「今週の名言奇言」に関する記事一覧

「忖度」の構造
「忖度」の構造
昨年の流行語大賞にまでなった「忖度」。榎本博明『「忖度」の構造』はそれがどれほど深く日本の精神文化に入り込んでいるかを解き明かした他人事ではない本だ。
今週の名言奇言
週刊朝日 1/24
勝ち続ける理由
勝ち続ける理由
2018年の箱根駅伝で4連覇を果たした青山学院大学。『勝ち続ける理由』は、青学大陸上部の原晋監督が2連覇達成後の16年12月に出版した本である。
今週の名言奇言
週刊朝日 1/17
ふたご
ふたご
デビュー作がいきなり直木賞にノミネートされ、話題騒然の一冊。藤崎彩織『ふたご』は、人気バンドSEKAI NO OWARIのメンバーによる初の長編小説だ。
今週の名言奇言
週刊朝日 1/10
ざんねんないきもの事典
ざんねんないきもの事典
なんと今年の年間ベストセラー・ランキングで堂々のトップ10入り。今泉忠明監修『ざんねんないきもの事典』。副題は「おもしろい!進化のふしぎ」で、特にふざけているわけではないのだが、しかし「ざんねん」といわれてもなあ。好きで「ざんねん」になったわけでもないしなあ。
今週の名言奇言
週刊朝日 12/20
天才棋士 加藤一二三 挑み続ける人生
天才棋士 加藤一二三 挑み続ける人生
愛称の「ひふみん」がユーキャン新語・流行語大賞のトップ10入りもし、今年の顔のひとりだった加藤一二三九段(77歳)。
今週の名言奇言
週刊朝日 12/14
ミュージシャンはなぜ糟糠の妻を捨てるのか?
ミュージシャンはなぜ糟糠の妻を捨てるのか?
芸能ゴシップもここまで踏み込めばおもしろい。細田昌志『ミュージシャンはなぜ糟糠の妻を捨てるのか?』。世に出た後、無名時代を支えた妻を捨てるのはミュージシャンだけじゃないもんね。作家とかにもいるもんね。
今週の名言奇言
週刊朝日 12/6
怖い絵のひみつ。
怖い絵のひみつ。
中野京子『怖い絵』が出版されたのは2007年。名画の読み解き方を物語的・社会的な背景まで含めて解説したこの本は大ヒット。その後、4冊のシリーズに成長し、もっか展覧会も開催中だ。
今週の名言奇言
週刊朝日 11/29
大人のための社会科
大人のための社会科
経済や政治がこうも行き詰まってくると「もうどうでもいいや」な気分になりがちである。人口減少時代に入って、もはや希望はどこかの党名にしかないし。
今週の名言奇言
週刊朝日 11/22
仕方ない帝国
仕方ない帝国
開口一番、皮肉な一言から本書ははじまる。〈本を出す新聞記者。正直言って好きではない。/本書いている暇があったら新聞に書けよ、新聞記者なんだからさあ〉。しかし彼女は本を出してしまった。
今週の名言奇言
週刊朝日 11/16
新聞記者
新聞記者
のらりくらりと質問をかわす菅官房長官を記者会見でやりこめ、一躍注目を浴びる存在になった東京新聞の望月衣塑子記者。『新聞記者』は彼女が自身の記者生活を忌憚なくつづった一冊だ。
今週の名言奇言
週刊朝日 11/8
〈女帝〉の日本史
〈女帝〉の日本史
2006年に秋篠宮悠仁親王が誕生して以来、下火になった感のある女性天皇容認論。原武史『〈女帝〉の日本史』は古代から現代までを俯瞰して、なぜ日本には「女帝」を是とする文化が育たなかったのかを探った注目の書だ。
今週の名言奇言
週刊朝日 11/1
〆切本2
〆切本2
〆切破りについては私も人後に落ちないが、問題児がこんなにもいたとは。左右社編集部編『〆切本2』は昨年好評を博した『〆切本』の第2弾。明治から平成まで〈〆切と堂々と戦ってきた〆切のプロたちの作品〉を集めた血と汗と涙のアンソロジーである。
今週の名言奇言
週刊朝日 10/26
この話題を考える
大谷翔平 その先へ

大谷翔平 その先へ

米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。

大谷翔平2024
アメリカ大統領選挙2024

アメリカ大統領選挙2024

共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。

米大統領選2024
本にひたる

本にひたる

暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。

自分を創る本
リベラルという病
リベラルという病
突然の解散総選挙を受け、民進党と希望の党の合流騒ぎの末に立憲民主党が誕生。「リベラル」という言葉がにわかに注目を集めている。メディアも「リベラルとは何か」の解説に余念がないが、この言葉をアメリカの現実に即して解説しているのが山口真由『リベラルという病』である。
今週の名言奇言
週刊朝日 10/18
もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓
もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓
50歳になったのを機に会社をやめたら、生活が楽になった!? 著者は元朝日新聞記者。稲垣えみ子『もうレシピ本はいらない』は<いま私たちに必要なのは、「食の断捨離」>と主張する50代独身女性の体験的食生活論である。
今週の名言奇言
週刊朝日 10/5
死ぬほど読書
死ぬほど読書
過日、朝日新聞「声」欄に載った投書(2017年3月8日付)がちょっとした物議を醸した。 「大学生の読書時間『0分』が5割に」という記事を受けた内容で、投書者は「大学生21歳・男性」。彼は〈高校生の時まで読書は全くしなかった〉が、〈それで特に困ったことはな〉く、現在は教育学部なので幅広く読んではいるが〈読書が生きる上での糧になると感じたことはない〉。読書は趣味であって〈読んでも読まなくても構わないのではないか〉。
今週の名言奇言
週刊朝日 9/27
ラノベ古事記
ラノベ古事記
これまでも、あの手この手の現代語訳が試みられてきた『古事記』。しかし、そーか、この手があったかと思ったよ。小野寺優『ラノベ古事記』は、中高生を主な読者とするライトノベルの文体でアレを訳した不敵な本だ。
今週の名言奇言
週刊朝日 9/20
他人をバカにしたがる男たち
他人をバカにしたがる男たち
河合薫『他人をバカにしたがる男たち』。要は「老害論」である。
今週の名言奇言
週刊朝日 9/13
ワンオペ育児
ワンオペ育児
「ワンオペ(ワンオペレーション=一人作業)」が社会問題になったのは2014年。某牛丼チェーンで従業員が長時間一人で働く実態が明るみに出たのがキッカケだった。しかし、ワンオペはブラック企業だけの問題か。母親が家事も育児も一人でこなす家庭だってワンオペじゃん! こうして女性たちの間で広まった言葉が「ワンオペ育児」。藤田結子『ワンオペ育児』は、母親たちが悲鳴をあげる今日の子育て事情を、生の声や統計を通して描いた一冊だ。
今週の名言奇言
週刊朝日 9/5
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