者の一時拘束や反対運動リーダーの不当な長期勾留…… さまざまな問題がニュースとなった米軍ヘリパッド問題の顛末を、地元記者が詳細に記録したルポ『国家の暴力』(朝日新聞出版)が8月30日に発刊された。著者の阿部岳氏が作品に込めた思いとは――。
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