
新教皇選出 「パパ様」ローマ教皇を決める「コンクラーベ」はなぜ秘密選挙になったのか 聖イグナチオ教会主任司祭が解説
4月21日に亡くなったローマ教皇フランシスコの後継を決める選挙「コンクラーベ」が、日本時間7日夜から始まり、アメリカ出身のロバート・プレボスト枢機卿が第267代の教皇に選出された。「レオ14世」を名乗る。そもそも教皇とはどんな存在なのか。その神秘性からしばしば映画や小説のテーマにもなるコンクラーベとは何なのか。前教皇フランシスコが果たした役割や新教皇に望まれることは。教育史学者として上智学院理事長、聖心女子大学学長、中央教育審議会専門委員などを歴任し、現在は聖イグナチオ教会(東京都千代田区)の主任司祭を務める髙祖敏明神父に聞いた。