手倉森J、ブラジルに黒星 五輪初戦に向け見えた課題は「ドリブル侵入と縦のワンツー」 (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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手倉森J、ブラジルに黒星 五輪初戦に向け見えた課題は「ドリブル侵入と縦のワンツー」

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ブラジル戦の黒星で大きな課題が発覚した手倉森ジャパン(写真:Getty Images)

ブラジル戦の黒星で大きな課題が発覚した手倉森ジャパン(写真:Getty Images)

 ドリブルで割って入るプレーと、ワンツーのコンビネーション。初戦のナイジェリア戦で、日本がしっかりと防がなければならないポイントだ。

 そして、もうひとつ。このブラジルとのテストマッチでは、オーバーエイジの3選手が初めて実戦に加わった。彼らのパフォーマンスはどうだったのか?

 やはり圧倒的に目を引いたのは、浦和レッズのFW興梠慎三だ。カウンターを重視する手倉森ジャパンにとって、優先的な選択肢は、裏のスペースへの飛び出しだ。しかし、それはいつも繰り出せるわけではない。

 実際、今回のブラジルは、日本が裏へ飛び出そうとすると、サッとDFラインを下げて深く保ち、スペースを消していた。そうなると、一発でゴールに迫ることは難しいので、一度FWの足下に入れてから、2列目に起点を作りたい。

 しかし、今までのU-23日本代表には、ここでポストプレーが出来るFWがほとんどいなかった。ブラジル相手にも通じた興梠のボールキープは、浅野拓磨らが得意の飛び出しを封じられたとき、第二の矢として有効に作用するに違いない。新たな能力が加わった。

 また、左サイドバックに入ったG大阪の藤春廣輝も、前半37分、後半12分のシーンなどで得意のオーバーラップを見せ、南野拓実や中島翔哉のスルーパスに走り込んだ。

 逆サイドへの展開に成功したとき、相手のスライドや戻りよりも速く、後方からサイドバックが追い越してスペースを陥れるのは、手倉森ジャパンの戦術的なねらいだ。スピードとスタミナに長けた藤春の加入は大きい。


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