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在宅ストレスを見逃すな コロナ時代のオンラインカウンセリング

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ビデオ通話/電話でのカウンセリングは1回45分で5千円から(税抜)。公認心理師や臨床心理士などがカウンセラーを務める(提供:cotree)

ビデオ通話/電話でのカウンセリングは1回45分で5千円から(税抜)。公認心理師や臨床心理士などがカウンセラーを務める(提供:cotree)

書くタイプのメッセージカウンセリングは1日1回、カウンセラーと文通するような形で行い、2週間で8千円(税抜)。話すタイプとの割合は半々だという(提供:cotree)

書くタイプのメッセージカウンセリングは1日1回、カウンセラーと文通するような形で行い、2週間で8千円(税抜)。話すタイプとの割合は半々だという(提供:cotree)

cotree代表の櫻本真理さん。外資系証券会社出身で、自身も睡眠障害に悩んだことをきっかけに2014年起業。オンラインカウンセリングを中心に、「メンタルヘルス×IT」の領域で事業やサービスを展開している(提供:cotree)

cotree代表の櫻本真理さん。外資系証券会社出身で、自身も睡眠障害に悩んだことをきっかけに2014年起業。オンラインカウンセリングを中心に、「メンタルヘルス×IT」の領域で事業やサービスを展開している(提供:cotree)

 外出自粛生活を続けて数カ月。なんだか最近よく眠れない、仕事のモチベーションも上がらないという人は、ストレスがたまっているサインかもしれない。2014年からオンラインでのカウンセリングサービスを行っている「cotree(コトリー)」代表の櫻本真理さんに話を伺った。

【写真】書くタイプのメッセージカウンセリング

■メンタルの問題に無縁だった人も不調になっている

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、在宅生活を余儀なくされる中、心の不調を感じる人が増えているようだ。オンラインでのカウンセリングサービスを提供する「cotree」では、利用件数が20年3月は前月比で3割増、4月はさらに2割増えた。「ゴールデンウイーク中は特に増えました。外出の自粛が長期化し、疲れが出てきている状態だと思います」とは、代表の櫻本真理さん。

 増えた主な相談内容は、在宅生活の中で生じた家族関係の悩みや、すぐに当たってしまうなどの行動の問題、やる気が出ないといった感情の問題、そして、経済的な不安に関するもので、これまでメンタルの問題とは無縁だった人も心の不調を感じているという。逆に、コロナ以前に相談の多かった職場での人間関係などに悩んでいた人は、この自粛生活によって解放されたと感じる人が一定数いるそうだ。

 なお、同社のサービスの利用者は20~40代が95%以上だが、コロナ禍が広がる中で50代も増え、一部60~70代の利用者もみられるようになった。

「親にカウンセリングを受けてもらいたいという娘さんからの依頼で行ったケースもありましたし、最近は年配の方もオンラインに慣れてきたように思います」

 今年は“オンライン帰省”でビデオ通話デビューをした人もいたためか、年齢の高い世代のオンラインに対する垣根が、少し取り払われてきたのかもしれない。

■心の問題 注意すべきは自粛明け

 心に負担がかかっていることはどうすれば気づけるだろうか。櫻本さんによれば、心のサインを自分で見極めるポイントとして、3つの変化に注目するといいという。1つ目は、不安や憂鬱(ゆううつ)になりがちだったり、怒りっぽくなったりする「感情的な変化」。2つ目が「身体的な変化」で、胃腸、もしくは背中や首に痛みが出ることもある。3つ目は「行動的な変化」。眠れない、起きられない、朝早く目が覚めてしまう、あるいは食欲がわかない、食べ過ぎてしまうなどが挙げられる。2つ目と3つ目の変化は、ストレスが原因だとは自覚しにくいそうだ。


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