サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグH組の日本代表は24日午後8時(日本時間25日午前0時)からセネガルと対戦し、本田圭佑の3大会連続となるゴールで2-2で引き分け、勝ち点1をゲット。勝ち点4とした。
W杯で「持っている」男、本田の試合後のミックスゾーンでの一問一答の全文は以下の通り。
――3大会連続のアフリカ勢からのゴールだった。
こういう流れで出て、結果を出せたことはうれしく思っています。まあでも、欲を言えば、やっぱり1-1のまま僕が出て、勝ち点3を取りにいけたらという部分はありましたよね。それができなかったから最終戦までもつれるわけなので。もちろんこれがW杯でもありますが。
――2度のビハインドを跳ね返したが。
コロンビア戦後にしゃべったように、乾(貴士)がすごくよかった。1試合目に勝てたことで、緊張がほぐれたと思う。次は(原口)元気か、(柴崎)岳が点を取るっていうことも考えられると思うし、むしろあいつらも狙っていかないといけないと思っている。2度追いついたことに関してはいいとは考えられますけれど、失点してしまっているので、緊張感は続きますよね。
――過去2大会と違い短時間での出場で得点を決めたことについては?
準備の仕方は明らかに違いました。サッカー人生で、サブに対して前向きに考えられたことはなかったから。それはW杯がそうさせてくれていると思う。一発目で決めないとっていう緊張感のなかで準備をしているつもりではいます。
――ベンチスタートだが、どうこう感じで前向きなのか。
単純に、1点1点がベンチにいてもうれしいじゃないですか。でも例えば親善試合で僕がサブだったりとか、W杯最終予選でサブだったりする時は、W杯に出て当たり前、勝って当たり前、点が入って普通、そういったなかで今までサブに座っていた。それとW杯では試合の重要度が違いすぎる。だから人のゴールがサブでもこれだけうれしいのは、これまでなかったというのは間違いないですね。