歌川広重の「東都名所 浅草金竜山年之市群集」。「金龍山」とも「金竜山」とも記され、観音様が現れた際に、一夜にして千株ほどの松が現れ、3日後には金の鱗を持つ龍が展からその松林に下った、という逸話にちなんでいる
【浅草寺】活気あふれる仲見世通りは、江戸の町の人口が増え、参拝者が一層増えたころ、境内や路上に出店が並び始めたことが起源だとされる
【總持寺(西新井大師)】江戸時代、毎月21日の縁日には、弘法大師像がご開帳になり、各地から参拝者が押し寄せた。いまも境内は、週末はもちろん平日も、多くの参拝者でにぎわう
【回向院】江戸市街の6割を焼き尽くしたという明暦の大火の供養塔が立つ。「日本一の無縁寺」としても知られる。昭和5(1768)年以来、寺の造営・修復費用を捻出する勧進相撲が行われ、江戸の相撲の中心地に