突然、親の病気や介護が必要になったら、慌ててしまう人も多いだろう。親がどんなケアを望んでいるのか、元気なうちに確認をしておきたい
突然、親の病気や介護が必要になったら、慌ててしまう人も多いだろう。親がどんなケアを望んでいるのか、元気なうちに確認をしておきたい
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(図表1)突然、親の病気や介護が必要になったら、慌ててしまう人も多いだろう。親がどんなケアを望んでいるのか、元気なうちに確認をしておきたい
(図表1)突然、親の病気や介護が必要になったら、慌ててしまう人も多いだろう。親がどんなケアを望んでいるのか、元気なうちに確認をしておきたい
(図表2)生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」平成30年度
(図表2)生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」平成30年度

 親の介護や死という事態は、時を選ばずに訪れる。だが年齢的に見ても、自身の定年と前後した時期に向き合うことが多いのも事実だろう。

【親が元気ないま必ず聞いておきたいことはこの「4つ」】

 現在発売中の週刊朝日MOOK『定年後からのお金と暮らし2021』では、そのときになって慌てないために、どのような準備と心構えが必要なのか取材をした。

*  *  *

 50代、60代になると、友人同士でも親の病気や介護の話題が増えてくる。「うちの親はまだ元気だから」と思っていても、ある日突然、介護が必要になることもある。

■早めの準備で突然の介護にも困惑しない

 そのときに備えて、介護保険制度の概要に目を通しておくべきだし、親がどんなケアを望んでいるのかを確認しておきたい(図表1)。
 
 たとえば、親が介護付き高齢者施設への入居を望んでいたとしても、本人の希望を聞いておかなければ、親は自分の意に反した介護を受けることになるかもしれない。

 また、施設への入居費を自身で用意していたとしても、認知症になり意思能力がないと金融機関に判断されれば、親の口座は凍結されてお金を引き出せなくなる。
 
 介護は思いのほか長く続いたり、費用がかかったりする。生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査」(平成30年度)によると、平均的な介護期間は4年7カ月。

 介護に要した費用(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)のうち、一時費用(住宅改造や介護用ベッドの購入など一時的にかかった費用)の合計が平均69万円、1カ月当たり平均7.8万円となっている(図表2)。
 
 もちろん、介護保険制度で要支援・要介護認定されれば、介護度に応じて介護給付や介護サービスを受けられる。ケアマネジャーやホームヘルパーなどの人手を借りることもできるし、介護費用の負担を軽減する措置も活用できるようになる。
 
 何の準備も、気構えもないまま親が介護状態になってしまうと、想像以上に時間的、金銭的負担がかかる可能性がある。そんな事態を避けるためにも、介護に関する知識を身につけ、親に寄り添う準備をしておきたいものだ。
 

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