2月9日、都内で開かれたイベント「ORICON Valentine Queen Award 2013」に女優の綾瀬はるか(27)が出席した。同イベントはインターネットサイト『ORICON STYLE』が今年1月、10~30代の女性3000人を対象に行った“バレンタインに「友チョコ」を贈る相手にふさわしい「憧れの女性」調査”の授賞式。綾瀬は「好きな女性」と「憧れの女性有名人」の2部門で1位に獲得し、2013年のバレンタインクイーンに選ばれた。綾瀬は11年にもバレンタインクイーンに選ばれており、「女性の方に支持していただいて、すごく光栄」と2度目の受賞を喜んだ。
バレンタインといえば、日本では“好きな人に思いを伝える日”として広く認知されているが、最近では友達同士でチョコを交換し合う“友チョコ”のほうが盛り上がるらしい。事実、お菓子メーカーの江崎グリコが女子中高大生、OL、主婦を中心に行った「バレンタイン事情 2013」調査によれば、バレンタインでチョコをあげる人は女友達と答えた女性は7割近くを占め、「友チョコ」が堂々の1位に輝いている。バレンタインは女性同士のイベントになりつつあるようだ。
しかし、ここで聞こえてくるのが「友チョコもらったけれど、何を返したらいいのか分からない」という女性の意見である。これは今まで男性たちも悩んできた問題であるが、女性同士だとなおさらかもしれない。あまり高価なものでも相手に気を遣わせてしまうし、逆にありきたりなものでは喜ばれないからだ。
一方、「日常で使えるものをもらえたら嬉しい」という女性の声も多く、香水や石鹸、アロマオイルなどの人気が高いようだ。こうした背景からフレッシュハンドメイドコスメメーカーのLUSHは、バスボムやソープを詰め合わせたホワイトデーの限定セットの販売を予定している。
また、Facebook上の『ホワイトホワイトマガジン』では、講談社の女性誌6誌の編集長や編集部員、スタイリスト、美容ジャーナリストなどがホワイトデーに欲しいアイテムや、ホワイトデーにちなんだ美白ケアグッズなどを紹介している。女性誌ならではのセンスのいいアイテムが多く「ボルサリーノのパナマハット」や「シャンタル トーマスのランジェリー」など、女性はこういうものを欲しいと思っているのか、という参考にはなりそうだ。
男性の中には“バレンタインのお返しをする日”という位置づけで、少々困った日だと感じている人もいるホワイトデーだが、今はむしろ女性同士で盛り上がる日になりつつあるのかもしれない。
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