私の場合、地方で講演や研修を行った後に、ホテルで仕事着のスーツからカジュアルな黒い服や夏なら賑やかな柄のシャツに着替え、サングラスをかけて飲み屋街に繰り出すことがあります。

 同行している営業スタッフに「見波さん、その恰好はちょっとまずいですよ。お客さんに偶然会うかもしれませんし……」と言われてしまったこともありますが、私にとっては自分の心のバランスをとるための工夫なのです。

 講演や研修に加え、複数の方のカウンセリングを行うことが何日も続くと、どうしても自分が一つの枠にはまってしまうような感覚になります。

 そんな時は、いつもとは正反対の自分を楽しむようにしています。そうすると自然とバランスが取れてくるのです。

 もちろん、黒い服を着て羽目をはずすわけではありませんが、いつもの枠からあえてはみ出すことで、心の均衡を保つことができるのです。

 みなさんも時々、「いつもの自分ではない自分」になってみてください。

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