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YOSHIKIとXYが『THE MUSIC DAY 2023』でTV初コラボパフォーマンス決定
YOSHIKIとXYが『THE MUSIC DAY 2023』でTV初コラボパフォーマンス決定
YOSHIKIとXYが『THE MUSIC DAY 2023』でTV初コラボパフォーマンス決定  今年で10周年を迎える日本テレビ系夏の音楽の祭典『THE MUSIC DAY 2023』にYOSHIKIプロデュースのボーイズバンド“XY”が出演することが発表された。  今回の出演では、6月30日に全世界配信されるXYのメジャーデビューシングル「Crazy Love」をYOSHIKIとテレビ初コラボパフォーマンスするという。   出演情報 日本テレビ系『THE MUSIC DAY 2023』 2023年7月1日(土)15:00~22:54 ◎リリース情報 シングル「Crazy Love」 2023/6/30 DIGITAL RELEASE
billboardnews 2023/06/26 00:00
YOSHIKIプロデュースのXY、メジャーデビュー曲「Crazy Love」全世界配信決定
YOSHIKIプロデュースのXY、メジャーデビュー曲「Crazy Love」全世界配信決定
YOSHIKIプロデュースのXY、メジャーデビュー曲「Crazy Love」全世界配信決定  YOSHIKIがプロデュースするXYが、6月30日にメジャーデビューシングル「Crazy Love」をリリース、全世界配信すると発表した。  今回、プロデューサーであるYOSHIKIのニコニコチャンネルおよびYouTube Channel『YOSHIKI CHANNEL』内で発表され、YOSHIKIは「ここからがスタート。Crazy Loveは自信作ですね。こういったアプローチのグループは世界中どこを探しても居ないんじゃないかな。メンバーそれぞれが素晴らしい才能を持っているし、僕も14人目のメンバーだと思っている」とエールを送った。  XYは、バンドグループのKYOHEY(Dr.)、KAIRI(Gt.)、FURUTATSU(Ba.)、KARMA(Vo.)、GAI(Vo.)の5人、ダンスボーカルグループのJAY、HAYATO、RAIA、KICE、KANJI、P→★、MITCHY、KOSEIの8人で構成。両グループ内でメンバーが流動的に行き来し、形を変え活動している。  メジャーデビュー曲として発表された「Crazy Love」は、今年2月28日に日本テレビ系列『スッキリ』でYOSHIKIによるピアノ演奏とXYメンバー・JAYの歌唱により初披露。その4日後には【第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 SPRING /SUMMER】でYOSHIKIと共に登場し、ダンスボーカルグループにバンドメンバーのKARMA、GAIを加えた10名で初のパフォーマンスを披露。3月には日本テレビの音楽特番『Premium Music 2023』にてバンドメンバーのKYOHEY、KAIRI、FURUTATSUを加えた13人編成での「Crazy Love」を生放送で披露し、その映像はYouTubeですでに300万回再生を超えている。  なお、XYのマネジメントはプラチナムプロダクションが、レーベルはエイベックス・エンタテインメントが行う旨も発表され、近日中に更なる発表ごとが続くとのことだ。 ◎リリース情報 シングル「Crazy Love」 2023/6/30 DIGITAL RELEASE
billboardnews 2023/06/19 00:00
X JAPAN、8年ぶりのシングル「Angel」リリース YOSHIKIのクラシカルワールドツアー開催も決定
X JAPAN、8年ぶりのシングル「Angel」リリース YOSHIKIのクラシカルワールドツアー開催も決定
... クラシカルワールドツアーは、アルバム『Yoshiki Classical』の発売10周年を記念したコンサートとなり、新曲をはじめ、X JAPANの代表曲やTHE LAST ROCKSTARSのオーケストラアレンジ、クラシックの名曲の数々を披露予定で、スペシャルゲストの出演も予定されている。海...
billboardnews 2023/05/17 00:00
YOSHIKIがサンリオピューロランド降臨
YOSHIKIがサンリオピューロランド降臨
YOSHIKIがサンリオピューロランド降臨  YOSHIKIが、4月11日にサンリオピューロランドからライブ配信される『サンリオキャラクター大賞2023 yoshikittyスペシャル』に生出演する。  YOSHIKI×ハローキティのキャラクター・yoshikittyが、【2023年サンリオキャラクター大賞】にノミネートされ、4月11日から投票が始まる。なお、yoshikittyのエントリーは今年で9年連続。  そのタイミングに合わせてYOSHIKIが再び日本へ帰国し、同日11日にニコニコチャンネル(日本)およびYouTube Channelメンバーシップ(日本含む全世界)にて20時から始まる『サンリオキャラクター大賞yoshikittyスペシャル』のPART1に登場する。この日は、ハローキティデザイナーの山口裕子やyoshikittyも駆け付け、20時45分から始まるPART2には、お笑いコンビ・ぺこぱが登場。 ◎配信情報 『サンリオキャラクター大賞2023 yoshikittyスペシャル』 2023年4月11日(火) <PART1 YOSHIKI 単独出演(無料放送)>20:00~ https://www.youtube.com/watch?v=nkG6Xd9_1Gg https://www.youtube.com/watch?v=0ZUvrGOxDck <PART2 ぺこぱ ゲスト出演(有料放送)>20:45~ https://www.youtube.com/watch?v=hN3mBKxmnnw https://www.youtube.com/watch?v=zZd-g_RlGdY https://ch.nicovideo.jp/yoshikiofficial/blomaga/ar2143336
billboardnews 2023/04/10 00:00
YOSHIKI、坂本龍一を偲んで「戦場のメリークリスマス」演奏
YOSHIKI、坂本龍一を偲んで「戦場のメリークリスマス」演奏
YOSHIKI、坂本龍一を偲んで「戦場のメリークリスマス」演奏  YOSHIKIが、2023年4月3日に東京ガーデンシアターで行われたアウトソーシンググループの合同入社式にサプライズ登場した。  YOSHIKIが入社式に登場するのは今回が初めて。アメリカから急遽駆け付けたYOSHIKIは、コロナ禍で学生生活を送り、いま社会へ新たな一歩を踏み出す約2300名もの新入社員を激励するため、「Forever Love」のピアノ演奏を披露。さらに、3月28日に死去した坂本龍一を偲んで、「戦場のメリークリスマス」を演奏した。  最後に、YOSHIKIは新入社員へ向け、「僕は音楽の世界に飛び込んでから、ずっと彷徨っているような日々を過ごしたこともありました。でも、その中で様々な景色が見えてきたとき、努力は決して無駄にならないとわかったんです。僕が皆さんに伝えたいのは、まずは好奇心のまま、無限の可能性に飛び込んでみてほしいということです」とメッセージを送った。
billboardnews 2023/04/04 00:00
「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」グループ名は“XY”、ダンスボーカルグループ&バンドの13人で活動
「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」グループ名は“XY”、ダンスボーカルグループ&バンドの13人で活動
「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」グループ名は“XY”、ダンスボーカルグループ&バンドの13人で活動  YOSHIKIがプロデューサーを務めるバンド&ボーイズグループオーディション「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」のグループ名とデビューメンバーが決定した。  本オーディションは、2022年11月にバンドボーカルとしてデビュー予定だったYOSHIの急逝により一時は中断が危ぶまれたが、天国へ旅立った彼の遺志を引き継ぐべく追加ボーカルオーディションを開催し継続。そしてYOSHIの20回目の誕生日であり、オーディション参加メンバーによる楽曲「XY feat.YOSHI」が配信リリースとなった2月16日に、オーディション最終日を迎えていた。  2月28日に日本テレビ系『スッキリ』内で発表となったグループ名は“XY”(読み:エックスワイ)で、メンバーは13人。ダンスボーカルグループと、バンドの2グループで活動することとなり、ダンスボーカルグループとして有薗莞爾、kice、後町和輝、道木来明、西垣道隆、P→★、藤岡孝成、丸尾隼、バンドメンバーとしてkyohey、FURUTATSU、KAIRI、そしてツインボーカルのGai、カルマが選ばれた。  なお、上記番組にはYOSHIKIも生出演し、最終審査終了の直後から制作を開始したという新曲「Crazy Love」を、XYの新ボーカルメンバーとなる後町和輝と共に披露。さらにXYの強みを「最強の個性派集団」「圧倒的なボーカル力」「世界も絶賛のダンス」と3つ挙げ、グループについて「バンドとダンスボーカル別物のグループではなく、互いに行き来しアメーバのように形を変え活動していく」と説明した。  また、デビュー発表後わずか4日後となる3月4日には、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される【東京ガールズコレクション】でのパフォーマンスが決定。無料のファンクラブサイトも開設された。 ◎イベント情報 【第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 SPRING/SUMMER】 2023年3月4日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館 ◎リリース情報 シングル「XY feat.YOSHI」 2023/2/26 DIGITAL RELEASE https://yoshikisuperstar.lnk.to/xyfeatyoshi (C)NTV
