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アジア杯制覇に“黄信号”? 森保ジャパンが抱える不安要素【河治良幸】

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中島の離脱以上に痛手なのは?(写真:getty images)

中島の離脱以上に痛手なのは?(写真:getty images)

 UAEで開幕したアジアカップの初戦を前に、日本代表にアクシデントが続いている。当初のメンバーから浅野拓磨がケガで外れ、武藤嘉紀が追加招集。UAE現地での合宿に入ってからは中島翔哉が直前のポルトガルリーグの試合で右下腿を痛めていたことで、合流はしたものの離脱が決まった。森保ジャパンで代表初招集を受け、今大会での活躍と成長が期待された守田英正も4日の練習中に右太もも裏を痛めて離脱した。

 中島の代わりには、ロシアワールドカップで西野朗前監督が率いた日本代表をベスト16に導く立役者の1人となった乾貴士を森保監督になってから初めて招集した。もちろん、攻撃のキーマンと見られていた中島の離脱は痛いが、乾ならば同じ左サイドハーフで計算ができ、細かい部分でプレースタイルの違いはあるものの、周囲の選手もそれほど違和感なく合わせられるだろう。

 問題は守田が離脱したボランチだ。代わりに招集されたのは、UAEのアルアインでプレーする塩谷司だ。「電話がかかってきた時はまさか追加とは思ってなかったので、何かこちらで問題があったのかなと。普通に何か必要なものとか、聞きたいことがあったのかなと思った」と語る塩谷は元々の本職がセンターバックだが、アルアインでは主にサイドバックで起用されており、開催国代表として準優勝したクラブワールドカップでは左サイドバックで出場していた。

 もっとも、大学3年まではボランチやサイドハーフでプレーしており、彼の攻撃センスを後方から生かすためセンターバックにコンバートされた経緯がある。アルアインでも何度かボランチでプレーしており、森保監督は「アルアインでボランチをやったりしてますし、ディフェンスライン、ひょっとしたら攻撃的なことも含めて、守備の部分であればどのポジションでも塩谷はできるかなっていうことで選びました」と語る。

「コンディションであったり、こっちでプレーしていることであったり、いろんなポジションをできることであったり、いろんな条件が重なったと思う」とは塩谷。確かに総合的な判断として塩谷の招集は効果的で、大会中に重要な働きをする機会はあるはずだが、最初から本職として計算するのはリスクがある。



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