校長になって21年目。言葉や行動に派手さはないが、教員を束ね地道に学校改革を成し遂げてきた(写真/倉田貴志)
校長の仕事に加え、神奈川県私立中学高等学校協会理事長としての活動もあり多忙を極める。しかし「自分のペースで働けるのでストレスはない。活力を維持するコツは、昨日を引きずらないこと」(写真/倉田貴志)
ガーデンパーティーでは、若手や外国人の教師と話し込む場面も多い。工藤が教師になりたてのころ、聖光では労使が対立し組織が停滞していた。当時を反面教師に教員との対話を重視している(写真/倉田貴志)
工藤は家業を通じて、学歴の通用しない世界があることも熟知している。生徒には進学で希望が叶わなくとも、生きる中で自信を持てる何かを見いだしてほしいと願う(写真/倉田貴志)