4位:マウロ・ゴメス(2014年~2016年)

実働:3年 425試合 420安打65本塁打260打点 打率.270

 メジャーでの実績は乏しかったものの、マイナーでの好成績が買われて2014年に来日。1年目から4番に定着すると、109打点をマークしていきなり打点王のタイトルを獲得した。三振が多く、打率もそれほど高くなかったものの、長打力と勝負強さは歴代の外国人の中でも間違いなくトップクラスである。在籍最後の年となった2016年も打率こそ低かったものの、ホームランと打点はチームトップの数字を残した。

3位:アリアス(2002年~2004年)

実働:3年 367試合 357安打95本塁打273打点 打率.265

 2000年に来日してオリックスに入団。2年目には38本塁打、97打点の好成績を残したものの、残留交渉が折り合わずに退団したところを阪神が獲得した。移籍1年目から32本塁打を放ってその期待に応えると、2003年にはチームトップとなる38本塁打、107打点をマークして18年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。翌年も中軸として十分な成績を残したが、高額な年俸がネックとなり退団。2006年には巨人でもプレーしている。

2位:オマリー(1991年~1994年)

実働:4年 490試合 548安打74本塁打304打点 打率.318

 1991年、当時低迷期だった阪神に入団。1年目から打率.307、21本塁打、81打点と中軸としては十分な活躍を見せている。翌年も2位に躍進したチームの原動力となり、来日3年目の1993年には首位打者を獲得。阪神最後の年となった1994年も打率.314、74打点をマークしていたが、15本塁打というホームランの少なさが原因で退団。翌年移籍したヤクルトでは31本塁打を放ち、MVPに輝いたことは阪神にとっては痛恨だっただろう。ヤクルト時代も含めた6年間全てで打率3割をクリア。また1992年から1995年まで4年連続で最高出塁率も記録しており、打撃の安定感は抜群だった。

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