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中村千晶

中村千晶

J.S.A. 認定ワインエキスパート

中村千晶の記事一覧

子ども同士の差別から社会情勢を垣間見る映画「アルマゲドン・タイム ある日々の肖像」
子ども同士の差別から社会情勢を垣間見る映画「アルマゲドン・タイム ある日々の肖像」 1980年代のニューヨーク。12歳のポールはユダヤ系アメリカ人の中流家庭の末っ子。PTA会長を務める母、働き者の父、優秀な兄、そして大好きな祖父(アンソニー・ホプキンス)に囲まれてわんぱくに育っている。新学期、ポールは黒人生徒ジョニーと親しくなるが──。ミア・ハンセン監督の実体験に基づく物語「アルマゲドン・タイム ある日々の肖像」。ハンセン監督に見どころを聞いた。
病におかされても個性は消えない 記憶と視力を失いつつある父との日々を描いた話題作「それでも私は生きていく」
病におかされても個性は消えない 記憶と視力を失いつつある父との日々を描いた話題作「それでも私は生きていく」 パリに暮らすサンドラ(レア・セドゥ)は夫を亡くした後、通訳をしながら8歳の娘を育てている。彼女の日課は父のアパートを訪ねること。哲学の教師だった父はアルツハイマー病に由来する神経変性疾患で、記憶と視力を失いつつあった──。連載「シネマ×SDGs」の51回目は、脚本も手がけたミア・ハンセン=ラブ監督の父への想いをベースに生まれた映画「それでも私は生きていく」。ミア・ハンセン監督に見どころを聞いた。
70歳のアクションスター、リーアム・ニーソン アルツハイマー病の殺し屋を演じて得た境地
70歳のアクションスター、リーアム・ニーソン アルツハイマー病の殺し屋を演じて得た境地 映画「シンドラーのリスト」などで知られる演技派俳優のリーアム・ニーソンさん(70)。50歳を過ぎてからアクション作品への出演が増え、人生の苦みと渋みをたたえた”大人のヒーロー像“で数々のヒット作を生み出してきた。最新作「MEMORY メモリー」(5月12日公開)では、なんとアルツハイマー病を発症した殺し屋を演じている。どんな思いで演じたのか。
モンゴルの「いま」と、女性の外面と内面の美しさを描く映画「セールス・ガールの考現学」
モンゴルの「いま」と、女性の外面と内面の美しさを描く映画「セールス・ガールの考現学」 モンゴルの大学に通うサロールは、ケガをしたクラスメートに代わってアダルトグッズショップでバイトをすることになる。大人のオモチャを買いにくる客に対応し、オーナーの謎めいた女性カティアと交流するうちに、サロールに変化が訪れる──。モンゴルの「いま」を切り取った話題作。連載「シネマ×SDGs」の50回目は、映画「セールス・ガールの考現学」のジャンチブドルジ・センゲドルジ監督に見どころを聞いた。
撮影後、ロシア軍に殺害された監督の遺志を継ぎ完成 ドキュメンタリー「マリウポリ 7日間の記録」
撮影後、ロシア軍に殺害された監督の遺志を継ぎ完成 ドキュメンタリー「マリウポリ 7日間の記録」 昨年3月にウクライナ・マリウポリに入ったマンタス・クヴェダラヴィチウス監督によるドキュメンタリー「マウリポリ 7日間の記録」。戦闘シーンなどなしに爆撃音のなかで暮らす人々の営みを、静かに描き出す。撮影後、ロシア軍に殺害された監督の遺志をフィアンセだった助監督や、ナディア・トリンチェフプロデューサーらが継いで完成した。連載「シネマ×SDGs」の48回目は、本作への思いをナディアプロデューサーに聞いた。
最愛の恋人を無くした悲しみ、そして贖罪 映画「ザ・ホエール」で描く、過食に走ったある男の物語
最愛の恋人を無くした悲しみ、そして贖罪 映画「ザ・ホエール」で描く、過食に走ったある男の物語 チャーリー(ブレンダン・フレイザー)は体重272キロの中年男性。最愛の恋人アランを亡くしてから過食に走り、いま健康に問題を抱えている。余命を悟った彼は8歳で別れたきりの娘のエリーを呼び寄せ、関係を修復したいと願うが──。連載「シネマ×SDGs」の47回目は、第95回米アカデミー賞主演男優賞を受賞した「ザ・ホエール」のダーレン監督に話を聞いた。
人前に立ち人が喜ぶことが好きな妻、がんばっている人を応援するのが好きな夫
人前に立ち人が喜ぶことが好きな妻、がんばっている人を応援するのが好きな夫 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2023年4月10日号では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでクルーとして働く谷村未菜実さん、「部活のみかた」で就活支援・企業営業を担当する谷村謙一さん夫婦について取り上げました。
コロナ禍で孤立した人々へ マーク・フォースター監督が映画「オットーという男」で描く有効なコミュニケーションの形
コロナ禍で孤立した人々へ マーク・フォースター監督が映画「オットーという男」で描く有効なコミュニケーションの形 オットー(トム・ハンクス)は町内の嫌われ者。近所をパトロールしては、ゴミ出しや駐車に文句を言っている。孤独な彼は自ら人生を終わらせる決意をするが、向かいに騒がしい一家が引っ越してきて──。連載「シネマ×SDGs」の45回目は、スウェーデンのベストセラー小説&本国で映画化された「幸せなひとりぼっち」が原作である「オットーという男」のマーク・フォースター監督に話を聞いた。
“エブエブ旋風”で新たな時代に入ったアカデミー賞 背景には“白すぎるオスカー”への抗議も
“エブエブ旋風”で新たな時代に入ったアカデミー賞 背景には“白すぎるオスカー”への抗議も 「女性のみなさん、もう誰にも『全盛期を過ぎた』なんて言わせないで」。アジア系として初の主演女優賞に輝いたミシェル・ヨーは、壇上で力強くそう語った。日本時間3月13日に行われた第95回米アカデミー賞授賞式はドラマに彩られていた。AERA 2023年3月27日号の記事を紹介する。

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