billboardnews 2023/03/01 00:00
「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」による楽曲「XY feat.YOSHI」配信リリース
「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」による楽曲「XY feat.YOSHI」配信リリース
「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」による楽曲「XY feat.YOSHI」配信リリース  YOSHIKIがプロデューサーを務めるバンド&ボーイズグループオーディション「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」に参加しているメンバーによる楽曲「XY feat.YOSHI」が、YOSHIの20歳の誕生日となる2023年2月26日に配信リリースされる。  この楽曲は、昨年急逝したバンドボーカル・YOSHIへの追悼パフォーマンスとして、昨年末に日本テレビ音楽特番『発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード2022~』にて披露されたステージを音源化したもの。番組では、YOSHIKIが作詞・作曲を手掛け、YOSHIが一部ボーカルを入れたまま未完成であった楽曲に、クラシック、ロック、ダンスミュージックの要素を融合し、YOSHIKI、ダンサーのTAKAHIRO、kazuki(s**t kingz)、オーディションメンバーがパフォーマンスした。 ◎映像 YouTube『天国の YOSHI とともに・・魂揺さぶる全身全霊のステージ』 https://youtu.be/LZOza5sruHk ◎リリース情報 シングル「XY feat.YOSHI」 2023/2/26 DIGITAL RELEASE https://yoshikisuperstar.lnk.to/xyfeatyoshi
billboardnews 2023/02/24 00:00
YOSHIKI率いるTHE LAST ROCKSTARSが米LAで千秋楽、新曲やX JAPANカバー披露<ライブレポ/セトリ>
YOSHIKI率いるTHE LAST ROCKSTARSが米LAで千秋楽、新曲やX JAPANカバー披露<ライブレポ/セトリ>
YOSHIKI率いるTHE LAST ROCKSTARSが米LAで千秋楽、新曲やX JAPANカバー披露<ライブレポ/セトリ>  YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによるスーパーバンド“THE LAST ROCKSTARS”が現地時間2月10日、【THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 Tokyo - New York - Los Angeles】のツアーファイナルとなるLA公演をHollywood Palladiumで開催した。  先月末に有明アリーナ、東京ガーデンシアターにて本ツアーが開幕。日本公演の熱が冷めやらぬまま、2月3日、4日にはNY公演を大盛況に終わらせ、いよいよツアーファイナルとなるLA公演がスタート。4日のNY公演と10日のLA公演はチケットがすべて完売したことから、3日のNY公演が追加されるほど世界各国から大きな反響があり、最終日となったLA公演では、日本でのライブ・ビューイングに加え、Veepsのプラットフォームを通じてライブストリーミングでの生配信が実施された。  ライブでは、1stシングルとして全世界リリースした「THE LAST ROCKSTARS」や、ティザーのみ解禁されている「PSYCHO LOVE」の他、未発表の新曲「Here’s The Love」「Up And Down」「Shine」など15曲をパフォーマンス。「BORN TO BE FREE」「HONEY」など、X JAPANやL'Arc~en~Cielのカバー曲のオリジナルアレンジバージョンも披露し、観客たちを熱狂の渦に巻き込んだ。  この日、YOSHIKIはドラムソロ後に急遽「Endless Rain」を演奏。最終公演ならではのサプライズに、会場は一体となり大合唱が起こった。さらに、YOSHIKIが「Make some noise!」と大声で叫び会場を煽ると、興奮した観客たちが大歓声を上げる場面も。  また、楽曲の世界観を表現するLEDビジョンによる美しい映像や、特効やレーザー、炎、スモークなどの大迫力の演出を連発し、THE LAST ROCKSTARS初となる海外ライブを華やかに盛り上げた。 ◎【THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 Tokyo - New York - Los Angeles】 2月10日 LA公演 セットリスト 1.THE LAST ROCKSTARS ※新曲 2.6 or 9 3.Messiah ※新曲 4.Here’s The Love ※新曲 5.Beneath The Skin   -SUGIZO×MIYAVI Guitar Battle   -SUGIZO Violin solo 6.Folly ※新曲   -MIYAVI Acoustic Guitar solo 7.Hallelujah ※新曲   -YOSHIKI Drum solo   -YOSHIKI Piano solo 8.BORN TO BE FREE 9.HONEY 10.Up And Down ※新曲 11.Bang! 12.Red Swan 13.PSYCHO LOVE ※新曲 -Encore- 14.Shine ※新曲 15.THE LAST ROCKSTARS ※新曲
billboardnews 2023/02/13 00:00
元横綱・白鵬の断髪式で鋏を入れた鈴木おさむの涙腺が二度も崩壊した理由
鈴木おさむ 鈴木おさむ
元横綱・白鵬の断髪式で鋏を入れた鈴木おさむの涙腺が二度も崩壊した理由
放送作家の鈴木おさむさん  放送作家・鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、第69代横綱・白鵬の断髪式について。  *  *  *  1月28日土曜日、行ってまいりました。宮城野親方であり、横綱・白鵬断髪式。11時前に両国国技館に入ると満員で異常な盛り上がり。  式が始まると、大記録を打ち立てた横綱・白鵬らしいとんでもなく豪華な断髪式。市川團十郎さんの舞が始まると、国技館全体に神々しさが一気に満ちていきます。  そのあと、白鵬と最後の相撲を取ったのは、息子の眞羽人君でした。土俵の上で一緒に四股を踏み、白鵬は大量の塩を撒く。  最後の取り組みが始まりました。僕はこれを見ていて、最後どうするのだろう?と思いました。勝ちにこだわってきた白鵬らしく、息子さんを転がす可能性だってあり得る。だけど、最後は息子さんに押し出されました。横綱・白鵬は親方になると同時に父親に戻るのだなと思ったんです。  そしていよいよ始まる断髪。断髪が始まると、森喜朗さん、YOSHIKIさん、原辰徳さん、山下泰裕さん、トヨタ自動車の豊田章男さん、まさに各界の“横綱”たちが土俵に上がり鋏(はさみ)を入れていく。ありがたいことに、私も43番目に鋏を入れさせていただきました。 断髪式で、元横綱白鵬(宮城野親方)のマゲにはさみを入れるYOSHIKIさん(代表撮影)  僕は溜席(たまりせき)だったので、かなり近くでその姿を見ることが出来たのですが、一人目の摂津倉庫代表取締役の浅野弘資さんが鋏を入れた時でした。宮城野親方の目元が膨らんでいくのが見えました。おそらくその瞬間にこれまでの思い出が一気に蘇っていったのでしょう。  頭の髷が取れた白鵬は宮城野親方になるわけです。  断髪が終わると、奥様の紗代子さんとお子さんたちからの花束贈呈です。紗代子さんのこらえきれない涙。  今まで紗代子さんの近くで何度か白鵬関の取り組みを一緒に見させていただいたことがあります。ある時、白鵬に対してかなりのアゲインストな会場の空気感でした。紗代子さんは表情を変えずに見守ります。取り組みが行われ、その時は白鵬が負けました。会場は沸き立ちました。すると紗代子さんは、ゆっくりと静かに流れる涙を拭い、立ち上がって帰っていきました。