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中島晶子

中島晶子

AERA編集者

プロフィール

ニュース週刊誌「AERA」編集者。「AERA」とアエラ増刊「AERA Money」の編集担当。投資信託、株、外貨、住宅ローン、保険、税金などの経済関連記事を20年以上編集。NISA、iDeCoは制度開始当初から取材。月刊マネー誌編集部を経て現職

中島晶子の記事一覧

勝間和代流「人生を幸せにするお金のレシピ」とは?
勝間和代流「人生を幸せにするお金のレシピ」とは? 経済評論家として大人気の勝間和代さん。最近は経済のみならず、ストレスフリーで自由な人生を目指すための簡単なコツを100個も収録した『圧倒的に自由で快適な未来が手に入る! 勝間式ネオ・ライフハック100』がベストセラーになっている。  ここで、アエラ増刊「AERA Money」に勝間さんが執筆した、お金に対する考え方の一部を紹介しよう。タイトルは「お金は人生をどう彩るかを自分で決める絵の具です」。 ◇◇◇  こんにちは、勝間和代です。これから『AERA Money』で定期的に、自分を幸せにするためのお金の話をしていきたいと思います。 私たちは自分でできること以外は原則としてほとんどすべて、他の人の手を借りなければなりません。他の人の手を借りるとき、たいてい必要になるのが「お金の支払い」です。 そして私たちは人の手を借りるために必要なお金を、逆に人のお役に立つことで報酬として得て、お金を循環させています。ある意味、お金の循環というのはお互いの人生の交換であるといえるでしょう。 自分の人生を誰と一緒にどのようにつくり上げていくかという「絵」を描くとき、「どの人からお金をもらって、そのお金を誰と使うのか」ということを考えながら全体のスケッチやデザインをしていかなければなりません。 お金を稼ぐときも、不本位な稼ぎ方をしてしまうとその絵が汚れてしまいます。また、お金を使うときにも、やはり濁りのない自分の好みの色で描きたいものです。 そうやって考えると、単に「安いから」とか「みんなが持っているから」といった理由でモノやサービスを買うのは、ばからしいと思うようになります。また、ある程度は収入があったほうが好きな色で好きな絵を描けるようになります。 私たちが他の人から収入を得るときにも、しっかりと美しい色を相手に渡し、「相手の絵をよりすばらしいものにできないか」ということを考えたいものです。その人の人生に参加するわけですから。 自然界にはお互いが共生してエコシステムを作り上げ、中長期的にいろいろな生物が繁栄できるような仕組みがたくさんあります。お金も全く同じです。私たちは酸素や食べ物の代わりにお金を交換することで、お互いをより幸せにする方法を模索しているといえるのではないでしょうか。 お金をたくさん稼ぐことについても、「自分以外の人をたくさん幸せにすることができれば、その結果としてお金がついてくる」と考えましょう。そうすれば、自分の収入を上げるためのヒントが見つかると思います。 ――続きはアエラ増刊『AERA Money 今さら聞けない投資信託の基本』でーー (文・勝間和代 編集・中島晶子)
1位はニッセイの爆安投資信託! 先進国株式ファンド人気ランキング
1位はニッセイの爆安投資信託! 先進国株式ファンド人気ランキング 経済が新型コロナウイルスで大打撃を被っているのに、アメリカをはじめとする先進国の株式は崩れない。初心者がはじめての資産運用として買うことの多い投資信託でも、ダントツ人気は先進国の株式に投資する「先進国株式ファンド」だ。 アエラ増刊「AERA Money今さら聞けない投資信託の基本」では、アメリカ、イギリス、ドイツなどの先進国に投資するファンドの純資産総額(投資家から集まった金額の合計)を徹底調査し、多い順にランキングした。 純資産総額が大きいファンド=人気があるファンドと考えて差し支えない。見事1位に輝いたのは、ニッセイアセットマネジメントの「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」だ。 2位は三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」。いずれも純資産総額は4ケタ億円の大台に乗せている。 関心するのは、見事に信託報酬が0.1023%と激安な投信がトップ2になっていること。個人も、いざ買うとなったらコストをきっちり調べて安いものを選んでいるのである。 それにしても、先進国の株価は本当に今後も有望なのだろうか。株価が実体経済からカイ離していることに対する違和感を唱える人も多く、「バブルではないか」という発言も絶えない。 この疑問に対し、マネックス証券執行役員 チーフ・ストラテジストの広木隆さんは即答した。 「そもそもマーケットは常に実体経済より一歩先の反応をするのが大前提です。金融業界では『織り込む』という言葉を使います。この先の回復をマーケットが見込んでいれば株価は高値を保ち続けるし、不安要素が出ればとたんに暴落する。どんな識者より正確に将来を見通すのが『ミスター・マーケット』です。その意味で私は先進国株式全般に強気の判断をしています」 なお先進国株式ファンドというネーミングでも、中身の70%近くは米国株。続いてイギリス、フランス、スイスなどの株が3~4%の割合で組み入れられている。 (構成/大場宏明、新藤良太、編集部・中島晶子、伊藤忍) ※アエラ増刊『AERA Money 今さら聞けない投資信託の基本』の記事に加筆・再構成

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