「韓流スターもいいけれど、リアルに恋できる人もいいんじゃない?」 主人公は75歳、作者の体験を反映した一冊『最後のひと』 AERAで連載中の「この人この本」では、いま読んでおくべき一冊を取り上げ、そこに込めた思いや舞台裏を著者にインタビュー。 1/30
娘を取り戻すために闘う母の執念 メキシコで多発する“誘拐ビジネス”の闇に迫った「母の聖戦」 メキシコ北部に暮らすシングルマザーのシエロ(アルセリア・ラミレス)の10代の娘が、犯罪組織に誘拐された。元夫と身代金を支払うが、娘は帰らない。シエロは一人、闘いをはじめる──。連載「シネマ×SDGs」の36回目は、メキシコで多発する「誘拐ビジネス」の闇に迫った作品。実在のモデルが衝撃的な結末を迎えている「母の聖戦」のテオドラ・アナ・ミハイ監督に話を聞いた。 シネマ×SDGs 1/22
「モリコーネ 映画が恋した音楽家」監督が明かす 成功の裏にあった映画音楽への葛藤 数々の映画音楽を手がけた巨匠エンニオ・モリコーネ。2020年に91歳で亡くなった彼のすべてを捉えた「モリコーネ 映画が恋した音楽家」が公開される。映画の名シーンとともに、彼の人生を振り返ろう。(フリーランス記者・中村千晶) 映画 1/21 週刊朝日
障害も、アイデアと行動力で「できる」に変える ドキュメンタリー映画「チョコレートな人々」 愛知県豊橋市にある「久遠チョコレート」。2014年にオープンし、いまや全国に50以上の拠点を持つ人気店だ。約570人の従業員のうち6割は心や体に障害がある──。連載「シネマ×SDGs」の35回目は、多様な人々が「しっかり稼ぐことができる」職場作りを目指してきた代表・夏目浩次さんを20年追い続ける監督によるドキュメンタリー「チョコレートな人々」の鈴木祐司監督に話を聞いた。 シネマ×SDGs 1/15
“見えない存在”にされていた隣町の団地に暮らす青年から伝わるリアルな現実 映画「ファミリア」 陶器職人の神谷(役所広司)は海外で働く息子(吉沢亮)と、息子が現地で出会った妻の結婚を祝福していた。あるとき神谷は偶然、隣町の団地に暮らす在日ブラジル人青年と関わりを持つようになる──。連載「シネマ×SDGs」の34回目は、自身の父や故郷への想いを物語に綴った「ファミリア」の脚本家のいながききよたかさんに話を聞いた。 シネマ×SDGs 1/9
2022年は映画5本、ドラマ4本に出演の岸井ゆきの 名だたる監督が起用する表現力のすごさ 俳優、岸井ゆきの。あの日の山手線で、運命の扉が開いた。17歳でこの世界に飛び込み、何年も“大勢のうちのひとり”を演じてきた。オーディションに落ち続けても、演じることを手放さなかった。そして2022年だけで映画5本、ドラマ4本に出演。かわいくて、ちょっと不機嫌そうで、どこにでもいそうで、ときに痛々しいほどにリアル。そんな佇まいがいま、時代に求められている。 現代の肖像 1/8
役所広司が感じた日本の衰退「他人の痛みを感じる人間を育てなければ」 日本のある地方都市を舞台に、国籍の違いや血のつながりを超えて“家族”になろうとする人々を描いた「ファミリア」。実際の事件に触発された内容には、日本に20万人以上いる在日ブラジル人たちの実情も織り込まれている。主役の役所広司さんに聞いた。 映画 12/23 週刊朝日
共通するのは“相手への信頼” 両耳が聞こえないプロボクサーを描く「ケイコ 目を澄ませて」 ケイコ(岸井ゆきの)はプロボクサー。下町の小さなボクシングジムで鍛錬を重ね、アルバイトをしながらリングに立つ。生まれつき両耳が聞こえない彼女をジムの会長(三浦友和)らは静かに見守り、育てているが──。連載「シネマ×SDGs」の32回目は、元プロボクサー・小笠原恵子さんをモデルにし世界の映画祭で絶賛された「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督に話を聞いた。 シネマ×SDGs 12/18
「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」監督も猫好き 「本物の愛」感じる瞬間 かの夏目漱石にもインスピレーションを与えたという“ネコ画家”ルイス・ウェイン。その人生を描いた映画「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」が全国で公開中だ。監督のウィル・シャープさん(36)は日本にルーツを持ち、俳優としても活躍している。ネットでは“松ケン(松山ケンイチさん)”似のルックスも話題だ。映画のなりたち、猫への愛、そして自身についても語ってもらった。 映画 12/16 週刊朝日
〈先週に読まれた記事ピックアップ〉102歳現役美容部員「何より自分のご機嫌をとる」 長生きと健康のためにいちばん大切なことは「今を楽しく」 ポーラ美容部員100歳メイク堀野智子102歳、今より元気に美しく長生き健康美容朝日新聞出版の本 6/12