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中村千晶

中村千晶

J.S.A. 認定ワインエキスパート

中村千晶の記事一覧

俳優とシェフを経験した監督が、レストランを舞台に業界の問題の核心に迫る
俳優とシェフを経験した監督が、レストランを舞台に業界の問題の核心に迫る ロンドンの高級レストラン。シェフのアンディは多忙と妻子との別居で精神的にギリギリ。そんななかグルメ評論家が来店することになり……。スリリングな展開で、人種やジェンダー差別、低賃金労働などの問題も描く。──。連載「シネマ×SDGs」の13回目は、シェフ経験を持つフィリップ・バランティーニ監督が、レストランの舞台裏をワンショットで撮影した『ボイリング・ポイント/沸騰』について話を聞いた。
重江良樹監督「子どもは何でも自分でやる環境があれば自分の足で育っていける」
重江良樹監督「子どもは何でも自分でやる環境があれば自分の足で育っていける」 川崎市子ども夢パーク、通称「ゆめパ」。公設民営の施設で利用は無料。約1万平方メートルの広大な敷地に、親と遊びにくる子もいれば、学校に行っていない子もやってくる。泥んこになって遊び、物づくりをし、自由に学ぶ。家庭でも学校でもない子どもたちの「居場所」がここにある──。連載「シネマ×SDGs」の12回目は、子どもたちの自然な姿をとらえた『ゆめパのじかん』の重江良樹監督について話を聞いた。
在日社会でもタブーだった「済州4・3事件」描くヤン ヨンヒ監督最新作 家族の壮絶な体験をときにユーモラスに表現
在日社会でもタブーだった「済州4・3事件」描くヤン ヨンヒ監督最新作 家族の壮絶な体験をときにユーモラスに表現 大阪でひとり暮らす母が突然語り始めた70年前の壮絶な体験。それは韓国現代史最大のタブーと言われる「済州4・3事件」だった。在日コリアン2世のヤン ヨンヒ監督が母との日々などをユーモラスにちりばめながら、家族のイデオロギーの「もと」になった事件を探ってゆく──。連載「シネマ×SDGs」の10回目は、自身と家族の物語を描いてきたヤン ヨンヒ監督に、最新作『スープとイデオロギー』について話を聞いた。
14歳で誘拐され1日の労働は20時間 知られざる水産大国の闇を映画に
14歳で誘拐され1日の労働は20時間 知られざる水産大国の闇を映画に あなたが口にしているシーフードは「海の奴隷」がとったものかもしれない。世界有数の水産大国・タイでは、漁船で奴隷労働をさせられている人々がいる。地獄のような日々から彼らを救おうとする活動家パティマ。本作はその航海を追ったドキュメンタリーだ──。連載「シネマ×SDGs」の9回目は、命がけのレスキューに同行し撮影したシャノン・サービス監督に話を聞いた。
コーダから学ぶ他者への理解 気づきを得れば、人と人との間のバリアーが解除される
コーダから学ぶ他者への理解 気づきを得れば、人と人との間のバリアーが解除される 耳の聞こえない親から生まれた耳の聞こえる子どもたち、コーダ(CODA=Children Of Deaf Adults)。家では手話、外では口話を話すコーダたちは、どちらの世界にも馴染めない。米国で暮らすそんな子どもたちを3年間追ったドキュメンタリー──。連載「シネマ×SDGs」の8回目は、米カリフォルニアでコーダに取材し、映像化した松井至監督に話を聞いた。
料理は“楽しく適当に!”母に背中押され、魚料理を強みに 料理家・栗原友
料理は“楽しく適当に!”母に背中押され、魚料理を強みに 料理家・栗原友 料理家、栗原友。料理は「思いっきり適当につくってください」と、栗原友は勧める。もっと楽しく、自由に。それは、自身の生き方でもある。母は栗原はるみで、料理家として恵まれたスタートを切った。けれども魚がさばけず、鮮魚店で修業し、強みに変えた。がんをきっかけに髪をピンクに染めた。自分の好きなように生きていきたい。人生はレシピ通りにはいかないから、おもしろい。
「母さんとは違う恋愛結婚がしたかった。でも、もう遅い」 アフガニスタンの女性の不自由を訴える
「母さんとは違う恋愛結婚がしたかった。でも、もう遅い」 アフガニスタンの女性の不自由を訴える 妊婦のハヴァは夫と義父母の世話に追われている。ニュースキャスターのミリアムは浮気性の夫との別れを決意し、結婚を控えた18歳のアイーシャはある秘密を抱えていた──。新連載「シネマ×SDGs」の6回目は、現代アフガニスタン女性のリアルを現地の女優を起用した「明日になれば~アフガニスタン、女たちの決断~」を描く、難民2世のサハラ・カリミ監督に話を聞いた。
ドキュメンタリー映画が公開されたオードリー・ヘプバーン 息子が語る「母が築いた新しい女性像」
ドキュメンタリー映画が公開されたオードリー・ヘプバーン 息子が語る「母が築いた新しい女性像」 スクリーンの妖精、永遠のファッションアイコンとして輝き続けるオードリー・ヘプバーン。幼少期の戦争体験、2度の結婚と離婚、そしてユニセフ国際親善大使となるまでの素顔を映した──。新連載「シネマ×SDGs」の5回目は、オードリー・ヘプバーンのドキュメンタリー『オードリー・ヘプバーン』に全面協力した息子ショーン・ヘプバーン・ファーラーを直撃した。

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