競技者像/前2世紀後半/アテネ国立考古学博物館/欠損した右手には金属製の葉冠を持ち、自分の頭に載せようとしていたと思われる(c)The Hellenic Ministry of Culture and Sports- Archaeological Receipts Fund
漁夫のフレスコ画/前17世紀/テラ先史博物館/テラ(サントリーニ)島から出土した、エーゲ美術の象徴的な壁画。島の住民たちにとって重要だった漁撈の仲間入りを果たす習わしを生き生きと描写している(c)The Hellenic Ministry of Culture and Sports- Archaeological Receipts Fund
牛頭形リュトン/前1450年頃/イラクリオン考古学博物館/ミノス文明と呼ばれるエーゲ海に花開いた開放的な海洋文明の特徴がよく表れた古代の器の一種で、クレタ島の神殿から出土した。雄牛は権力の象徴(c)The Hellenic Ministry of Culture and Sports- Archaeological Receipts Fund
アルテミス像/前100年頃/アテネ国立考古学博物館。動物や狩猟の女神をかたどった白色大理石像。両目と髪に赤い顔料が残っており、もともとは着色されていたことがわかる。当時の若い娘に典型的な髪形にも注目したい(c)The Hellenic Ministry of Culture and Sports- Archaeological Receipts Fund
ギンバイカの金冠/前4世紀後半/テッサロニキ考古学博物館/マケドニアの墓から出土。ギリシャに自生し、薬や香料の原料とされていたギンバイカ。葉と花は美しさと若さの象徴で、そのモチーフは若い女性の墓で発見されることが多い(c)The Hellenic Ministry of Culture and Sports- Archaeological Receipts Fund