「和食」の無形文化遺産登録決定。日本酒にも期待

2013/12/06 13:31

 12月4日、世界各地の伝統文化などを保護するユネスコ(国連教育科学文化機関)が「和食 日本の伝統的な食文化」を無形文化遺産に登録したことを受け、早くも国内外で新たな和食ブームが起きそうだ。世界の食文化の無形文化遺産に登録については、これまでフランスの美食術やイタリアの地中海料理、メキシコの伝統料理、トルコの麦かゆ食(ケシケキ)などがある。登録されると、それを保護する継続的な措置が求められるため、各国とも情報発信や保護活動に取り組んできた。登録決定後、早々に安倍晋三首相が「海外の方々にも和食の良さを理解いただけるよう、さらに発信していきたい」とコメントを発表したとおり、日本政府も「和食」の食文化の正しい知識やさらなる普及を、世界中に強くアピールしていく構えだ。

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