白鵬と一緒にこの人も戦っているんだなと思いました。そんな姿を見ていたからこそ、紗代子さんの、こらえきれない涙が、とても心に刺さりました。  そのあと、三女の末娘、6歳の真結羽ちゃんが土俵下から父を見上げてマイクを握り挨拶をするのです。手紙を読むことなく。挨拶をしたのです。 「お父様、現役生活お疲れ様でした。最後のお相撲のことははっきりと覚えています。あの時のお父様は誰よりもかっこよくて、誰よりも輝いていました。  今、目の前に立っているお父様はまげがないから、ちょっと不思議だけれども前より優しい顔をしています。前はまげがあって頭を触れなかったけれども、もうまげがないからお父様が頭をなでなでしてくれた分、わたしがお父様の頭をい~っぱいなでなでしてあげます。  世界で一番、優しくてかっこいいお父様でいてください。世界で一番愛してるよ。  大勢の皆様、お父様の断髪式におこしいただいて、ありがとうございました」  紗代子さんの涙に続き、この娘さんの挨拶。もう僕の涙腺は崩壊しました。周りの人もかなり泣いていました。  そして最後の最後に宮城野親方はみんなに向けて挨拶をすると、なんと、土俵に膝をつき、頭を下げたのです。そして額を土俵につけました。白鵬として、お世話になった土俵に感謝の思いを伝えたのでしょう。  その姿に、出きったはずの僕の涙がさらに出てきてしまいました。  断髪式まで全力でやり切った第69代横綱・白鵬。これからの宮城野親方としての姿を楽しみにしてますし、ずっと応援していきます。  お疲れさまでした。 ■鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)、長編小説『僕の種がない』(幻冬舎)が好評発売中。漫画原作も多数で、ラブホラー漫画「お化けと風鈴」は、毎週金曜更新で自身のインスタグラムで公開、またLINE漫画でも連載中。「インフル怨サー。 ~顔を焼かれた私が復讐を誓った日~」は各種主要電子書店で販売中。コミック「ティラノ部長」(マガジンマウス)が発売中。       
dot. 2023/02/02 16:00
<ライブレポート>THE LAST ROCKSTARS、デビューライブで見せた奇跡のステージ
<ライブレポート>THE LAST ROCKSTARS、デビューライブで見せた奇跡のステージ
<ライブレポート>THE LAST ROCKSTARS、デビューライブで見せた奇跡のステージ  YOSHIKI(Dr/Pf)、HYDE(Vo)、SUGIZO(Gt/Vn)、そしてMIYAVI(Gt)という豪華すぎるメンバーによって新たに結成されたTHE LAST ROCKSTARSが、2023年1月26日から30日にかけてデビューライブを4公演開催した。本稿ではメンバーが「世界に向けて戦っていく」という決意を見せた1月27日の有明アリーナ公演の模様をお届けする。  会場が暗転すると、まるでSFのような宇宙的な世界観の映像とナレーションが流れ、それをバックにメンバーが一人ずつ登場する。まだ演奏も始まっていないのに、この壮大さに思わず息を呑んでしまう。そして、いよいよライブが始まり、一発目に披露されたのは、バンド名を冠したデビュー曲「THE LAST ROCKSTARS」。派手な炎、SUGIZOとMIYAVIが奏でるハードなギターが織りなすパワフルさ、HYDEの伸びやかな歌声、ドラマチックなYOSHIKIのピアノなど、様々な要素が詰め込まれた楽曲にオーディエンスもすぐにスイッチが入る。  久しぶりに耳にするオーディエンスの歓声(マスクの着用を前提に解禁)に対し「その声を楽しみにしてきました」と語りかけると、HYDEのソロライブで披露されてきた「6 or 9」に突入する。ダンサブルで疾走感のあるサウンドにどこかミステリアスさも兼ね備えたサウンドで観る側を魅了する。続けて、インダストリアルな音像とMIYAVIのアグレッシブなバッキング・ヴォーカルが特徴的な「Messiah」で会場のボルテージがさらに上がっていく。  アリーナ映えする壮大さの中に熱量を秘めた「Here’s The Love」を挟み、2007年にS.K.I.N.の楽曲として、2014年にX JAPANのライブでも演奏された「Beneath The Skin」が始まると、客席からは軽いどよめきが漏れる。一際ヘヴィなこの楽曲には問答無用で身体が動く。SUGIZOの神秘的なギターソロも絶品だ。  HYDEとYOSHIKIが捌けると、SUGIZOとMIYAVIの両ギタリストによる“ギターバトル”が始まった。電子ビートやオーディエンスのクラップを交えたこの対決は両者のプレースタイルの違いを堪能させてくれた数分間だった。そして、深海を想起させる不気味なSEが流れると、そこにSUGIZOがヴァイオリンで加わる形で「Folly」へ。幻想的でアンビエントなサウンドで会場はセクシーな雰囲気に染まる。  その後も、MIYAVIによるアコースティックギター・ソロから流れるように披露された「Hallelujah」で客席を揺らすと、YOSHIKIによるドラマチックなドラムソロとピアノソロが展開された。ピアノソロではX JAPANの名曲「紅」のフレーズも盛り込まれ、観客がその歌詞を合唱するという感動的な場面もあった。再び4人が集結すると、アグレッシブなロックソングであるX JAPANの「BORN TO BE FREE」で再び会場の熱量が上昇。そこから、THE LAST ROCKSTARSならではのアレンジが施されたL’Arc~en~Cielの「HONEY」が投下されると、客席からはどよめきが聞こえた。  MCのコーナーではメンバーが何度も「奇跡」という言葉を使ってこのバンドとステージについて話していた。ロックに改めて返ってきたYOSHIKI、少年のような目で他のメンバーを見つめるMIYAVIなど、バンドをやることに対するワクワク感がにじみ出ているようだった。また、YOSHIKIが語った、“敵を作るのはつまらない”という意味での「我々は敵なし」という言葉も非常に印象的だった。  終盤戦に入ると、ダンサブルな「Up And Down」、MIYAVIの「Bang!」と身体を揺らしたくなるようなノリの良い楽曲を畳み掛け、さらにはYOSHIKI feat. HYDE名義で2018年にリリースされた「Red Swan」で壮大でエモーショナルな世界観を展開。最後はアップテンポなデジロック曲「PSYCHO LOVE」で締めくくられた。  アンコールでメンバーが再登場すると、一緒に歌うことができるように事前にSNSで一部音源・歌詞が公開されていたバラード「Shine」が披露される。このバンド自体は結成して間もないが、改めて歌詞の意味を説明した上で実現したシンガロングは、近年のライブシーンで失われていたものの復活を感じさせてくれた。その感動的な雰囲気を「ぶち壊す」というメンバーの宣言からスタートしたのは、HYDEが作曲とプロデュースを担当した中島美嘉の名曲「GLAMOROUS SKY」。原曲よりも激しめなアレンジになっていたこともあり、この日一番の盛り上がりと熱量を生み出したパフォーマンスだった。  裏方スタッフへの感謝を伝えたあと、YOSHIKIは「みんながロックスターだからな!」とメッセージを送った。そして、改めてこのバンドの始まりの楽曲「THE LAST ROCKSTARS」がもう一度演奏される。ラストということでメンバーも徹底的にオーディエンスを煽っていたこともあり、一度目よりもさらに熱い一体感で会場は一つに。力を出し切ったようなこの熱いフィナーレでこの日のステージは終了。バンドとオーディエンスで集合写真を撮影し、YOSHIKIの代名詞でもあるドラムセットの破壊が行われると、メンバーは名残惜しそうにステージを後にした。  この日はパフォーマンスやMCを通してメンバーのこのプロジェクトに対する想いが強く伝わってきた。特にYOSHIKIが何度も言葉を詰まらせる場面があり、バンドとしてステージに立てることへの嬉しさと感動がその様子から感じられた。この4人がどのように世界に向けて戦っていくのか、注目したいと思う。 Text:Haruki Saito ◎公演情報 【THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 Tokyo – New York – Los Angeles】 2023年1月27日(金)東京・有明アリーナ <セットリスト> 1. THE LAST ROCKSTARS 2. 6 or 9 3. Messiah 4. Here’s The Love 5. Beneath The Skin -SUGIZO×MIYAVI Guitar Battle- -SUGIZO Violin Solo- 6. Folly -MIYAVI Acoustic Guitar Solo- 7. Hallelujah -YOSHIKI Drum Solo- -YOSHIKI Piano Solo- 8. BORN TO BE FREE 9. HONEY 10. Up And Down 11. Bang! 12. Red Swan 13. PSYCHO LOVE アンコール 14. Shine 15. GLAMOROUS SKY 16. THE LAST ROCKSTARS
billboardnews 2023/02/02 00:00
NHK『紅白』業界人ウケは上々も 視聴率歴代「ワースト2位」となったのは”歌姫”の不在?
立花茂 立花茂
NHK『紅白』業界人ウケは上々も 視聴率歴代「ワースト2位」となったのは”歌姫”の不在?
