榎本憲男

榎本憲男

小説家

プロフィール

和歌山県出身。映画会社勤務の後、福島の帰還困難区域に経済自由圏を建設する近未来小説「エアー2.0」(小学館)でデビュー、大藪春彦賞候補となる。その後、エンタテインメントに現代の時事問題と哲学を加味した異色の小説を発表し続ける。「巡査長 真行寺弘道」シリーズ(中公文庫)や「DASPA吉良大介」シリーズ(小学館文庫)など。最新作の「サイケデリック・マウンテン」(早川書房)は、オール讀物(文藝春秋)が主催する第1回「ミステリー通書店員が選ぶ 大人の推理小説大賞」にノミネートされた。新著「エアー3.0」(小学館)発売中。(写真:中尾勇太)

榎本憲男の記事一覧

無国籍言語「Aki語」の歌 小説家が度肝を抜かれた「歌が意味に回収されない」音楽とは?
無国籍言語「Aki語」の歌 小説家が度肝を抜かれた「歌が意味に回収されない」音楽とは?
仕事や家事のとき、音楽をかけると歌詞が気になって作業に集中できない……そんな人はいないだろうか。音楽そのものを楽しみたいときも、日本語だとついついその意味が気になってしまう。小説家の榎本憲男さんもそのひとり。そんな榎本さんが魅せられた「音声だけの歌」を、ご本人のコラムでご紹介します。
dot. 2/12
「さては財務省が……」 森永卓郎氏も警鐘を鳴らしたザイム真理教を「ある」と思う理由
「さては財務省が……」 森永卓郎氏も警鐘を鳴らしたザイム真理教を「ある」と思う理由
日本経済転落の一因は財務省の偏った考え方にあるのではないか……これをネットではカルト教団をモジる形で「ザイム真理教」と表現され、2023年には経済評論家の森永卓郎氏による解説本がヒットした。果たして「ザイム真理教」は日本経済に負の影響を与えているのか? 小説家・榎本憲男さんによるコラム。
ザイム真理教国債
dot. 1/30
「ずっと歌う」と宣言しながら救命救急士の資格を取得 柴田淳の不思議なリスキリング
「ずっと歌う」と宣言しながら救命救急士の資格を取得 柴田淳の不思議なリスキリング
最近よく聞く「リスキリング」。ビジネスパーソンがキャリアアップなどを目的に新たな知識やスキルを取得することを指すが、シンガー・ソングライター・柴田淳さんが選んだ学びは、なんと救命救急。専門学校にも通って国家資格取得を目指したというが……第一線を走るアーティストがなぜ?! 小説家・榎本憲男さんが、柴田さんご本人へのインタビューをもとにコラムをまとめた。
柴田淳
dot. 1/29
「なにより経済」 2024年、3つの選挙を振り返って
「なにより経済」 2024年、3つの選挙を振り返って
2024年には7月に都知事選、11月に衆院選、同じく11月にアメリカ大統領選と、3つの大きな選挙が行われた。その勝利に共通するのは「痛みへの理解」だとするのは、小説家の榎本憲男さん。ご本人によるコラムをお届けする。
都知事選アメリカ大統領選衆院選
dot. 1/8
「小説家に趣味はない。それについて書けば、それは仕事である」榎本憲男
「小説家に趣味はない。それについて書けば、それは仕事である」榎本憲男
音楽、自転車、瞑想(めいそう)……小説を書いていない時間も、さまざまな楽しみをもつ小説家・榎本憲男さん。しかし「それは趣味か?」と聞かれたら、はて……?! 小説家と趣味に関するご本人のコラムをお届けします。(なお、このコラムは趣味ではありません)
趣味小説家
dot. 10/31
安全保障が十八番の石破茂総理 経済政策も任せて大丈夫?
安全保障が十八番の石破茂総理 経済政策も任せて大丈夫?
内閣発足から「戦後最速」といわれる解散を決めた石破茂総理。安全保障が十八番といわれるが、いまの日本には物価高や円安など、経済面での課題も多い。果たして、石破総理はこれまでの経済政策をどう捉えているのか? 経済をテーマにする小説家、榎本憲男さんが、石破氏の著書をもとに読み解く。
石破茂
dot. 10/25
平本蓮選手のドーピング疑惑を晴らすひとつの方法
平本蓮選手のドーピング疑惑を晴らすひとつの方法
7月に行われた総合格闘技「超RIZIN.3」のメインイベントで、勝者である平本蓮にドーピングの疑惑があがった。本人もRIZIN側も記者会見を開いたが、腑に落ちない点もある。どうしたら、これまでのようにスッキリと試合を楽しめるか? 当サイトで格闘技の記事を書いてきた小説家・榎本憲男さんによるコラムをお届けする。
RIZINドーピング平本蓮
dot. 9/21
哲学界のロックスター、マルクス・ガブリエルの倫理資本主義論を聴いて考えたこと
哲学界のロックスター、マルクス・ガブリエルの倫理資本主義論を聴いて考えたこと
哲学界のロックスター、マルクス・ガブリエル氏が去る8月28日、東京大学で講演を行った。ガブリエル氏といえば、6月に発売された『倫理的資本主義の時代』(ハヤカワ新書)が好評のドイツの哲学者。AERA dot.でも以前、本書に関するコラムを執筆した小説家・榎本憲男さんが、講演会をもとに再び資本主義論を展開する。
資本主義コミュニズム倫理マルクス・ガブリエル
dot. 9/13
“CMはスキップ”の時代 物語化する広告と縦型ショートドラマの行方
“CMはスキップ”の時代 物語化する広告と縦型ショートドラマの行方
昨今、タテ型のショート動画が流行している。スマホで手軽に視聴できるから、企業もこぞってタテ型動画をつかった広告宣伝を展開している。だが、結局視聴につながるのはストーリー性があるものだけで……果たして、タテ型動画で物語を表現することはできるのだろうか? 映像業界出身で、現在は小説家として物語を描く榎本憲男さんのコラムをお届けする。
縦型映像榎本憲男広告物語
dot. 8/29
引退発表した格闘家、朝倉未来が本当に守りたかったもの
引退発表した格闘家、朝倉未来が本当に守りたかったもの
格闘家、朝倉未来が引退を表明した。このところ負けが目立っていた朝倉氏の引退を「当然」と見るむきもある一方で、「総合格闘技界全体に影響を与える事件」と評するのは小説家・榎本憲男氏。本人によるコラムをお届けする。
朝倉未来MMA榎本憲男
dot. 8/9
1 2
「仕事×幸せ」の法則

