女子200メートル個人メドレーで五輪出場を決め、表彰台で笑顔の優勝した寺村美穂(中央)と2位の今井月(左)。右は3位の渡部香生子(c)朝日新聞社
女子200メートル個人メドレーで五輪出場を決め、表彰台で笑顔の優勝した寺村美穂(中央)と2位の今井月(左)。右は3位の渡部香生子(c)朝日新聞社

 4月7日、競泳のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権は、東京辰巳国際水泳場で各種目を行い、女子200メートル個人メドレー決勝では寺村美穂が優勝。今井月が2着に入るとともに派遣標準記録をクリアし、五輪出場を決めた。3種目目の五輪出場決定を狙った渡部香生子は惜しくも3着に終わった。

 200、100メートル平泳ぎですでに五輪への切符を手にしている渡部香生子。昨年の世界水泳選手権で銀メダルを獲得した200メートル個人メドレーで3種目目の出場権獲得を狙ったが、21歳の寺村美穂、15歳の今井月に次ぐ3着に終わり、出場権獲得はならなかった。

 また、女子200メートルバタフライ決勝では、すでに同種目での五輪出場が内定していた星奈津美が貫録の優勝。16歳の長谷川涼香が2着に入るとともに派遣標準記録を突破し、初の五輪出場を決めた。

 明日8日には、男子200メートル平泳ぎの決勝が予定されており、5大会連続の五輪出場を狙う北島康介が出場する。