これまでに挑戦したことのあるダイエットをすべてお選びください(佐藤食品工業株式会社調べ)
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炭水化物を減らす・抜くことによる影響は何かありましたか(佐藤食品工業株式会社調べ)
炭水化物を減らす・抜くことによる影響は何かありましたか(佐藤食品工業株式会社調べ)
「お餅を食べることは美容と健康にいいと思いますか?」全体の回答(左)とモチもち女子の回答(右)(佐藤食品工業株式会社調べ)
「お餅を食べることは美容と健康にいいと思いますか?」全体の回答(左)とモチもち女子の回答(右)(佐藤食品工業株式会社調べ)
写真の温野菜サラダのもちもちクリーミーソースがけの他にも、ほうれん草のもちチーズスクランブルエッグやきのこたっぷり餅のゆず胡椒スープといったメニューでも利用できる。小さく切って使うのがポイント(佐藤食品工業株式会社提供)
写真の温野菜サラダのもちもちクリーミーソースがけの他にも、ほうれん草のもちチーズスクランブルエッグやきのこたっぷり餅のゆず胡椒スープといったメニューでも利用できる。小さく切って使うのがポイント(佐藤食品工業株式会社提供)

 お正月といえば、お雑煮、鏡と、お餅を口にする機会が多くなる季節でもある。そのためか“正月太り”の代名詞のように言われることも多いお餅だが、本当のところはどうなのだろうか?

 そこで、「サトウの切り餅」で有名な佐藤食品工業株式会社が、全国の20~30代女性412人を対象に、「女性の朝食事情に関する意識調査」を実施、イマドキ女子の食事事情やダイエット事情に加え、餅に対する意識と実態を明らかにした。

 まず、朝食を毎朝食べているかとの質問に、20代女性では約5割、30代女性では約7割が「毎朝欠かさずに食べる」と回答。さらに、主食選びで重視していることを聞いたところ、20代では「短時間で食べられる」「とりあえず何か食べたい」といった手軽さ重視、30代になると「腹もちのよさ」「健康に良いこと」を求める傾向にあることがわかった。

 また、これまでに挑戦したことのあるダイエットについて聞いたところ、「食事量を減らす」「運動する」といった王道ダイエットが続くなか、3位に選ばれたのが「炭水化物抜きダイエット」で、約6割以上が経験済みと回答。さらに、経験者に「炭水化物を減らす・抜くことによる影響は何かありましたか」と質問したところ、最も多かったのが「イライラするようになった」で、「集中力がなくなった」「肌が荒れた」と続いた。

 管理栄養士の柴田真希さんによると、炭水化物を抜くデメリットは決して小さくないという。

「エネルギー(カロリー)とは、炭水化物、たんぱく質、脂質のエネルギー値の合計です。炭水化物は良くない、というイメージもあるかと思いますが炭水化物を減らすと、たんぱく質と脂質の割合が増えます。油の割合が増えすぎても良くないですよね。要するに大切なのはバランスです。全体の食事の50%以上は炭水化物から摂取した方が良いとされています」

 原材料が米(もち米)と水のみで添加物も一切入っていないお餅は、安心なエネルギー源といえる。栄養以外にも「よく噛んで」食べることで顔周りのシェイプアップになったり、血流が良くなって血色がよくなったり、唾液がよく出て消化が良くなったりといいことずくめだ。

 特に、短時間で食べられて、腹もちもよいお餅は、朝食に最適といえる。

 同調査でも、月に数食以上餅を食べる20~30代女性、いわゆる“モチもち女子”が少なからず存在することが判明。お餅が美容と健康に良いと思うかとの質問に、“モチもち女子”の約半数が「良いと思う」と回答した。

 同じようにお餅が美容と健康に良いと思うかとの質問を“モチもち女子”を含む全員にしたところ、約7割が「良くないと思う」と回答しており、実際に食べている人と食べていない人との認識の違いが浮き彫りとなった。

 お餅というと、どうしても焼くか煮るかくらいしかレシピが思いつかないかもしれない。だが、野菜や卵と一緒に炒めたり、温野菜と一緒にクリームソースで食べたり、雑煮以外のスープに入れたりと、バリエーションは意外に多い。

 まだ“モチもち女子”ではないという人は、お正月に残ったお餅を、まずは朝食で消費することから始めてみてはいかがだろうか?