昨年末の紅白歌合戦の司会を務めた大泉洋(左)と橋本環奈  昨年の大みそかに放送された「第73回NHK紅白歌合戦」のテーマは「LOVE & PEACE-みんなでシェア!-」。公式ホームページによると、「今年の紅白は『シェア紅白』。紅白をテレビやラジオで楽しみながらスマホやPCでシェアして欲しい。感じた事をつぶやいてシェア! 写真や動画をシェア!  LOVE & PEACEをシェア!」というものだった。  テーマの影響もあってか、司会の一人は、SNSで数多くのフォロワーを抱える人気女優の橋本環奈を起用。放送終了から間もなくNHKのYouTube公式チャンネルには出場アーティストのダイジェスト映像がアップされるなど、ネットやSNSを意識した試みが目立った。  スポーツ紙の芸能担当記者はこう振り返る。 「このテーマにした背景には、近年うわさされている『ネット受信料』導入へのNHKの意欲も見て取れます。とはいえ、そうした思惑は抜きにしても、今年は多くの人が紅白を楽しむことができたという点においてはプラスも大きかったのではないでしょうか」  実際、番組内容に関するネット上の書き込みを見てみると、「今年は見応えがあった」、「合格とは言えないまでも及第点」、「ここ数年ではマシな方だろう」など概ね好意的な意見が目立った。  今年はコロナ禍や耐震工事を経て、3年ぶりのNHKホールでの有観客開催となり、演出面も派手なものが多かった印象だが、やはり最大の功績は出場アーティストたちによる熱のこもったパフォーマンスだろう。  昨年12月に亡くなったドラムの田中裕二さんに捧げたかのような「安全地帯」の玉置浩二の熱唱は見事だったし、桑田佳祐や佐野元春らで結成された「時代遅れのRock’n’Roll Band」の豪華かさは、近年の「紅白」のサプライズ枠と比べても傑出していた。  また、最後のライブステージを飾った加山雄三や歌手活動休止前のラスト紅白となった氷川きよし、この日をもって最後のグループ活動となった齋藤飛鳥がセンターを務めたアイドルグループ「乃木坂46」、今年5月にメンバー3人が脱退し、5人での最後の紅白出場となった「King&Prince」など、大晦日のステージで自身の活動の大きな節目を迎えるアーティストたちも多かった。 「他にもYOSHIKIさん率いる『THE LAST ROCKSTARS』のパフォーマンスや工藤静香さんと長女のCocomiさんの共演、昨年5月に亡くなった上島竜兵さんに捧げる『純烈』と『ダチョウ倶楽部』、有吉弘行さんによる感動のステージ、篠原涼子さんと小室哲哉さんのコラボなど見所を挙げればきりがありません。一部で“大量投入”が物議を醸した韓流アーティスト勢も『紅白ハイライト』動画の再生回数で上位にランクインするなど、それなりの成果を出したのではないでしょうか」(前出のスポーツ紙の芸能担当記者)  だがその一方で、視聴率はというと、午後9時からの第2部の平均世帯視聴率は35.3% (ビデオリサーチ調べ、関東地区)と過去最低を記録した昨年を1ポイント上回ったものの、2年連続で30%台となり歴代ワースト2位となった。  情報番組やバラエティー番組を手掛ける放送作家はこう話す。 「テレビ離れが叫ばれる中、視聴率を過剰に気にするべきではないという声もありますが、NHKの番組は国民から徴収した受信料で成り立っているという側面があるわけですし、やはり視聴率を無視することはできないでしょう。それにしても、今年の『紅白』は業界内からの評価が上々だったわりには“数字”がついてこなかった印象です」  一昨年に続き、長年の最大のライバルである日本テレビの「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ」の放送はなく、裏番組で1位のテレビ朝日の「ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会」の平均世帯視聴率が午後6時からの第1部で11.2%、午後8時からの第2部で10.0%だったことを加味すると、もう少し高い視聴率を記録してもおかしくなかったはず。“敗因”はなんだったのか。 「年配層にウケの良い大物アーティストの出場を小出しに追加発表するやり方は、『紅白』全体の話題性の維持という点において悪くはなかったと思います。ただ、やはり松田聖子さんに加えて、中森明菜さん不在のダメージは無視できないでしょう」(前出の放送作家)  昨年デビュー40周年を迎えた明菜に関してはファンの間で“伝説のコンサート”と言われる1989年4月のライブの高画質リマスター版が、昨年4月にNHKのBSプレミアム・BS4Kで放送されると大きな反響を呼び、わずか3カ月後の同年7月にNHK総合でも再放送された。  その後、明菜本人が8月30日にツイッターで再始動と個人事務所設立を発表すると、また大きな話題となり、14年以来の「紅白」へのサプライズ出演も期待されたわけだが……。 「体調面の問題もあって『紅白』出場は厳しいだろうという見方も多かった反面、8年前も事前告知なしのサプライズ出演だったこともあり、今回もギリギリまで登場を期待する声も多かった。“明菜ロス”の影響が大き過ぎるあまりせっかく用意した他の豪華演出や大物アーティストたちのサプライズ投入が色あせてしまった感はありますね」(同)  昨年のNHKは明菜に笑い、明菜に泣いた一年だったかもしれない。(立花茂)
中森明菜橋本環奈紅白歌合戦視聴率
dot. 2023/01/05 11:30
YOSHIKI、ウクライナおよび周辺諸国避難民のため1000万円を寄付「良い影響に繋がることを願って」
YOSHIKI、ウクライナおよび周辺諸国避難民のため1000万円を寄付「良い影響に繋がることを願って」
YOSHIKI、ウクライナおよび周辺諸国避難民のため1000万円を寄付「良い影響に繋がることを願って」  YOSHIKIが、ウクライナおよび周辺諸国で増大している避難民を支援するため、2022年12月22日に国際移住機関(IOM)に1000万円の寄付を行った。  国際移住機関(IOM)は、世界的な人の移動(移住)の問題を専門に扱う唯一の国連機関で、現在ウクライナおよび周辺諸国で紛争の影響を受けた人々へ緊急支援を行っている。YOSHIKIは今年11月20日の自身の誕生日にも同機関へ1,000万円の寄付を行っており、IOMへの支援は今回で2度目となる。 ◎YOSHIKI コメント 苦しんでいる人々がいるのを知りながら、クリスマスやお正月をお祝いするのは辛いです。 今も戦争が続いていることを忘れてはいけないと思います。被害を受けたすべての人々のために、この寄付が少しでも助けになれば嬉しいです。そして、このチャリティー運動が今後も広がり、良い影響に繋がることを願っています ◎国際移住機関(IOM)局長 アントニオ・ヴィトリーノ コメント ウクライナでの戦争により全てを失ってしまった人々の苦しみや痛みにまつわる話を沢山聞いております。同時に、その人々の甚大な強さと、逆境を乗り越える意思と決意も目の当たりにしています。彼らは我々の助けを必要としており、今回のような寄付のお陰でIOMは、戦争の深刻な影響を受けてしまった人々の支援を続ける事が出来ます。
billboardnews 2022/12/23 00:00
「人生は一回きり」バイク事故で急死した歌手・俳優YOSHIさんが見せた繊細さと信念【2022年 反響の大きかった記事22選】
福井しほ 福井しほ
「人生は一回きり」バイク事故で急死した歌手・俳優YOSHIさんが見せた繊細さと信念【2022年 反響の大きかった記事22選】
YOSHIさん(本人のインスタグラムから) 2022年も残すところあとわずか。ここでは、2022年にAERAdot.で配信された記事の中から「反響の大きかった記事」を22本選別して紹介します。(11月6日配信/※肩書年齢等は配信時のまま)  俳優でアーティストのYOSHIさんの運転する大型バイクが11月5日0時過ぎ、トラックと衝突。YOSHIさんは搬送先の病院で死亡した。19歳だった。  YOSHIさんは13歳の頃、当時ルイ・ヴィトンのディレクターだったヴァージル・アブローにその存在を見出され、モデルデビューを果たした。19年にはミュージシャンとしてアルバムをリリースし、映画「タロウのバカ」で演技未経験ながら主役に抜擢。菅田将暉ら実力派俳優に引けを取らない演技が注目を集めた。週刊誌「AERA」でも、同年12月23日号でYOSHIさんを表紙に起用した。  モデルであり、歌手であり、俳優でもある。そして当時のYOSHIさんは、バラエティー番組で大御所芸人にタメ口を使ったことで、ネットで炎上中。まだ16歳でありながら、複数の肩書きや型破りなイメージを持つYOSHIさんをどう捉えるか、調べれば調べるほどわからなくなった。  表紙の撮影では、自由奔放に動き回る。寝転んだり、飛び上がってみたり、最後には脱いだ靴を頬の横につけてみたり。雑誌の表紙を飾るのは初めてだというのに、緊張する様子はまったくない。 YOSHIさん(写真/アフロ)  自然体な姿はインタビュー中も変わらなかった。ただ、想定外だったのは、質問の一つひとつに丁寧な言葉で受け答えし、「タメ口で無礼」という世間のイメージとは真逆だったこと。そう問いかけると、ネットの反応は狙い通りでもあるとして、こう答えていた。 「たとえアンチであっても、興味を持ってもらえないことのほうがつらい。テレビでの僕と実際の僕は変わらないけど、根っこはすごい真面目なんですよ。常に無邪気でバカで、さっきの撮影みたいに『もっとこっちにきてよ!』という自分もいれば、『YOSHI、まっすぐ進むときはいいけど、こっちを超えちゃダメだ』って落ち着いているもう一人の自分もいるんです」  タメ口は使う。だが、「ありがとう」や「よろしくお願いします」といった挨拶も徹底する。