放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、山田朱織(しゅおり)枕研究所の「整形外科枕ドクターズピロー」を取り上げる。
【写真】高さを5mm単位で調整できる「整形外科枕ドクターズピロー」がこちら
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中堅芸能人が集まると、必ずと言っていいほど出るのが「睡眠」の話題。最近は、多くのメーカーから睡眠サポートサプリが出ていて、それらを利用しているタレントも少なくはない。
だが、その前に見直したいのは「枕」ということで話は一致するようだ。
3年前、当ページで、あの松居一代さんが騒動を起こしていた際、着の身着のままで県外移動することもあった彼女が、この枕だけは必ず抱えていた……という話を書いた。
「16号整形外科」院長の山田朱織医師考案の、その名も「整形外科枕ドクターズピロー」である。
山田医師は「山田朱織枕研究所」の代表でもあり、これまで多くの健康番組やバラエティー番組に出演。首こりや肩こりに悩むタレントたちに最適な高さの枕を紹介してきた。
父娘2代で整形外科医の山田医師は、以前から「睡眠姿勢」に着目。正しい姿勢で眠っていれば、睡眠中の身体と心の回復のみならず、起きているとき=活動時の姿勢の維持や、ひいては人類の姿勢の進化にすら影響を与える……というのが山田医師の考えだ。
その結果、生まれたのが「寝返りしやすい枕」。頭から背骨、骨盤、足まで、最適な睡眠姿勢を決定するキーワードは「寝返り」なのだという。