舞台は中絶が違法だった時代のフランス 思わぬ妊娠で壮絶な経験をした作者の自伝的小説を映画化 1960年代、中絶が違法だった時代のフランス。優秀な大学生アンヌ(アナマリア・ヴァルトロメイ)は思わぬ妊娠をする。医師に「堕胎に加担したら刑務所行きだ」と拒絶され、自力でなんとかしようとするが──。連載「シネマ×SDGs」の30回目は、今年のノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノーの自伝的小説を映像化した「あのこと」のオードレイ・ディヴァン監督に話を聞いた。 シネマ×SDGs 12/4
四季折々の風景と食 生きる豊かさを描く映画『土を喰らう十二ヵ月』 長野の山里に一人暮らす作家・ツトム(沢田研二)。畑を耕し、山で旬の食材をとって料理を作る。ときおり東京から恋人の真知子(松たか子)が訪ねてくる。そんな日々にある変化が──。連載「シネマ×SDGs」の28回目は、作家・水上勉の料理エッセイをもとに「喰らうは生きる」の精神を四季折々の風景とともに捉えた『土を喰らう十二ヵ月』の中江裕司監督に話を聞いた。 シネマ×SDGs 11/20
フランス・ブルゴーニュのワイン造りを3年かけ映画にした「ソウル・オブ・ワイン」 フランス・ブルゴーニュ地方。ロマネ=コンティをはじめ世界最高峰のワインを生み出す土地でワイン造りをする人々の1年を、静かに見つめたドキュメンタリー。謙虚に自然と向き合い、その精神を次世代へ継承する生産者たちの姿と言葉が「ワインは生きている」ことを教えてくれる──。連載「シネマ×SDGs」の27回目は、「ソウル・オブ・ワイン」のマリー=アンジュ・ゴルバネフスキー監督に話を聞いた。 シネマ×SDGs 11/13
AIと暮らす未来描く「アフター・ヤン」 監督が考える偏見、先入観、差別が生まれるサイクルと人類のジレンマ 少し先の未来。ジェイク(コリン・ファレル)は、妻と中国系の養女ミカ、そして大切な家族である家庭用ロボットのヤン(ジャスティン・H・ミン)と暮らしている。が、ある日突然ヤンが動かなくなってしまう。修理をしようとしたジェイクはヤンに隠されたある秘密を知る──。連載「シネマ×SDGs」の25回目は、映画「アフター・ヤン」のコゴナダ監督に話を聞いた。 シネマ×SDGs 10/30
仕事が終わらないタイムループ! 竹林亮監督による、自分を俯瞰で見る新感覚ムービー『MONDAYS』 また月曜日がやってきた。小さな広告代理店で働く吉川(円井わん)は「この仕事が終わったら大手代理店に転職する」と野望を持ちつつ、日々仕事に追われている。そんなある日、吉川は2人の後輩から告げられる。「僕たち、タイムループしています!」──。連載「シネマ×SDGs」の24回目は、共感度100%&予測不能な新感覚ムービー『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』の竹林亮監督に話を聞いた。 10/23
ダイアナ元妃は「自分らしさを封じられた」1人の女性 現代を生きる我々にも共感できる ダイアナ元妃の没後25年を迎えた今年、クリステン・スチュワートが主演する映画「スペンサー ダイアナの決意」が公開される。36歳で生涯を閉じた彼女の物語が、我々に問いかけるものとは。AERA 2022年10月10-17日合併号の記事を紹介する。 10/11
ダイアナ元妃の人生がいま問いかけるもの SNS時代「公人と私たちの関係」に問題提起 エリザベス女王の逝去、チャールズ新国王即位で注目の英王室。そんななかダイアナ元妃にまつわる2本の映画が公開される。36歳で生涯を閉じた彼女の物語が、我々に問いかけるものとは。AERA 2022年10月10-17日合併号の記事を紹介する。 10/10
アイスランドの牧場で生まれた羊ではない「何か」 世界が騒然としたネイチャー・スリラー アイスランドの人里離れた土地で暮らす羊飼いの夫婦。ある日、一頭の羊から羊ではない「何か」が生まれた。衝撃を受けながらも、夫婦は自分たちの子どものように「それ」を受け入れるのだが……。連載「シネマ×SDGs」の22回目は、カンヌ国際映画祭をはじめ世界を騒然とさせた禁断のネイチャー・スリラー『LAMB/ラム』のヴァルディミール・ヨハンソン監督に話を聞いた。 10/2
同じアパートに住む3つの家族を描いた映画「3つの鍵」 孤独に生きるつらさと難しさが身に染みる ある夜、ローマの高級住宅街のアパートの1階に車が突っ込む。運転していたのは3階に住む裁判官夫婦の息子。2階に住む孤独な妊婦は陣痛がはじまり、1階に住む夫婦は仕事のため隣人に幼い娘を預けた。事故をきっかけに、扉の向こうの隣人たちの運命が交差していく──。連載「シネマ×SDGs」の21回目は、俳優、プロデューサー、映画館経営者でもある「3つの鍵」のナンニ・モレッティ監督に話を聞いた。 シネマ×SDGs 9/25
「両親の免許返納」に待ったの声? パニックで「認知機能検査」失敗も ある日、ポストに入っていた「免許更新のお知らせ」のハガキ。──そうか、もうそんな時期か。いや待てよ? 「認知機能検査・高齢者講習」って書いてあるけど、なんだこりゃ?──現在、75歳以上の免許更新時に義務づけられている「認知機能検査」と「高齢者講習」。テストなのか? 合格しないと免許返納?と慌てる前に、まずはしっかり準備をしよう。 9/21 週刊朝日
〈先週に読まれた記事ピックアップ〉102歳現役美容部員「何より自分のご機嫌をとる」 長生きと健康のためにいちばん大切なことは「今を楽しく」 ポーラ美容部員100歳メイク堀野智子102歳、今より元気に美しく長生き健康美容朝日新聞出版の本 6/12