芸能界の大御所や大企業の社長であろうが地元の友達であろうが、目の前の人としっかり向き合うことが大切だと考えているようだった。  年上の知り合いが多く、「友達はほとんど30歳以上」だとも話していた。「銭湯で知り合ったじいちゃん」と「企業の偉いじいちゃん」をつないだこともあった。どちらも78歳で、銭湯のじいちゃんは年金をカラオケパーティーで使い切るパワフルな人。病気をして元気がなくなっていた偉いじいちゃんに紹介して、二人は意気投合したという。芸能人同士をつなげるのは簡単だが、まじわることがない人たちをつなぐことで生まれるものがある。そんなYOSHIさんの思いを感じるエピソードだった。 AERA2019年12月23日号で表紙を飾ったYOSHIさん。本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花が撮影した  サブカルチャーが好きな一方で、矢沢永吉やデヴィッド・ボウイにも憧れていた。ただ、「そうなりたい」というよりは、YOSHIという存在を自分でプロデュースしているようでもあった。  YOSHIさんの訃報を聞いたとき、「表現」について話していたことを思い出した。 「よく、『YOSHIさんアーティストなんですね』と言われるけど、みんなアーティストですよ。たとえば会社員の人には、その人なりの経理のやり方がありますよね。それって自分を表現している。僕はその表現を表に立ってやっているにすぎない」 「いくつになっても、偉くなっても、常に謙虚で学ぶ姿勢があって、自分で吸収するんです」 YOSHIさん(写真/アフロ)  そして、人前に立つアーティストとして、「吸収したことを世間に伝える」ことの大切さも話していた。自分の姿や言葉を見て、一人でも元気になってくれる人がいればうれしい、とも。  今後の夢はと聞くと、こうも返ってきた。 「夢はわからないけど、目標はありますよ。嘘のないものを増やしたい。SNSで何でも手に入った気になる今だからこそ、リアルなものを大切にしたいんです。僕、『死と狭間』って言葉がいいと思っていて。常に死ねる覚悟で、毎日を丁寧に生きたほうがいい。明日があるからいいやじゃなくて、明日がないから今どうしようと考える。人生は一回きり。こうしてインタビューしているのも、一つひとつの言葉はもう取り返せないですよね。今この瞬間にどれだけ全力でぶつかれるかというのは、とても大切なことだと思うんです」  そう語ったかと思えば、「すげー汗かいちゃった」「アツくなっちゃった。お腹空いた!」とこぼした。常に全力で、エネルギーに溢れたYOSHIさん。最近は、X JAPANのリーダー・YOSHIKIがプロデューサーを務めるボーイズグループオーディションプロジェクト「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」でボーカルとして合格するなど、新しい挑戦を始めたばかりだった。ご冥福をお祈りいたします。(編集部・福井しほ) YOSHIさん(写真/アフロ) ※AERAオンライン限定記事
AERAdotベスト【2022】AERAオンライン限定YOSHI訃報
AERA 2022/12/20 17:00
THE LAST ROCKSTARS、結成発表から1か月半で『第73回NHK紅白歌合戦』出場決定
THE LAST ROCKSTARS、結成発表から1か月半で『第73回NHK紅白歌合戦』出場決定
THE LAST ROCKSTARS、結成発表から1か月半で『第73回NHK紅白歌合戦』出場決定  THE LAST ROCKSTARSが、12月31日に放送される『第73回NHK紅白歌合戦』に出場することが、決定した。  YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによるバンド・THE LAST ROCKSTARS。公の場でのパフォーマンスは初となり、11月のバンド結成発表から僅か1か月半という短期間での『紅白歌合戦』出場となった。  また、12月20日の19時30分からは、YOSHIKIが出演するNHKドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀 YOSHIKIスペシャル』が72分拡大版で放送される予定だ。1,200日間にも及ぶ密着取材に大きな注目が集まっている。 ◎番組情報 『プロフェッショナル 仕事の流儀 YOSHIKIスペシャル』 2022年12月20日(火)19:30~ 『第73回NHK紅白歌合戦』 2022年12月31日(土)19:20~
billboardnews 2022/12/20 00:00
YOSHIKI/HYDE/SUGIZO/MIYAVIによるTHE LAST ROCKSTARS、米ニューヨーク追加公演が決定
YOSHIKI/HYDE/SUGIZO/MIYAVIによるTHE LAST ROCKSTARS、米ニューヨーク追加公演が決定
YOSHIKI/HYDE/SUGIZO/MIYAVIによるTHE LAST ROCKSTARS、米ニューヨーク追加公演が決定  THE LAST ROCKSTARSが、初ライブ【THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 Tokyo - New York - Los Angeles】の追加公演を2023年2月3日に米ニューヨークのハマースタインボールルームで開催することが、決定した。  YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによるバンドTHE LAST ROCKSTARS。11月11日より先行抽選受付が開始されたライブチケットは、凄まじい数の申し込みが殺到しプラチナチケットに。このような世界中からの大反響を受け、ニューヨーク公演の追加が決定した。  追加公演のチケットは、16日の10時からLIVE NATIONより販売される。  なお、日本公演は12月15日まで先行受付中。12月24日より一般販売が開始される予定だ。 ◎公演情報 【THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 Tokyo - New York - Los Angeles】 2023年1月26日(木)東京・有明アリーナ 2023年1月27日(金)東京・有明アリーナ 2023年1月29日(日)東京・東京ガーデンシアター 2023年1月30日(月)東京・東京ガーデンシアター 2023年2月3日(金)NY Hammerstein Ballroom ※追加公演 2023年2月4日(土)NY Hammerstein Ballroom 2023年2月10日(金)LA Hollywood Palladium
billboardnews 2022/12/15 00:00
SUGIZO、ソロ始動25周年を祝した記念イベントのライブレポートが到着
SUGIZO、ソロ始動25周年を祝した記念イベントのライブレポートが到着
SUGIZO、ソロ始動25周年を祝した記念イベントのライブレポートが到着  1997年のソロ始動から25周年のアニバーサリーイヤーを迎えているSUGIZO(LUNA SEA/X JAPAN/THE LAST ROCKSTARS)が、11月29日に、Zepp Hanedaで記念イベント【SUGIZO 四半世紀祭 25th ANNIVERSARY GIG】を開催した。  去る11月23日にはシングル全30曲を完全網羅した3枚組のアルバム『THE COMPLETE SINGLE COLLECTION』をリリースしたSUGIZO。ロック、ジャズ、ファンク、サイケデリックトランス、テクノ、アンビエントと音楽性は多岐にわたり、一人のアーティストが生み出した楽曲群であることが信じられないほど、そのジャンルや表現方法は多岐にわたっているが、常に全身全霊で音楽に向き合うアティチュードはブレない軸として貫かれてきた。ステージでのSUGIZOは、ギタリスト、バイオリニスト、ボーカリスト、剣のようなリボンコントローラーを手にしたシンセサイザー奏者、時にはパーカッションも打ち鳴らし、その多才さを存分に発揮。多彩なアーティストをゲストに迎えたこの記念イベントは、SUGIZOの25年間を象徴するような一夜となった。  屋久島の森がスクリーンに映し出される中、アルバム『愛と調和』のオープニングを飾る瞑想に誘うようなインストゥルメンタル「Nova Terra」で神秘的に幕開けると、「SUGIZO25周年記念、四半世紀祭、始めます。最後までアゲアゲで行きましょう」とSUGIZOは短く挨拶。バルカン・サリュートの右手を高く掲げ、ファンもそれに応じると「TELL ME WHY NOT PSYCHEDELIA?」からは怒涛のノンストップパフォーマンスへ突入。コロナ禍でこの3年全員が揃う機会のなかったメンバーのMaZDA(Mani./Syn.)、よしうらけんじ(Per.)、komaki(Dr.)、ZAKROCK(VJ)から成るSUGIZO COSMIC DANCE QUINTETが晴れて一堂に会した。そして、サウンドエンジニアリングを担当したDub Master X。音楽・映像・照明の三位一体でスペクタクルなステージ表現が展開された。同時に、「NO MORE NUKES PLAY THE GUTAR」では<NO WAR>というシャウトと連動し、スクリーンにその文言も投影するなど、重要な社会的メッセージを織り込んでいくのもSUGIZOのスタイルである。  本編の後半は、ゲストとのスペシャルセッションの連続だった。現代音楽的なアプローチを取ったミニマルなテクノ楽曲「Raummusik」には、SUGIZO率いるサイケデリックジャムバンドSHAGのバンドメイトであり15年来の盟友・類家心平(RS5pb、菊地成孔ダブ・セクステット、SHAG)を招聘。