日本人が受け入れられるタイの味覚の境界とは? <下川裕治の旅をせんとや生まれけむ> (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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日本人が受け入れられるタイの味覚の境界とは? <下川裕治の旅をせんとや生まれけむ>

連載「旅をせんとや生まれけむ」

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下川裕治(しもかわ・ゆうじ)/1954年生まれ。アジアや沖縄を中心に著書多数。ネット配信の連載は「クリックディープ旅」(毎週)、「たそがれ色のオデッセイ」(週)、「東南アジア全鉄道走破の旅」(毎月)、「タビノート」(毎月)

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)/1954年生まれ。アジアや沖縄を中心に著書多数。ネット配信の連載は「クリックディープ旅」(毎週)、「たそがれ色のオデッセイ」(週)、「東南アジア全鉄道走破の旅」(毎月)、「タビノート」(毎月)

ムーヨン入りサンドイッチは13バーツ、約48円。安さも人気を支える

ムーヨン入りサンドイッチは13バーツ、約48円。安さも人気を支える

「おや?」と思って立ち止まる。そしてはじまる旅の迷路――。バックパッカーの神様とも呼ばれる、旅行作家・下川裕治氏が、世界を歩き、食べ、見て、乗って悩む謎解き連載「旅をせんとや生まれけむ」。第11回は「タイのムーヨンと日本の桜でんぶ」について。

【ムーヨン入りサンドイッチの写真はこちら】

*  *  *
『歩くバンコク』というガイドブックの編集にかかわっている。その特集。タイのコンビニで「買ってはダメなもの」「買ってニンマリするもの」をわけて紹介することになった。ライターが訊きまわり、「買ってはダメなもの」で挙がってきたものにムーヨン入りのパンがあった。

 ムーヨンはでんぶ(田麩)である。タイのそれは豚肉からつくったものが多い。マヨネーズを加えてサンドイッチの具になる。アンパン風のパンもムーヨンが具……。ライターはこう書いた。

──甘いタイのマヨネーズが日本人には無理。そしてムーヨンのジャリとしたそれでいて甘い味が無理。もう全部無理。

 しかし、タイのコンビニのパンのなかでは、ムーヨン入りパンは存在感を放っている。20%はムーヨン入りではないかと思う。タイ人は甘いムーヨン入りパンが大好きなのだ。


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