「女性の丸みが残っている身体を理想としていて、筋肉をつけ過ぎないように腹筋などは全くしないそうです。といっても、腹筋や背筋を使わないと、だらしない身体になってしまうので、日常でも背筋をまっすぐに伸ばし、良い姿勢を崩さないように心がけているとか。熊田曰く、スタイルを維持するために時間やお金を使ったりするほうがストレスになり、日々の生活でボディーメークをするほうが自分に合っているそうです」(前出の編集者)
加えて熊田は、最近、低迷しつつあるグラビア業界に対しても危機感を持っているという。漫画誌の編集者は言う。
「現在は正統派のアイドルたちが水着で雑誌の表紙を飾り、グラビアアイドルに対する需要は少なくなっているのが実情。そんな中、熊田は『今は女優とかモデルとか、3足4足のワラジになっているので、グラビアだけ1年やります、みたいな子が現れてほしい』と、後輩たちにハッパをかけたりしている。本人も、掲載してくれる雑誌がある限りグラビアをやりたいそうです。熊田に大きな需要はあるのか、というのは気になるところですが、グラビアが載っている雑誌を買う年齢層も上がり、必然的に彼らのストライクゾーンも広がっているので、そのプロ意識があればアラフォーになっても活躍できると思います」
何かと批判されがちな熊田だが、真剣に仕事に取り組む姿は称賛に値する。ここまできたらグラビア界のレジェンドとして、できるだけ長く続けて欲しいところだ。(ライター・丸山ひろし)