「エール」で主人公の父親を演じる唐沢寿明(C)朝日新聞社
「エール」で主人公の父親を演じる唐沢寿明(C)朝日新聞社
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 窪田正孝(31)が主演を務める、現在放送中のNHK朝ドラ「エール」。昭和の音楽史を代表する福島県出身の作曲家・古関裕而さんと妻で歌手としても活躍した金子さんをモデルに、夫婦の波乱万丈の人生を描いた物語で、窪田と二階堂ふみがそれぞれ演じている。

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 現在、ドラマの舞台は福島から東京に移ったが、これまでの物語を牽引してきたメインキャストといえば、主人公の父親役を演じている唐沢寿明(56)だろう。老舗呉服店の店主で、息子を心から応援するが商才には恵まれないという愛すべきキャラクター。特に唐沢と窪田の親子シーンに対してSNS上では、「本当の親子に見える」「唐沢さん窪田くんの親子微笑ましい」など、好評の声が目立っていた。

「唐沢と窪田は過去にドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』でダブル主演を務めているんです。2015年に単発ドラマ、2016年に連続ドラマ、2017には映画化もされた名作で、共演をキッカケに親しい関係になったようです。過去にトーク番組で窪田が出演した際には、唐沢がVTRで出演しエピソードを披露していました。なんでも酒の席のネタで、唐沢が飲み仲間のお笑い芸人・福田彩乃を叩くと福田が唐沢を本気で叩き返すというやり取りがあったそうなんですが、それを初めて見た窪田は福田をにらんで『彩乃ちゃんそれダメだよ』と本気で注意したとか。また、窪田が唐沢とは3日に1回くらいは連絡をとる仲だとも明かしていましたね。さらに、映画の舞台挨拶では、窪田が唐沢に共演者からの寄せ書きを手渡し『一生ついていきます!』と宣言したほど。かなり唐沢のことを慕っているようです」(テレビ情報誌の編集者)

 一方、唐沢のほうも窪田への深い愛情が感じられる。例えば、横浜で行われた映画「ラストコップ」の舞台挨拶(2017年5月11日)では、軽快にトークを繰り広げる窪田に対し、唐沢は「話が上手くなったでしょ? 昔はこんなに話せなかったんだから」と成長ぶりを語り、「みなさんが育てて下さったんですよ。こんな痩せっぽちの男をね」と、柔和な表情を浮かべていた。

「今では、家族ぐるみで交流があるようです。5月8日に放送された『あさイチ』で唐沢が明かしていましたが、窪田が結婚してからは妻である女優の水川あさみと一緒に来るそうで、唐沢の妻の山口智子を含めてよく4人で食事をしているそうです」(同)

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朝ドラが始まる前から窪田との強い絆が