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「わかる」と「楽しい」

大谷由里子dot.#ごきげんに生きよう
マンガ/上大岡トメ

マンガ/上大岡トメ

 年齢を経てますます大切なのは、毎日を機嫌よく過ごす力「ごきげん力」ではないでしょうか。

 人生いいこともあれば、悪いこともある。馬が合う人もいれば、合わない人もいる。でも、どんなときでも「ごきげん力」さえあれば、大丈夫。

 元吉本興業の名物マネージャーで、現在、「笑い」や「元気」などをテーマに年間300回ものセミナー・講演を行う大谷由里子(51歳)さんがお送りする「ごきげんに生きるために大切な習慣」。

 大人気イラストレーターの上大岡トメさんのコラボ4コマも同時連載中です!

*  *  *
「わかりません」

 という言葉は思考を停止させる。

 何よりも、人は、年齢を重ねると、「わかるから楽しい!」と、いうことを忘れてしまう。

 子どものころは、あんなに「なぜ?」を連発して、わかろうとしたのに。

 わからなかったことがわかったときの、あのワクワク感を再び思い出したい。

 だからわたしは、「わからない」という言葉を使わない。

 友人と話していると、よく「今の若い子がわからない」などという話になる。

 そんなとき、わたしは聞き返す。

「なんでそう思うの?」

 若い子の話には意外な発見があるから「わからない」ですませたくない。

 たとえば、友人の女性の話。

「先日、部下に『◯◯に食事に行こう』って誘ったら、彼、携帯で調べて『その店、食べログで2.8ですよ』なんて言葉が返ってきたの。なんで、盛り上がっているのに水を差すようなことを言うのよ」

 と、怒っていた。

 そういえば、そんな話をよく聞く。

「なんでだろう?」

 好奇心をもち、まわりの20代に話をきき、その理由を探ってみた。

 そしてわかったこと。

 いまの20代は、生まれた時から携帯電話もパソコンもある。

 比較検討がとっても得意。そして、なんでも比較する。

 でも、なぜ、そんなに比較するのだろう。

 そう思って探ってみたら、

「だって、その店に行ってから嫌な思いをしたくないじゃないですか」

 という話になった。なるほど。

 上司は、その店がいいと思っているけれど、行ってみたら、まずいかもしれない。従業員の態度が悪いかもしれない。

 行ってから失敗したくないから、先に調べる。

 そんな行動パターンが“わかる”と楽しい。


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