オンラインショップがあったので、早速入ってみる。水にこだわった麺。まあまあお値段するかと覚悟して見てみると、那須のやきそば、3つ入りで268円(税込み)。やすーーーーーい!スピードワゴンの「あまーーーい」なノリで叫びたくなるほどのお値段。

 なんと40年のベストセラーだとか。これを知ってから、もううちの冷蔵庫のスタメンになってしまいました。ちなみにこのお店の「那須のあつあつ鍋焼きうどん」も超うまい。

 何がいいって、そのままキッチンの火にかけるだけ。上の天ぷらがいい感じの柔らかさになる。こんなにうまい鍋焼きうどん、さぞや高いだろうと値段を見ると、一個220円(内税)。やすーーーーーい!!!

 そして、二つ目に紹介するのは、餃子です。餃子のお取り寄せってめちゃくちゃ買いましたが、正直、これは本当にうまい。

 東京千代田区で1日1300個の餃子を包み続けて67年。「おけ以」さんの餃子です。様々なメディアで紹介されているから知ってる人も多いと思いますが、名店の餃子をと取り寄せして家で焼いて、まあ、おいしいんだけど、めちゃくちゃおいしい!となることって少ない。

 だけど、この「おけ以」さんの餃子のお取り寄せはめちゃくちゃうまい。

 なんでそんなにおいしくなるのか?僕が思うことは、焼くのがめちゃくちゃ簡単なのだ。意外とお取り寄せの餃子って家で焼いて食べると、お店のそれには程遠かったりするのだが。

 この「おけ以」の餃子は、家のフライパンで簡単に焼ける。そして、パリッパリの羽根がつく。僕でもこんなにうまく焼けるんだから、全国の奥様方はもっとうまく焼けるはず。

 そして、食べてみると、皮の歯ごたえが、もう、マルチバースの扉を開ける。

 もちもち餃子ってたくさんありますが、もちもちしすぎるものって僕は好みじゃない。程よきもちもち感と、家で簡単に再現できるパリパリ感が手を組んでいる。

 とにかく家で簡単に上手に焼けるのが、この「おけ以」のすごさ。いや、家族3人取り合いになりました。

 で、この餃子。さぞやかなりお高いでしょうと思って見てみると・・・おけ以位餃子 20個 1620円(税込み)。リーズナブーーーールー!!!

 これも早速、うちの冷凍庫のスタメン入りしました。

 ここにきて本当に激増するコロナで、気持ちも滅入りますが、そんな時は家で安く楽しみましょう!

 やすーーーーーい、うまーーーい、最高!

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中。毎週金曜更新のバブル期入社の50代の部長の悲哀を描く16コマ漫画「ティラノ部長」と毎週水曜更新のラブホラー漫画「お化けと風鈴」の原作を担当し、自身のインスタグラムで公開中。コミック「ティラノ部長」(マガジンマウス)は発売中。「お化けと風鈴」はLINE漫画でも連載スタート。YOASOBI「ハルカ」の原作「月王子」を書籍化したイラスト小説「ハルカと月の王子様」が好評発売中。長編小説『僕の種がない』(幻冬舎)が発売中。作演出を手掛ける舞台「怖い絵」が2022年3月に東京・大阪にて上演。

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鈴木おさむ

鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。

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