菅野美穂(c)朝日新聞社
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 菅野美穂(39)主演のドラマ「砂の塔 知りすぎた隣人」(TBS系)の第7話の平均視聴率は9.9%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)と2ケタを割ったが、ネット上での“犯人捜しは”ヒートアップする一方だ。

 11月25日放送の第7話では、ついに高野(田中直樹)と弓子(松嶋菜々子)が元夫婦だったことが明らかになった。さらに和樹(佐野勇斗)の実の母は弓子だったという“衝撃の事実”を亜紀(菅野美穂)が知り、「実の母VS育ての母」の対決が描かれた。

「第8話では、さらに和樹の過去について驚愕の事実が明らかになるそうです。これまでにも放送された血だらけのバスシーン、和樹のネームが入った靴下、そして高野がそれを『処分してほしかった』と弓子に告げるといったあたりが伏線になっているようです」(テレビ誌記者)

 ネット上では、「警察は『佐々木弓子は容疑者だった』と言っているが、実は和樹が間違って女の子を殺してしまったので、弓子は身代わりになったのでは」、「弓子の過去を知る阿相社長が弓子を利用して人身売買をさせていて、それがハーメルン事件になっている」など、さまざまな“謎解き”がされている。

「撮影現場は緊迫したストーリーとはまた別の熱気で活気づいています。とにかくキャスト全員が仲が良くて、主演の菅野さんは早朝ロケでも、夜の山中ロケでも早めに来て、みんなに声を掛けていますよ。特に、(子ども役の)そらちゃんと和樹には本当の親子みたいにお世話しています」(ドラマ関係者)

 妻・菅野の撮影がヤマ場に差しかかっている一方で、夫の堺雅人(43)は大河ドラマ「真田丸」もクランクアップし、ホッとしているところだ。

「11月25日のNHK『あさイチ』のプレミアムトークに出演し、劇中アドリブでセリフを加えたシーンがあることを明かしたり、“妻にするなら直江兼続”とか、アマチュア劇団について“生乾きの自我を見せられると、人は引いちゃうんじゃないですか”など独特の堺節を炸裂させていました。ただ、この日は私服で登場したようで、グレーのTシャツにベージュのコーデュロイの上下という、やや地味めのスタイルでした」(スポーツ紙記者)

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