

川口穣
ノンフィクションライター、AERA記者
プロフィール
ノンフィクションライター、AERA記者。著書『防災アプリ特務機関NERV 最強の災害情報インフラをつくったホワイトハッカーの10年』(平凡社)で第21回新潮ドキュメント賞候補。宮城県石巻市の災害公営住宅向け無料情報紙「石巻復興きずな新聞」副編集長も務める。
川口穣の記事一覧



新教皇選出 「パパ様」ローマ教皇を決める「コンクラーベ」はなぜ秘密選挙になったのか 聖イグナチオ教会主任司祭が解説
4月21日に亡くなったローマ教皇フランシスコの後継を決める選挙「コンクラーベ」が、日本時間7日夜から始まり、アメリカ出身のロバート・プレボスト枢機卿が第267代の教皇に選出された。「レオ14世」を名乗る。そもそも教皇とはどんな存在なのか。その神秘性からしばしば映画や小説のテーマにもなるコンクラーベとは何なのか。前教皇フランシスコが果たした役割や新教皇に望まれることは。教育史学者として上智学院理事長、聖心女子大学学長、中央教育審議会専門委員などを歴任し、現在は聖イグナチオ教会(東京都千代田区)の主任司祭を務める髙祖敏明神父に聞いた。


「トイレ研究」で東大に入学した“21歳女子学生”の野望 「男性用・女性用以外の“第三のトイレ”を当たり前に」
2016年度から導入された東京大学の学校推薦型選抜(推薦入試)は、今年で10回目の入学者を迎えた。これまでの合格者は全学部合わせて802人。そのうちの一人、原田怜歩(らむ)さん(21、経済学部4年)は、中学生のころから公共トイレの調査・研究に打ち込んできたトイレ研究家だ。いまは「トイレの選択肢を増やす」ことを目標に公共トイレのデータ化、配置の最適化などを東大で研究するかたわら、それを社会実装するための手段として自身でプロデュース会社も経営している。「トイレ」で東大に入った女子学生とは一体どんな人物なのか。




