山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。フジテレビ系「Live News it!」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。フジテレビ系「Live News it!」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
この記事の写真をすべて見る
『バカラ』に数あるハイボールグラスの中でもベストセラーなのが「ヴィータ ハイボール」。「ヴィータ」は「人生」を意味し、複雑なカットが華やかなきらめきと深い陰影を織りなす。たっぷりの飲み物と氷をサーブできるハイボールグラスは、ギフトとしてもおすすめ。税込み9350円。全国のバカラショップや公式オンラインショップ(https://www.baccarat.jp/)などで購入可能。
『バカラ』に数あるハイボールグラスの中でもベストセラーなのが「ヴィータ ハイボール」。「ヴィータ」は「人生」を意味し、複雑なカットが華やかなきらめきと深い陰影を織りなす。たっぷりの飲み物と氷をサーブできるハイボールグラスは、ギフトとしてもおすすめ。税込み9350円。全国のバカラショップや公式オンラインショップ(https://www.baccarat.jp/)などで購入可能。

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は『バカラ』の「ハイボールグラス」。

【写真】最も“映える”『バカラ』の「ハイボールグラス」がこちら

*  *  *

「新しい生活様式」というワードは、芸能界ではあまり評判がよろしくないように思う。

『バイキング』(フジテレビ系)で「ほっといて……と言いたくなるようなもの(=項目)もある」と言っていたのは松嶋尚美さん。

 飲食店での横並び推奨はまぁ理解できても、ドームクラスのコンサートや大劇場での演劇、映画館などでの新ルールは言及さえされていないことに苛立つ芸能人も少なくない。

 そんな愚痴やら意見交換をする場として予想以上に流行っているのが「オンライン飲み会」「リモート飲み会」である。

 先日、『ボクらの時代』(フジテレビ系)が、その模様をそのまんま番組にしていた。3人の著名人が有名レストランをはじめとしたスペースで鼎談する同番組。新型コロナウイルスの影響で新たに収録ができなくなってからというもの、ずいぶん長いこと「総集編」をオンエアしていたが、それも尽きたのか。いやいや、新たな企画として、タレントたちの間で流行りまくっているオンライン飲み会、リモート飲み会をオンエアすることになったのだ。

 2週続けての女芸人特集が組まれ、1週目は、南海キャンディーズの山崎静代さん(しずちゃん)、フォーリンラブのバービーさん、そして、昨年、令和婚をしたばかりのメイプル超合金の安藤なつさんという、男女コンビを組む人たちだ。

 なぜ男性とコンビを組むことになったのかをはじめ、相方との関係性や「本当に久しぶりの仕事」という近況含め、ひじょうに興味深い内容だった。

 そんななか、しずちゃんとバービーさんが、美しいフォルムのグラスに水を入れて時折、喉を潤していた。

 家の様子がもっとも所帯じみていた安藤なつさんは、ほぼお揃いの美しくて華奢(きゃしゃ)なグラスに驚いていたが、“背景”や“つまみ”“料理”“食器”などに「映える」要素を盛り込むのが、昨今のオンライン飲み会、リモート飲み会のトレンドと言っていいだろう。

 グラスの中で、もっとも「映える」のが『バカラ』。ギフトや引き出物の印象が強いが、自分へのご褒美に買う人も多いという。

 なかでも、『バカラ』には「ハイボールグラス」というのが何種類かあって、昨今のハイボールブームが追い風となって、指名買いが増えているのだ。

 美しい『バカラ』のハイボールグラスに好みのお酒を注いで、オンライン飲み会、リモート飲み会で自慢。こんな「新しい生活様式」なら、ウェルカムだ。

週刊朝日  2020年5月29日号