スクリーンにはウクライナへの軍事侵攻に抗う人々が映し出され、<STOP WAR>のメッセージをアピールする。映像だけでなく、やがてステージはウクライナの国旗にリンクした黄色とブルーの照明で染められていった。SUGIZOは多岐にわたる社会活動を行なっているが、戦火から逃れこの日招待されていたウクライナ難民の人々は、この曲が終わった瞬間、ひときわ大きな拍手喝采を送っていた。  類家と入れ替わりで、「Lux Aeterna」と「MIRANDA」にはコンテンポラリーダンサーにしてやはり長年の盟友である西島数博、風間自然が参加。音楽性どころか表現形態の線引きもも超越して連帯し、SUGIZOはその音楽世界を拡張し掘り下げていく。SUGIZOを中心として二人はステージの左右に位置取り、時に美しく軽やかに跳躍したり、時に苦悩するようにうずくまったりと迫真の身体表現を繰り広げ、曲のイメージを果てしなく増幅させていった。続いては、SHAGのバンドメイトである規格外の天才ベーシストKenKen(RIZE、LIFE IS GROOVE、ComplianS、The Free Nation、FAB4、SHAG)と、再登場となる類家を招き入れ「THE CAGE」を共演。ハードなドラムンベースのビートに乗せ、SUGIZOは鋭利なギターカッティングを刻み続けながら、KenKen、類家と代わる代わる向き合って熱くプレイした。披露し終えるとKenKenは、「今のイントロ、16歳の時から20年やってきた」と長年の交流を振り返って感慨深そうで、SUGIZOを「最高のミュージシャンです」と讃えた。次曲「DELIVER...」には、2人に加え新進気鋭ボーカリストのChloe(パジャマで海なんかいかない)が登場。魅惑的なボサノバ調のスローナンバーをSUGIZOとデュエットでしっとりと届け、会場のムードを染め変えた。  アンニュイな余韻を味わったのも束の間、X JAPANのバンドメイトHEATH(Ba.)の名をSUGIZOがコールすると観客は大拍手、終盤に向けてアグレッシブなパートの火蓋が落とされた。祈りを捧げるヒジャブ姿の女性の映像が背後に映し出され、「ENOLA GAY RELOADED」がスタート。フラッグを大きく振りかざしたSUGIZOは、タイトルが示すように反核、反戦を正面から扱ったこの曲を意味深長で強烈な映像と共に、怒りに荒れ狂うような激しいサウンドで表現していく。HEATHとSUGIZOが互いに向き合って髪を振り乱す場面はこの上なくエモーショナルだ。間髪入れず始まった次曲「禊」にもHEATHは参加。ヘビーなギターリフと複雑な拍子を全員で刻んでいく間合いが堪らなくスリリングなこの曲に、更なる高揚感をもたらした。全ての緊迫感を解き放つように、本編ラストの「DO-FUNK DANCE」では極彩色の照明とミラーボールが輝く中、ひたすらアッパーにパフォーマンス。再び登場した類家のトランペットは狂騒的で、Chloeの歌声は天に駆け上るようなパワーに満ちていた。SUGIZOは目にもとまらぬ速さでシャープなカッティングを繰り出し続け、ステージを駆け回っていた。  アンコールで再登場すると、「この25年間は本当に紆余曲折があったし、波乱万丈な人生だった」と語り始めたSUGIZO。この記念公演後は、LUNA SEAの【黒服限定GIG】が控えており、先日結成が発表されたYOSHIKI、HYDE、MIYAVIらとの新バンドTHE LAST ROCKSTARSのライブも2023年1月に予定されており、レコーディングも進行中だと語る。世界的な情勢、激動の時代に言及しながら「世界中各国でまだまだ苦しい状況を強いられている人たちがいる中で、俺たちはこうやって一緒に音楽ができる。この奇跡をちゃんと噛み締めて感謝して、そして心から楽しんで、ポジティブなエネルギーを世界中に、宇宙に一緒に投げ掛けていきましょう」とSUGIZO。「必ずいつか平和は訪れる。必ず皆が一つになれる。クサい話かもしれないけど、そこは信じないと何も始まらない。音楽を通してこの信じている想いをこれからも発信していきたい。これからも一緒に、共に歩んでいただけたら幸いです」と力強く語り掛けた。加えて、この日のライブは水素燃料電池で生み出した電力で全楽器をまかなうだけでなく、初の試みとしていくつかの照明にも使用しているとSUGIZOが明かした。平和を願う発言の数々や環境活動が絵空事に終わらず、そういった行動に裏付けられているのがSUGIZOの凄みである。  アンコールで披露したのは、同じフレーズを繰り返しながら昂っていくSUGIZOのバイオリンの旋律が美しい「FATIMA」。スクリーンには海中の世界が広がり、ベリーダンサーの女性が人魚のように身を揺らす映像が幻想的だ。海底へと射し込む光のような白い照明も相まって、ステージには、溜息が零れる程美しい光景が立ち上がっていた。「TELL ME WHY?」には再度HEATHとChloeが参加。SUGIZOは、ギターを掻き毟りながら、やるせない想いを訴え掛けるように熱唱した。ハイポジションを多用した印象的なHEATHのベースソロ、生命力溢れ出るChloeのボーカルソロが、曲に新たな魅力を与えていく。それぞれのソロパートでは、SUGIZOは彼、彼女を指さして観客に「注目!」とでも言うようにアピール。こうしたゲストをリスペクトする姿勢はライブの随所で見受けられた。  最後のゲストとして迎えたのは、佐藤タイジ(シアターブルック、ComplianS)。佐藤は"THE SOLAR BUDOKAN"の発起人であり、時代に先駆けてエネルギー問題に取り組んできたロック界の同志である。2人はハイタッチとハグを交わし、佐藤は「SUGIZOくん25周年おめでとうございます。素晴らしいパーティーです」と絶賛した。共にアコースティックギター弾き語りでセッションしたのは、2020年、終戦75周年の記念日8月15日に発表したカバー曲にしてプロテストソング「昨日見た夢~平和の誓い~2020」。リスペクトし合う二人が奏でる非常にピースフルなハーモニーで、全曲が終了した。出演者がラインナップして宴は幕を閉じた。この模様はCSテレ朝チャンネル2にて生中継され、全国各地のファンが画面越しにSUGIZOの25周年を共に祝った。また、12月27日にはアンコール放送が既に決定している。25周年イヤーはまだ始まったばかり。SUGIZOは更に高く飛翔していく。 Text by 大前多恵 ◎公演情報 【SUGIZO 四半世紀祭 25th ANNIVERSARY GIG】 2022年11月29日(火) 東京・Zepp Haneda
billboardnews 2022/12/05 00:00
サラ・ブライトマンとYOSHIKIが共演「日本には特別な思いがある」
サラ・ブライトマンとYOSHIKIが共演「日本には特別な思いがある」
YOSHIKI(左):ミュージシャン、X JAPANのリーダー/Sarah Brightman:1960年生まれ。イギリスのソプラノ歌手、俳優 「Time To Say Goodbye」などで知られるイギリスのソプラノ歌手サラ・ブライトマンが、約3年ぶりに来日、ツアー「クリスマス・シンフォニー」を開催中だ。AERA2022年12月5日号から。 *  *  *  サラ・ブライトマンのツアー「クリスマス・シンフォニー」は、日本では全公演、親交のあるX JAPANのドラマー・YOSHIKIが参加している。サラは、「クリスマスは一年で一番好きな季節」と語る。 「コロナ禍で困難な状況が続くなか、『何かクリエイティブなことをしたい』と思っていました。そして生活に困っているミュージシャンのためにもなることを考えました」  こうした思いから、サラが「クリスマス・シンフォニー」を初めて開催したのは、2020年12月のこと。ロンドンの歴史ある教会クライスト・チャーチ・スピタルフィールズから、自身初のオンラインコンサートとして行った。 ■ずっと開催したかった  サラが自ら選曲した「きよしこの夜」や、ジョン・レノン&オノ・ヨーコの「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」といったクリスマスの定番ソングから、「アヴェ・マリア」「アメイジング・グレイス」などの彼女のヒット曲を、オーケストラや合唱団とともに披露した。  コンサートは、ファンのみならず評論家からも好評だったという。 「みんなから『サラほどクリスマスが似合うアーティストはいない』と言ってもらいました。配信を見ていた世界中のファンからも『また見たい』という声があったので、ずっとリアルでも開催したかったんです」  そうしてアメリカやメキシコを経て、日本でのツアーにたどり着いた。サラは、「日本には特別な思いがある」と語る。「初めて日本に来た時から、なぜか日本の雰囲気には親しみを覚えました。特に細かいところまで気を配る精神が好きです。私自身もそういうところがありますから」。そしてなにより、「ファンのみなさんがとても優しく親切で、いつもかわいいプレゼントをくれるんです。私はそれを全部イギリスに持ち帰って、家族に見せているんですよ」。 サラ・ブライトマンの「クリスマス・シンフォニー」は11月28日(月)愛知県芸術劇場、30日(水)大阪・グランキューブ大阪、12月1日(木)大阪・フェスティバルホールで開催  今回共演するYOSHIKIとの出会いは、サラが出演し、YOSHIKIが音楽の指揮を執っていた映画「REPO! レポ」(08年)。その後、10年の時を経て「Miracle」という楽曲でコラボレーションしている。  サラはYOSHIKIについてこう語る。 「仕事への責任感が強く、ディテールにもこだわるのでとても信頼しています。どんな人とも違うユニークさがあり、YOSHIKIと一緒になにかをすることは、私のインスピレーションにもつながっています」  YOSHIKIも、サラを「素晴らしいという言葉では言い表せないほど美しい歌声」と評し、互いにリスペクトしあう様子が伝わってくる。 ■感謝の気持ち忘れない  そんな2人は、再びともに新曲を共同制作している。コロナ禍やウクライナ侵攻によって困難が続く現在の状況について、サラは「生き延びるためには、難しく考えすぎるよりシンプルに物事をとらえる方がいい」と話す。サラ自身、何げなく過ごしていた日常の尊さを感じているという。 「行きたいところに行けて、やりたいことができる。そうした経験を通して私たちは成長する。日々の暮らしの中で感謝の気持ちを忘れないことが大切」  新曲の歌詞には、そんな自らの思いを反映させた。  少しずつ日常を取り戻す今、改めて気付いたことがある。それは、イギリスで久しぶりに劇場で舞台を見た時のことだ。 「終演後、周囲のお客さんがみんな涙を流していたんです。そんな光景を見るのは初めてで、みんなでひとつの場に集まって何かを体験することや、音楽や芸術がもたらす力を感じました」  自身も再びコンサート活動を本格化させる中で、「これまで私がどれだけ観客から力をもらっていたかを知りました。コンサートができることは、実はお客さんよりアーティストの方がうれしいんです」。  今回のツアーは、そうして力をくれるファンへの、サラからのプレゼントでもある。 「さまざまな風景が閉じ込められたスノードームがたくさん並んでいるような、カラフルなコンサートにしたいです。おもちゃ屋さんに行くときのようなワクワクした気持ちで、子ども心を取り戻すように楽しんでください!」 (朝日新聞記者・弓長理佳) ※AERA 2022年12月5日号
AERA 2022/12/03 11:00
サラ・ブライトマン、【クリスマス・シンフォニー】来日ツアーが開幕 YOSHIKIがゲストとして出演
サラ・ブライトマン、【クリスマス・シンフォニー】来日ツアーが開幕 YOSHIKIがゲストとして出演
サラ・ブライトマン、【クリスマス・シンフォニー】来日ツアーが開幕 YOSHIKIがゲストとして出演  サラ・ブライトマンによるキャリア初のクリスマス・コンサート【クリスマス・シンフォニー】の日本公演が2022年11月24日に東京国際フォーラム ホールAからスタートした。サラの来日公演は、2019年4月以来、3年ぶりとなる。  新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、世界中がロックダウンされた2020年12月に彼女は、英ロンドンの美しい歴史的なクライスト・チャーチ・スピタルフィールズという教会で、初のクリスマス・ホリデー・スペシャル【クリスマス・シンフォニー】を収録した。これまでサラの海外ツアーの公演会場でしか購入できなかったそのクリスマス・ホリデー・スペシャルの模様は、Blu-rayとDVDで11月16日に日本でのみ一般発売された。今回の来日公演では、そのクリスマス・ホリデー・スペシャルからの名曲の数々に加えて、おなじみのヒット曲と代表曲が惜しみなく披露された。  公演は、途中休憩を挟んだ2部構成で行なわれ、名曲「アヴェ・マリア」を歌い終えたサラは、「みなさま、こんばんは」と、流暢な日本語で挨拶。さらに通訳をステージに呼んで、「今日は【クリスマス・シンフォニー】にお越しいただき、どうもありがとうございます。クリスマスは、私にとっても大好きなシーズンです。ここ数年、大変な時期が続いてますが、本日はオーケストラ、バンド、スペシャル・ゲストもいて、とてもきらびやかなコンサートになりますので、どうぞ最後まで楽しんでください」と、会場に集まったファンに語りかけた。  第1部の中盤で、彼女がYOSHIKIをステージに呼びこむと、2人はサラの最新アルバム『HYMN~永遠の讃歌』(2018年)にも収録された「Miracle」で共演し、英語でトークした。 サラ「今夜YOSHIKIさんとステージを共に出来てとてもうれしいです。各国を一緒にツアーしていて、やっとYOSHIKIさんの母国の日本にこれました。YOSHIKIさん来てくれてありがとうございます。光栄です」 YOSHIKI「光栄なのは私です。この素晴らしいツアーに招待してくれてありがとうございます」 サラ「YOSHIKIさん、最初にあったころのことを覚えていますか? もうかなり長い期間一緒にやっていますが」 YOSHIKI「私がハリウッド映画のレポ!のミュージカル・ディレクターでした」 サラ「あれはとてもクレイジーな映画だったけど、YOSHIKIさんが素晴らしかったわ。彼がミュージカル・ディレクターで映画をまとめてくれました。次は皆さんも知っている曲を紹介したいと思います。YOSHIKIさん、皆さんに説明してくれる?」 YOSHIKI「この曲は天皇陛下御即位十年を記念して作曲した曲です」 サラ「何て言う曲なの?」 YOSHIKI「“Anniversary”という曲です」  その後、YOSHIKIは日本語で、「今回のサラの世界ツアーに参加させていただいて、ラスヴェガスとメキシコでも公演を行ってきたんですけれど、こうしてやっと日本に戻ってこられて、とてもうれしく思っています。それでは、これから天皇陛下御即位十年の奉祝曲として作曲させていただいた作品を素晴らしいオーケストラのみなさんと演奏したいと思います」と話し、ソロで自身が作曲した天皇陛下御即位十年の奉祝曲「Anniversary」を披露し、会場に集まったファンを沸かせた。  後半の第2部では、「きよしこの夜」、「アイ・ビリーヴ・イン・ファーザー・クリスマス」などのクリスマス・ソングに加えて、「ピエ・イエス」、「ファントム・オブ・ジ・オペラ(オペラ座の怪人)」、「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」など、ヒット曲を次々と披露して、アンコールの2曲を含めて全31曲をパフォーマンスした。  オーケストラや合唱団、さらには同行しているバック・シンガーのソロなども交えて、一足早いクリスマス気分満載のホリデー・ショーは、会場に集まった4,500人のファンから大喝采を浴びた。  サラは、本日11月25日も東京国際フォーラム ホールAで公演を行う。その後、11月27日には東京ガーデンシアター、さらに名古屋と大阪でもコンサートを開催し、韓国、シンガポール、台湾を回るアジア・ツアーに突入する。  また、テレビ朝日系サッカー放送テーマ・ソング「クエスチョン・オブ・オナー」を歌うことでも知られるサラは、昨日行われたFIFAワールドカップ・カタール2022グループ・リーグ初戦での、対ドイツ戦の日本の勝利について、「驚くべきセンセーショナルな勝利をおさめた日本、おめでとうございます!あなたたちは素晴らしいチームでした」とバックステージでコメントを寄せた。 ◎【サラ・ブライトマン「クリスマス・シンフォニー」 Featuring YOSHIKI Special Guest】 2022年11月24日(木)東京・東京国際フォーラム ホールA <セットリスト> ACT A 1. くるみ割り人形(序曲)Nutcracker (overture)※オーケストラ・オンリー * 2. アヴェ・マリア Ave Maria * (トーク) 3. ベター・イズ・ワン・デイ BETTER IS ONE DAY ** (トーク) 4. ウォーキング・イン・ジ・エアー Walking In The Air ※NARCISとのDUET * 5. オー・ホーリー・ナイトO HOLY NIGHT ※NARCISソロ 6. 月の息子 HIJO DE LA LUNA 7. ラ・ルーナ LA LUNA WELCOME YOSHIKI Miracle ※YOSHIKIと共演 ** (トーク) Anniversary *YOSHIKIソロ (トーク) 8. フォロー・ミー FOLLOW ME ** 9. 主よ、人の望みの喜びよ JESU, JOY OF MAN’S DESIRING 10. コヴェントリー・キャロル Coventry Carol ※合唱団オンリー 11. ウインターライト WINTERLIGHT (トーク) 12. アライヴァル Arrival * 13. GOAT LULLABY ※合唱団オンリー 14. ネッスン・ドルマ (誰も寝てはならぬ)NESSUN DORMA ACT B 1. OVERTURE ※オーケストラ&合唱団オンリー 2. ヒム HYMN *&** (トーク) 3. 夢 SOGNI ※JAYとのデュエット ** 4. HAVE YOURSELF A VERY MERRY CHRISTMAS ※TENORソロ 5. キャロル・オブ・ザ・ベル CAROL OF THE BELLS ※SBとJAYとNARCISの共演 (トーク) 6. コールダー・ザン・ウィンター Colder Than Winter ※GUNTHER GUITAR DUET * 7. きよしこの夜 Silent Night * 8. アイ・ビリーヴ・イン・ファーザー・クリスマス I Believe In Father Christmas * (トーク) 9. ピエ・イエス Pie Jesu ※NARCISとのDUET ※オーケストラ・オンリー * 10. くるみ割り人形(インタールード) Nutcracker (Interlude)※オーケストラ・オンリー * 11. マスカレード MASQUERADE ※オーケストラ&合唱団オンリー 12. ファントム・オブ・ジ・オペラ(オペラ座の怪人)PHANTOM OF THE OPERA ※JAYとのデュエット (トーク) 13. タイム・トゥ・セイ・グッバイ TIME TO SAY GOODBYE ** ENCORES 1. アメイジング・グレイス Amazing Grace * 2. ハッピー・クリスマス(戦争は終った) Happy Xmas (War Is Over) * *最新Blu-ray、DVD『クリスマス・シンフォニー』(2022年)収録曲 **最新アルバム『HYMN~永遠の讃歌』(2018年)収録曲 ◎リリース情報 アルバム『クリスマス・シンフォニー』 2022/11/16 RELEASE <Blu-ray> UIXY-15049 5,500円 (tax incl.) <DVD> UIBY-15136 4,400円(tax incl.) ◎公演情報 【サラ・ブライトマン「クリスマス・シンフォニー」 Featuring YOSHIKI Special Guest】 2022年11月24日(木)東京・東京国際フォーラム ホールA ※公演終了 2022年11月25日(金)東京・東京国際フォーラム ホールA 2022年11月28日(月)愛知・愛知県芸術劇場 大ホール 2022年11月30日(水)大阪・グランキューブ大阪 2022年12月1日(木)大阪・フェスティバルホール INFO: Live Nation Japan https://www.livenation.co.jp/a-christmas-symphony Photo: c Ryota Mori
