
「朝日新聞出版の本」に関する記事一覧


“学校の成績が悪い=「誰にでもできる簡単な仕事」しかできない”の構造は本当なのか? 勅使川原真衣さん+鈴木大介さんスペシャル対談
今年1月刊行された『格差の“格”ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性』(朝日新聞出版)。昨年11月に刊行された『貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」』(幻冬舎)。ともに「働くこと」をテーマにしながら、前者はモチベーションや自立、成長、ひいては『能力主義』の是非を論じ、後者は能力主義の労働市場から脱落することによる『貧困』について迫った本だ。 それぞれの著者、勅使川原真衣さんと鈴木大介さんが、三省堂書店神保町本店で刊行を記念しての対談を4月18日、三省堂神保町本店で実現。労働観から、より良い社会への展望まで、忌憚なく語り合った。

102歳現役美容部員が愛する“甘じょっぱい味” イワシのゴマ漬けを自分流にアレンジする理由
「甘じょっぱい味が、やっぱり好きなのよね」。そう語るのは、ギネス認定・102歳の現役美容部員、堀野智子さん。毎日の食卓に並ぶ常備菜の中でも、とりわけお気に入りなのが「イワシのゴマ漬け」。妹が送ってくれるこの一品に、堀野さんがひと工夫を加えることで、ただの保存食が“お茶うけ”にも“おやつ”にも変身します。 そんな堀野流アレンジの秘密と、「人に喜んでもらえるのがうれしい」という姿勢に、長寿と元気の秘訣が見えてきます。堀野さんの最新刊『102歳、今より元気に美しく』(朝日新聞出版)から一部を抜粋・加筆再編集して公開します。


「マーケティングの科学」は新たなバイブル マーケター足立光氏が見たバイロン・シャープ、そしてこれからのマーケターに求められる資質と仕事
P&G、日本マクドナルドなどを経て、現在ファミリーマートのエグゼクティブ・ディレクターとして、CMO 兼 マーケティング本部長、CCRO 兼 デジタル事業本部長を務める足立光さん。 ロングセラーとなっているバイロン・シャープの『ブランディングの科学』発売時から注目し、2025年4月に発売された新刊『マーケティングの科学 セオリー・エビデンス・実践で学ぶ世界標準の技術』もいち早くレビュー。伝説のマーケターがおすすめする同書のポイント、そして現代のマーケターに求められる「資質」を解説する。



102歳現役美容部員「脳と指先の元気が一番」 編み物は健康長寿の役に立つ!?
「編み物が、私の脳と心と指先を元気にしてくれるんです」──ギネス認定・102歳の現役美容部員、堀野智子さんの“手仕事ライフ”に密着! 日々の空き時間に、するすると編み棒が動く。細かい透かし模様を自由自在に生み出し、完成すれば惜しげもなく誰かに譲る。「何を作るか考えて、編んで、仕上げる」そのプロセスが、堀野さんにとって最高の脳トレであり、幸せな時間です。 ストッキングで編んだペンケースや、レースのようなニットの数々。 “編むことそのもの”に喜びを見出す堀野さんの言葉には、歳を重ねても夢中になれることの大切さが詰まっています。堀野さんの最新刊『102歳、今より元気に美しく』(朝日新聞出版)から一部を抜粋・加筆再編集して公開します。


私たちは本当に客観的だろうか 信じたいものを信じる状況、「ポスト・トゥルース」をドナルド・トランプから考える
終戦交渉、相互関税、報道規制。現在も話題に事欠かないドナルド・トランプ。 不思議に思ったことはないだろうか。なぜ、事実無根の発言を繰り返す大統領が民衆の支持を集めるのか。その疑問に戸谷 洋志さんの著書『詭弁と論破 対立を生みだす仕組みを哲学する』(朝日新書)が応える。本書では客観性を軽視し、信じたいものを信じる状況を指す言葉、「ポスト・トゥルース」を詳しく紹介している。 トランプを非難する人々もまた、本当に客観性を保てているのだろうか? 無自覚な油断の危険性を本書から抜粋・再編集して掲載する。

102歳現役美容部員が「やってもらって当たり前と思ってはいけない」というポリシーを大切にする理由
「“当たり前”と思わない。それが、人との関係を温かく保つ秘訣です」。年を重ねれば重ねるほど、周囲の人に助けてもらう機会は増えていきます。そんな中で堀野さんが大切にしているのが、「感謝を忘れないこと」。小さな「ありがとう」やちょっとした「お返し」――それが人との関係を長く穏やかに続ける力になるといいます。 白いごはんをおすそ分けする心、80年以上続く妹との絆。その生き方には、今の時代にこそ学びたい「思いやり”のかたち」がありました。堀野さんの最新刊『102歳、今より元気に美しく』(朝日新聞出版)から一部を抜粋・加筆再編集して公開します。


特集special feature

102歳現役美容部員「テレビは気が済むまでOK」 ボケないためには、知らないことを知って楽しむべし
「テレビは“気が済むまで”観ていいのよ」と語る102歳現役美容部員・堀野智子さんが実践する“テレビ健康法”とは? 時代劇でスカッとし、徹子の部屋でほっこりし、報道番組で世界を知る。 堀野さんにとって、テレビはただの娯楽ではなく、感情を動かし、知識を深め、日々のリズムを整える大切なパートナー。「知らないことを知るのは楽しい」「スカッとすることは心の栄養」――そんな言葉からは、年齢にとらわれず“今”を楽しむ堀野さんらしい前向きさがにじみます。 ギネスが認めた102歳の元気の裏側には、意外にも“テレビとの上手な付き合い方”がありました。堀野さんの最新刊『102歳、今より元気に美しく』(朝日新聞出版)から一部を抜粋・加筆再編集して公開します。

102歳現役美容部員「お庭の植物で料理をしています」 自生する笹で作った郷土料理が絶品だった
「ミョウガは買うものじゃなく、摘むものだと思ってました」――102歳現役美容部員・堀野智子さんが教える、“庭から始まるごちそう時間”。朝摘みのミョウガで味噌汁を、笹の葉でちまきを。季節の恵みを料理に変える堀野さんの暮らしには、年齢を感じさせない「今を楽しむ工夫」があふれています。 福島の伝統ちまきレシピや、薬味として万能なミョウガの使い方も紹介。「毎日の中に、ちょっとしたスペシャルを取り入れる」堀野さん流の“植物クッキング”に、元気とヒントをもらえること間違いなしです。堀野さんの最新刊『102歳、今より元気に美しく』(朝日新聞出版)から一部を抜粋・加筆再編集して公開します。




102歳現役美容部員「何より自分のご機嫌をとる」 長生きと健康のためにいちばん大切なことは「今を楽しく」
「いちばん大事なのは“自分のご機嫌”をとること」──102歳の現役美容部員・堀野智子さんが実践する、人生を明るく生きる極意。他人の顔色より、自分の気分に正直に。毎朝のメイクや好きな食べ物、おしゃれや手仕事……堀野さんは“今この瞬間”を楽しむ達人です。 「今がよければそれでよし」――過去にも未来にもとらわれず、毎日をご機嫌で過ごすためのヒントが、102年間の生き方の中にたっぷり詰まっています。不機嫌でいるのがつらいなら、まずは自分を笑顔にしてあげてみるのはどうでしょうか。堀野さんの最新刊『102歳、今より元気に美しく』(朝日新聞出版)から一部を抜粋・加筆再編集して公開します。