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ビジネス

スタンフォード留学で自信を失った東電エリート社員が“絶対的自信”と“処世術”を手に入れるまで
スタンフォード留学で自信を失った東電エリート社員が“絶対的自信”と“処世術”を手に入れるまで なぜ、スタンフォードは常にイノベーションを生み出すことができ、それが起業や社会変革につながっているのか? 書籍『未来を創造するスタンフォードのマインドセット イノベーション&社会変革の新実装』では、スタンフォード大学で学び、現在さまざまな最前線で活躍する21人が未来を語っている。本書より一部を抜粋・再編して、東京電力の社内ベンチャー、株式会社アジャイルエナジーXの立岩健二氏がスタンフォードで学び、保守的な大企業で社内ベンチャーを立ち上げるまでの道のりを紹介する。
「安いニッポン」脱却できるか?賃上げは今がチャンス “物価のプロ”渡辺努・東大教授に聞く
「安いニッポン」脱却できるか?賃上げは今がチャンス “物価のプロ”渡辺努・東大教授に聞く インフレによる値上げラッシュが、家計を圧迫し続けている。しかし、「値上げ=悪」とする言説に異を唱えるのが渡辺努・東京大学大学院経済学研究科教授だ。昨年10月に出した『世界インフレの謎』(講談社現代新書)は異例のヒットを記録し、日本銀行の新総裁に就任する植田和男氏の元同僚でもある。そんな渡辺氏は「インフレは日本の希望にもなる」と言い切る。その真意を聞いた。

この人と一緒に考える

矢野顕子が宇宙飛行士・野口聡一と共作でアルバムを出した理由 「宇宙を考えることは、生きることにつながっている」
矢野顕子が宇宙飛行士・野口聡一と共作でアルバムを出した理由 「宇宙を考えることは、生きることにつながっている」 宇宙飛行士の野口聡一が、宇宙でのミッション中に書いた14編の詞を、矢野顕子がピアノの弾き語りで歌にする――。大の宇宙好きとして知られる矢野が、「何が何でも、絶対に実現させたかった」というこのプロジェクトにかけた思いとは。
3人の子どもに「お母さんはやっぱり勉強したい」 主婦から大学教授になった石川幹子さんの分岐点
3人の子どもに「お母さんはやっぱり勉強したい」 主婦から大学教授になった石川幹子さんの分岐点 東京の明治神宮外苑に根をおろした約1000本の樹木を伐採する開発計画に、学者として敢然と異を唱えた中央大学研究開発機構教授の石川幹子さんは、26歳で結婚した。義父母と同居して「嫁」の役割を果たしつつ3人の子を産んでから、学者になろうと志す。
神宮外苑再開発に「何かおかしい」と図面を片手に学術調査、女性都市環境学者の原点 中国、ブータン、東日本大震災復興でコモンズ再生を実践
神宮外苑再開発に「何かおかしい」と図面を片手に学術調査、女性都市環境学者の原点 中国、ブータン、東日本大震災復興でコモンズ再生を実践 東京の明治神宮外苑に根をおろした約1000本の樹木を伐採する開発計画に、学者として敢然と異を唱えたのが中央大学研究開発機構教授の石川幹子さんだ。昨年1月に自ら現地を調べ、伐採本数を突き止めて発表したら反対運動に火がつき、12万を超える署名が集まった。
「このお値段は本日まで!」テレビショッピングで買っちゃうカラクリ 「4つの効果」に乗せられている
「このお値段は本日まで!」テレビショッピングで買っちゃうカラクリ 「4つの効果」に乗せられている テレビショッピングは、番組のアピールが成功したかどうかがすぐわかり、売り上げに直結する、評価がシビアに問われるビジネスだ。放送直後から受付電話が鳴り続ければ、番組での商品紹介が「よかった」と評価される一方、何も起こらなければ「悪かった」とされる。番組のつくり方の良しあしが即座に結果として表れるのだ。
「無料お試し」のはずが、いつしかお金を払っていた……知っておきたい「無料」で儲かる仕組み
「無料お試し」のはずが、いつしかお金を払っていた……知っておきたい「無料」で儲かる仕組み 最初は無料で商品を手に入れていたのに、気づくとお金を払っていた……。そんな経験がある人は少なくないだろう。人は「0か100か」を特に重視し、敏感に反応する。無料(=0円)は強い魅力だから、企業がこの心理を活用するのは当然だ。『今さら聞けない 行動経済学の超基本』(橋本之克・著)から、「無料」がもたらす「確実性効果」と企業が儲かる仕組みについて学びたい。

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    「一国の主にならないと」と1人目の夫が後押し 同志社大教授、女性生命科学者64歳の人生ドラマ
    「一国の主にならないと」と1人目の夫が後押し 同志社大教授、女性生命科学者64歳の人生ドラマ 同志社大学生命医科学部教授の野口範子さんは、生命科学者として体の中の活性酸素の研究を続けつつ、「サイエンスコミュニケーター養成副専攻(SC副専攻)」を2016年にスタートさせた。「理系の学生にコミュニケーションのノウハウを教えるのではなく、理系と文系の学生が一緒に社会における科学の問題を議論する場を作りたかった」。周囲の理解が乏しくてもやり抜くことができたのは、子育てと研究の両立に苦闘する中で、持って生まれた胆力がさらにパワーアップされたからなのかもしれない。(聞き手・構成/科学ジャーナリスト・高橋真理子)
    元日テレ桝太一アナを“スカウト”した女性生命科学者64歳の行動力 STAP細胞事件で「やらねば」
    元日テレ桝太一アナを“スカウト”した女性生命科学者64歳の行動力 STAP細胞事件で「やらねば」 日本テレビのアナウンサーだった桝太一さんが退社して、京都にある同志社大学ハリス理化学研究所の専任研究所員になるという2022年春のニュースは世間を驚かせた。科学コミュニケーションについて研究したいという理由も意外だった。
    「1日100円」「1カ月3000円」保険に入るならどっち? 売り手が仕掛ける「フレーミング効果」に惑わされない
    「1日100円」「1カ月3000円」保険に入るならどっち? 売り手が仕掛ける「フレーミング効果」に惑わされない 人は物事を全方位から把握するのではなく、一つの枠を通して見るかのように一面的な見方をするのが普通だ。同じ対象でも見え方が変われば異なる受け取り方をし、判断が変わることもある。この心理的バイアスが、「フレーミング効果」だ。

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