「仕事×幸せ」の法則

【AERA2025年2月17日号(2月10日発売)】 最近、幸せを感じたのはいつですか? お金や地位だけでもなくやりがいだけだけでもない、「客観的Well-being」と「主観的Well-being」のバランスの最適解を探り、自分なりの「幸せの法則」を見つけませんか。

仕事と幸福度
氷河期世代のセカンド就活

氷河期世代のセカンド就活

【AERA dot & AERA2025年2月10日号(2月3日発売)】バブル崩壊後の就職難を経験し、いつの時代も競争にさらされてきた40代半ば~50代半ばの氷河期世代。定年退職後の次なるキャリアを見据えた、いわば「セカンド就活(セカ就)」が迫っています。定年再雇用になると「仕事はそのままで、年収は半分以下」が一定割合を占めるというデータも。今からでも遅くはありません。会社からも社会からも必要とされるキャリアアップをめざす「セカ就」を始めてみましょう。

セカンド就活
最強の英語勉強法

最強の英語勉強法

【AERA 2025年2月3日号】受験も含めてあんなに英語を勉強したのに、ビジネスシーンではまったく話せないという人や、日頃あまり使うことはないけれど、急な海外出張や英語でのプレゼンに直面したときには困るという人もいるのではないでしょうか。ある調査では、日本の英語力は右肩下がりで世界92位まで落ち込んでいるそう。そこで、海外に留学しなくても、短期間で英語力がぐんとアップする多彩な「コスパ・タイパ最強の英語勉強法」をご紹介します。

最強の英語術
カテゴリから探す
ニュース
兵庫・斎藤知事の疑惑でPR会社に強制捜査 告発した教授は「PR会社社長は全面的な捜査協力を」
兵庫・斎藤知事の疑惑でPR会社に強制捜査 告発した教授は「PR会社社長は全面的な捜査協力を」
斎藤元彦知事
dot. 21時間前
教育
「そう来たか! 気づけば小一時間…SNSおすすめ欄アルゴリズムに翻弄される」ジェーン・スー
「そう来たか! 気づけば小一時間…SNSおすすめ欄アルゴリズムに翻弄される」ジェーン・スー
ジェーン・スー
AERA 10時間前
エンタメ
浜崎あゆみ「ものまねタレントと区別がつかない」独特すぎる神々しさの存在感〈 ミュージックジェネレーションきょう〉
浜崎あゆみ「ものまねタレントと区別がつかない」独特すぎる神々しさの存在感〈 ミュージックジェネレーションきょう〉
浜崎あゆみ
dot. 10時間前
スポーツ
名古屋は“巻き返し”狙える補強、開幕へ向け“不安感”あるのは【J1ストーブリーグ通信簿2025】
名古屋は“巻き返し”狙える補強、開幕へ向け“不安感”あるのは【J1ストーブリーグ通信簿2025】
Jリーグ
dot. 11時間前
ヘルス
〈見逃し配信〉ヒートショックの要因にもなるサウナ後の水風呂 専門家が説く正しい入り方とは
〈見逃し配信〉ヒートショックの要因にもなるサウナ後の水風呂 専門家が説く正しい入り方とは
ヒートショック
AERA 2/12
ビジネス
道路陥没事故から見えた“トロッコ問題” 人手不足になる前に社会全体で真摯に向き合うべき 田内学
道路陥没事故から見えた“トロッコ問題” 人手不足になる前に社会全体で真摯に向き合うべき 田内学
田内学の経済のミカタ
AERA 13時間前