放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は「SEVEN BEAUTY」の「GK10キューティクルオイル」。
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緊急事態宣言が全国的に解除されたことで、テレビ局にも徐々に活気が戻りつつある。
もちろん、サーモカメラによる体温チェックや消毒液のプッシュは続行。「3密」に気を付け、リモートやオンラインなども利用していきながらということに変わりはない。
とはいえ、県を跨(また)いでの移動も6月19日あたりから全国的に容認されると聞くし、日本テレビなどドラマ撮影のガイドラインを明らかにした局もある。
繰り返しになるが「徐々に」取り戻せている日々である。
ただ、出役の女性たちには“悩み”があるようだ。それは、美容院やネイルサロンに行くのをどのタイミングで解禁するか。
芸能人や女子アナ御用達のサロンの多くは5月7日から営業を開始しているのだが、私が知る限り、「まだ行けていない」人が大半。
髪やネイルを「コロナ以前」の華やかなスタイルやデザイン、カラーなどにするのは「まだ遠慮がある」というのである。
「ネイルサロン帰りに写真を撮られるというのも、いまはちょっと」とは某局の女子アナの弁。わかる気がする。そんなワケで、「何年かぶりに自爪」「セルフネイル」という人が増えているのだ。
サロンではケアから仕上げまでネイリスト任せだったのが、爪のカタチをやすりで整えたり、地味めなマニキュアを塗ったり、キューティクルケアをしたり。
そんななか、芸能人御用達『エリコネイル』でも売っている「GK10キューティクルオイル」が「贅沢な気分になれる」と人気だ。
貴重なオリーブスクワランをベースにしたキューティクルオイルで、なんと「金箔配合」。透明のボトルの中身がキラキラ光っているのはそのせいだ。
3種の香りがあって、「ローズ」は女性ホルモンのバランスを整え、「ジャスミン」はリラックスさせてくれて、「バニラウッド」は緊張感をやわらげ、前向きな気分にしてくれるというのもコロナ禍で沈んだ気持ちをアゲてくれそう。
パラベン、アルコール、合成着色料、鉱物由来原料、石油系界面活性剤の五つの“フリー処方”なので、敏感肌の人にも優しいというのも人気の秘密だ。
『エリコネイル』の顧客には男性セレブや男性タレントが少なくないのだが、オイル特有のべたつきがなく、角質層まで抜群の浸透性を誇る「GK10キューティクルオイル」は、自爪の男性にもオススメできる自然派化粧品。「新しい生活様式」の“お供”と言えよう。
※週刊朝日 2020年6月12日号