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小林美希

小林美希

(こばやし・みき)
ジャーナリスト

プロフィール

1975年茨城県生まれ。神戸大法学部卒業後、株式新聞社、毎日新聞社『エコノミスト』編集部記者を経て、2007年からフリーのジャーナリスト。13年、「『子供を産ませない社会』の構造とマタニティハラスメントに関する一連の報道」で貧困ジャーナリズム賞受賞。近著に『ルポ 中年フリーター 「働けない働き盛り」の貧困』(NHK出版新書)、『ルポ 保育格差』(岩波新書)

小林美希の記事一覧

裏帳簿、政治献金…保育園「ブラック経営」の手口 実刑判決下るケースも
裏帳簿、政治献金…保育園「ブラック経営」の手口 実刑判決下るケースも 待機児童問題解消のため急ピッチで増える保育園。だがその裏で、税金が原資の運営費をかすめとる“保育成り金”がはびこり、コロナ禍の中でも保育士たちからの搾取を繰り返している。「やりたい放題」のその手口とは。東京都への情報公開請求により、数々の不正が明るみに出た──。
保育園の“ブラック経営” 税金かすめとり、社長の口癖は「保育士は消耗品」
保育園の“ブラック経営” 税金かすめとり、社長の口癖は「保育士は消耗品」 「その園ではコロナ禍の中、多くの保育士が不当に給与をカットされ辞めていきました。結果、人手不足になって、社長は私のところに『何とかして』と泣きついてきた。社長は園長たちには経営難だとウソを言いながら、会社の利益はこれまでどおり確保し、ぜいたくな暮らしをしています。保育園の運営費の原資が税金だという意識なんて、これっぽっちもない」
“マタハラ訴訟”原告が逆転敗訴「マスコミに事実と異なること伝えた」
“マタハラ訴訟”原告が逆転敗訴「マスコミに事実と異なること伝えた」 有名なマタハラ裁判の控訴審で判決が逆転し、注目を浴びている。原告女性(38)は、育児休業取得後に正社員から契約社員になることを迫られ、1年で雇い止めになったことが「マタニティーハラスメント」に当たるとして4年前、勤務先の語学スクール運営会社のジャパンビジネスラボ(JBL)社を訴えていた。一審判決では雇い止めが無効とされ女性が勝訴した。
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