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ラリー遠田
ラリー遠田(らりー・とおだ)/作家・お笑い評論家。お笑いやテレビに関する評論、執筆、イベント企画などを手掛ける。『イロモンガール』(白泉社)の漫画原作、『教養としての平成お笑い史』(ディスカヴァー携書)、『とんねるずと「めちゃイケ」の終わり<ポスト平成>のテレビバラエティ論』 (イースト新書)など著書多数。近著は『お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで』(光文社新書)。http://owa-writer.com/
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錦鯉やなすなかにし「おじさん芸人」はなぜいまここまで人気があるのか?
お笑い界では「ロケが面白い芸人は売れる」という定説がある。最近では千鳥やかまいたちがその定説通りに順調に仕事を増やしている。 ロケというのは、芸人としての総合的な能力が求められる高度な仕事である。街
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地上波テレビのコンプライアンスへの過剰反応 ”及び腰”がバラエティ番組を滅ぼす
キックボクシング界のカリスマである那須川天心と武尊が対戦する注目の格闘技イベント「THE MATCH 2022」のテレビ中継が見送られることが、5月31日に突然フジテレビから発表された。 6月19日
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小島よしおや平野ノラ、「一発屋」とは何が違うか 強烈なキャラやギャグの芸人が激減した理由
お笑いコンビ・ピスタチオが5月31日をもって解散することが発表された。伊地知大樹と小澤慎一朗の2人から成るピスタチオは、不気味な衣装と髪型の2人が独特の間合いで会話を進めて、ときどき白目をむく「白目
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くりぃむ有田哲平は「第二の松本人志」もうなずける『全力!脱力タイムズ』での能力の高さ
5月9日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ)で、出川哲朗がくりぃむしちゅーの有田哲平を「第二の松本人志」と呼んで称賛した。演者としての能力があるだけでなく、企画力にも優れているからだという。現在
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急死の上島竜兵さんが「太陽様」と後輩に慕われた理由 笑いのためにすべてを引き受ける覚悟があった
5月11日、朝から衝撃的なニュースが飛び込んできた。ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが亡くなったというのだ。日本中の人々が驚き、言葉を失い、悲しみに暮れた。 上島さん、肥後克広、寺門ジモンの3人から成る
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藤井風が挑んだコント 往年のテレビにあった「音楽とお笑いの融合」の完成度がハンパない
昔のテレビでは、今よりも音楽とお笑いの距離が近かった。人気の歌手やアイドルがコント番組やバラエティ番組に出るのは珍しいことではなく、芸人と一緒にコントを演じたり、さまざまな企画に挑戦したりしていた。
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ピン芸人きっての鼻つまみ者 R-1優勝お見送り芸人しんいちと準優勝ZAZYに暗黒の笑いを期待
現在のお笑い界は『M-1グランプリ』『R-1グランプリ』『キングオブコント』などの賞レースを中心に回っている。これらの大会は毎年行われ、それぞれ何千人もの出場者が集まり、激しい戦いを繰り広げる。 そ
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マヂカルラブリー、ランジャタイ「地下芸人」が注目を集める理由 「魂はマイナーでも芸はメジャー」
3~4年前のお笑い界では「第七世代」と呼ばれる若手芸人が注目されて、爆発的なブームが起こった。「第七世代」という言葉には、実ははっきりした定義はなかったのだが、その頃に頭角を現していた一群の若い芸人
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松本人志「ネタをやらなくなった芸人」が封印を解いてもサビていなかった笑いの深部
お笑い芸人の基本的な仕事は、観客の前で漫才やコントなどのネタを演じることだ。しかし、テレビの仕事が増えてタレントとして売れっ子になると、ネタをほとんどやらなくなってしまう場合が多い。 特に、テレビで
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ダウンタウン31年ぶりの漫才 「新ネタ」をお笑い評論家はどう見たか?
4月2・3日の2日間にわたって大阪・なんばグランド花月で「吉本興業創業110周年特別公演『伝説の一日』」が行われた。東京のテレビで活躍する売れっ子芸人から大阪を拠点にする漫才師や落語家まで、あらゆる
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