写真はイメージ(GettyImages)
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 4月3日に放送された「ぴったんこカン・カンSP」(TBS)で女優の長澤まさみ(32)が意外な歌唱力を披露し、大きな反響を呼んでいる。番組で長澤はMCの安住紳一郎アナや、ドラマで共演したこともある藤井隆と小料理店でカラオケ大会を開催。長澤は松田聖子の「Rock’n Rouge」をソロで、小泉今日子の「Fade Out」を藤井とデュエットで熱唱。ときに店の外まで飛び出し、ノリノリで歌う姿も見られた。その様子にSNS上では「美人なうえに歌うますぎ」「CD出して!」などの声が多く上がった。

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 長澤に「歌うイメージがない」という声もあったが、2018年に公開された映画「SING/シング」の日本語吹替版では、パンクロックなヤマアラシの少女役に抜擢。パワフルな歌声で映画を盛り上げたこともある。

 一方、最近では長澤と同様、SNSでその歌声に絶賛の声があがったのが女優の柴咲コウ(38)だ。7日に放送されたNHK連続テレビ小説「エール」で、朝ドラ初出演となる柴咲は、主人公夫妻の人生に大きな影響を与える世界的オペラ歌手の役として登場。圧倒的な美しさとともに、圧巻の歌声を披露すると「美しさも歌声もオーラもハンパない!」「歌うますぎて感動」などの声がSNS上にあがった。RUIやKOHの名義で10年以上歌手として活動したり、ドラマの主題歌を歌うなどかねてから歌唱力に高い評価もあったが、幅広い世代に「歌うま女優」を認知させた。

「柴咲さんの歌声が吹き替えなしだったと知り、驚いた視聴者も多かったようです。歌手としても活動されている柴咲さんですが、オペラの発声法を基礎から学ばなくてはならないため、出演決断後は『早く練習させてください』とNHK側に直談判。週1~2回のペースで1回約2時間のレッスンを重ねたそうです。視聴者を魅了した美しい歌声でしたが、ご本人は満足していなかったようで、スポーツ誌の取材に『本番になると、お芝居のスイッチが入って邪魔をしてしまうのか、声が出にくくなる』と明かしていました。6月以降にまた劇中で歌声を聞けるチャンスがあるそうなので、さらにパワーアップした歌唱シーンが楽しめるかもしれません」(テレビ情報誌の編集者)

 2人のほかにも最近、歌唱力で高い評価を得ている女優は少なくない。名前に「音」と「歌」が入っている、人気急上昇中の上白石萌音(22)、萌歌(20)姉妹だ。

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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ひと昔前は演技が上手くても歌は下手が主流だったが