billboardnews 2022/11/25 00:00
YOSHIKI/HYDE/SUGIZO/MIYAVIがTHE LAST ROCKSTARS結成、2曲のティザー映像公開&日米でデビュー公演決定
YOSHIKI/HYDE/SUGIZO/MIYAVIがTHE LAST ROCKSTARS結成、2曲のティザー映像公開&日米でデビュー公演決定
YOSHIKI/HYDE/SUGIZO/MIYAVIがTHE LAST ROCKSTARS結成、2曲のティザー映像公開&日米でデビュー公演決定  YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIが「世界に旋風を巻き起こす」という志を胸に、新たなバンドTHE LAST ROCKSTARSを結成することが、11月11日に行われた記者会見で発表された。  今回、記者会見では 「THE LAST ROCKSTARS(作詞:YOSHIKI 作曲:YOSHIKI)」と「PSYCHO LOVE(作詞:YOSHIKI/HYDE 作曲:HYDE)」の2曲のティザー動画が公開された。これらの楽曲は近々リリースされる予定だ。  また、2023年1月26日、27日に有明アリーナ、 1月29日、30日に東京ガーデンシアター、2月にニューヨークとロサンゼルスでデビュー公演が開催される。  日本公演のチケットは、先行受付が開始されている。アメリカ公演は、現地時間(米国東部標準時)11日の10時に発売される予定だ。 ◎リリース情報 「THE LAST ROCKSTARS」 「PSYCHO LOVE」 リリース日未定 ◎公演情報 【THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 Tokyo - New York - Los Angeles】 2023年1月26日(木) OPEN 18:00 / START 19:00 2023年1月27日(金) OPEN 18:00 / START 19:00 東京・有明アリーナ チケット:VIPパッケージ 98,000円、SS席 25,000円、S席 17,000円、A席 12,000円 2023年1月29日(日) OPEN 17:00 / START 18:00 2023年1月30日(月) OPEN 18:00 / START 19:00 東京・東京ガーデンシアター チケット詳細:VIPパッケージ 100,000円、 SS席 32,000円、S席 22,000円、A席 15,000円
billboardnews 2022/11/11 00:00
「人生は一回きり」バイク事故で急死した歌手・俳優YOSHIさんが見せた繊細さと信念
福井しほ 福井しほ
「人生は一回きり」バイク事故で急死した歌手・俳優YOSHIさんが見せた繊細さと信念
YOSHIさん(本人のインスタグラムから)  俳優でアーティストのYOSHIさんの運転する大型バイクが11月5日0時過ぎ、トラックと衝突。YOSHIさんは搬送先の病院で死亡した。19歳だった。  YOSHIさんは13歳の頃、当時ルイ・ヴィトンのディレクターだったヴァージル・アブローにその存在を見出され、モデルデビューを果たした。19年にはミュージシャンとしてアルバムをリリースし、映画「タロウのバカ」で演技未経験ながら主役に抜擢。菅田将暉ら実力派俳優に引けを取らない演技が注目を集めた。週刊誌「AERA」でも、同年12月23日号でYOSHIさんを表紙に起用した。  モデルであり、歌手であり、俳優でもある。そして当時のYOSHIさんは、バラエティー番組で大御所芸人にタメ口を使ったことで、ネットで炎上中。まだ16歳でありながら、複数の肩書きや型破りなイメージを持つYOSHIさんをどう捉えるか、調べれば調べるほどわからなくなった。  表紙の撮影では、自由奔放に動き回る。寝転んだり、飛び上がってみたり、最後には脱いだ靴を頬の横につけてみたり。雑誌の表紙を飾るのは初めてだというのに、緊張する様子はまったくない。 YOSHIさん(写真/アフロ)  自然体な姿はインタビュー中も変わらなかった。ただ、想定外だったのは、質問の一つひとつに丁寧な言葉で受け答えし、「タメ口で無礼」という世間のイメージとは真逆だったこと。そう問いかけると、ネットの反応は狙い通りでもあるとして、こう答えていた。 「たとえアンチであっても、興味を持ってもらえないことのほうがつらい。テレビでの僕と実際の僕は変わらないけど、根っこはすごい真面目なんですよ。常に無邪気でバカで、さっきの撮影みたいに『もっとこっちにきてよ!』という自分もいれば、『YOSHI、まっすぐ進むときはいいけど、こっちを超えちゃダメだ』って落ち着いているもう一人の自分もいるんです」  タメ口は使う。だが、「ありがとう」や「よろしくお願いします」といった挨拶も徹底する。芸能界の大御所や大企業の社長であろうが地元の友達であろうが、目の前の人としっかり向き合うことが大切だと考えているようだった。  年上の知り合いが多く、「友達はほとんど30歳以上」だとも話していた。「銭湯で知り合ったじいちゃん」と「企業の偉いじいちゃん」をつないだこともあった。どちらも78歳で、銭湯のじいちゃんは年金をカラオケパーティーで使い切るパワフルな人。病気をして元気がなくなっていた偉いじいちゃんに紹介して、二人は意気投合したという。芸能人同士をつなげるのは簡単だが、まじわることがない人たちをつなぐことで生まれるものがある。そんなYOSHIさんの思いを感じるエピソードだった。 AERA2019年12月23日号で表紙を飾ったYOSHIさん。本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花が撮影した  サブカルチャーが好きな一方で、矢沢永吉やデヴィッド・ボウイにも憧れていた。ただ、「そうなりたい」というよりは、YOSHIという存在を自分でプロデュースしているようでもあった。  YOSHIさんの訃報を聞いたとき、「表現」について話していたことを思い出した。 「よく、『YOSHIさんアーティストなんですね』と言われるけど、みんなアーティストですよ。たとえば会社員の人には、その人なりの経理のやり方がありますよね。それって自分を表現している。僕はその表現を表に立ってやっているにすぎない」 「いくつになっても、偉くなっても、常に謙虚で学ぶ姿勢があって、自分で吸収するんです」 YOSHIさん(写真/アフロ)  そして、人前に立つアーティストとして、「吸収したことを世間に伝える」ことの大切さも話していた。自分の姿や言葉を見て、一人でも元気になってくれる人がいればうれしい、とも。  今後の夢はと聞くと、こうも返ってきた。 「夢はわからないけど、目標はありますよ。嘘のないものを増やしたい。SNSで何でも手に入った気になる今だからこそ、リアルなものを大切にしたいんです。僕、『死と狭間』って言葉がいいと思っていて。常に死ねる覚悟で、毎日を丁寧に生きたほうがいい。明日があるからいいやじゃなくて、明日がないから今どうしようと考える。人生は一回きり。こうしてインタビューしているのも、一つひとつの言葉はもう取り返せないですよね。今この瞬間にどれだけ全力でぶつかれるかというのは、とても大切なことだと思うんです」  そう語ったかと思えば、「すげー汗かいちゃった」「アツくなっちゃった。お腹空いた!」とこぼした。常に全力で、エネルギーに溢れたYOSHIさん。最近は、X JAPANのリーダー・YOSHIKIがプロデューサーを務めるボーイズグループオーディションプロジェクト「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」でボーカルとして合格するなど、新しい挑戦を始めたばかりだった。ご冥福をお祈りいたします。(編集部・福井しほ) YOSHIさん(写真/アフロ) ※AERAオンライン限定記事
AERAオンライン限定YOSHI訃報
AERA 2022/11/06 12:13
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すべては命を救うため──。朝から翌日夕方まで、36時間の連続勤務もざらだった医師たち。2024年4月から「働き方改革」が始まり、原則、時間外・休日の労働時間は年間960時間に制限された。いま、医療現場で何が起こっているのか。医師×AIは最強の切り札になるのか。患者とのギャップは解消されるのか。医師676人に対して行ったアンケートから読み解きます。

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