月給18万円、40歳女性学童指導員の嘆き「スタッフ足りないのに…」 規制緩和は現場無視

ルポ・ハラスメント職場

小林美希

2019/01/07 11:30

 昨年12月25日、政府は学童保育の職員の配置基準を規制緩和する閣議決定を行った。現在、学童保育には2人以上の職員が配置されていなければならないが、政府は職員が1人いれば運営できるようにする方針だ。これに対して、日本弁護士連合会は同日、反対する意見書を内閣総理大臣など関係大臣に提出した。学童保育は、共働き、ひとり親家庭には必要不可欠な存在だが、そこで働く指導員の労働条件は改善されないまま放置されている。

あわせて読みたい

  • 「事故があればもうアウト」学童保育の基準緩和で現場に不安の声

    「事故があればもうアウト」学童保育の基準緩和で現場に不安の声

    AERA

    2/7

    ギリギリの学童保育の現場 過去には支援員が「逆ギレ」も

    ギリギリの学童保育の現場 過去には支援員が「逆ギレ」も

    AERA

    2/7

  • 壮絶な「保活」の次に待っている「放活」とは?

    壮絶な「保活」の次に待っている「放活」とは?

    AERA

    2/27

    小学校の「平日休み」、みなさん子どもはどうしてます?

    小学校の「平日休み」、みなさん子どもはどうしてます?

    AERA

    9/14

  • 優良事業者ほど経営危機に陥る矛盾 報酬改定で「放課後デイ」が苦境

    優良事業者ほど経営危機に陥る矛盾 報酬改定で「放課後デイ」が苦境

    AERA

    7/9

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す