松坂大輔に斎藤佑樹…平成の「夏の甲子園」、最もドラマチックだった大会は? (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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松坂大輔に斎藤佑樹…平成の「夏の甲子園」、最もドラマチックだった大会は?

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“松坂世代”が躍動した第80回大会は名勝負の宝庫 (c)朝日新聞社

“松坂世代”が躍動した第80回大会は名勝負の宝庫 (c)朝日新聞社

 この「横浜対PL学園」に並ぶ平成の名勝負が、2006年(平成18年)の決勝戦だろう。大会前の注目は、エース・田中将大を中心に夏3連覇を狙う駒大苫小牧(南北海道)、センバツ決勝で21対0の大勝を収めた横浜(神奈川)、松坂に続く“平成の怪物”と呼ばれた中田翔を擁する大阪桐蔭(大阪)。だが、その中で早稲田実(西東京)のエース・斎藤佑樹が快刀乱麻のピッチングで「ハンカチ王子」として大フィーバーを巻き起こし、決勝戦で駒大苫小牧と延長15回引き分け再試合の末に初優勝。大会記録を塗り替える計60本塁打が乱れ飛んだ大会でもあった。

 その60本塁打が塗り替えられたのが、2017年(平成29年)の第99回大会だった。史上初の2度目の春夏連覇を狙った大阪桐蔭(大阪)が3回戦で仙台育英(宮城)に逆転サヨナラ負け。最大の注目となるはずだった清宮幸太郎が地区大会で姿を消したなか、広陵(広島)の中村奨成が快音連発で6本塁打を放ち、清原和博(PL学園)が保持していた個人の一大会最多本塁打記録を塗り替えて見せた。大会を制したのは、その広陵を決勝戦で14対4の大差で破った花咲徳栄(埼玉)。埼玉県勢初優勝とともに、全体として大会新記録となる計68本塁打が乱れ飛んだ大会となった。

 今年の夏は、一度しかない。早くも猛暑となっている中で、どのような熱戦が繰り広げられるのか。第100回の記念大会にふさわしいドラマ、新たなスターの誕生を楽しみにしたい。


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