街を歩く。路地を這うように往く。「旅はあまり好きじゃない、早く帰りたくなるから。路上でつかんだ感覚を一刻も早く文章にしたくなるから」(撮影/東川哲也)
『宝島』の登場人物にはモデルがいる。ウンタマギルー(運玉義留)という古い沖縄民話に登場する義賊、沖縄のチャプリンといわれた喜劇人・小那覇舞天、映画「ベスト・キッド」のモデルとなった伝説の空手家・宮城嗣吉(しきち)などだ(撮影/東川哲也)
強風にさらされながら、シーグラスを子どもたちが探した。この砂浜はシーグラス収集で知られた浜らしく、真藤が事前に調べてきていた。お気に入りのシーグラスが見つかると、子どもたちは歓声をあげて真藤と妻に報告にきた(撮影/東川哲也)
「小説家になれなかったら、中学か高校の国語の教員になっていたかも」と語る。大学時代から、下戸だがバーテンダーのアルバイトを9年間も続けた(撮影/東川哲也)