現在17位の柏は、8試合を終えて5得点12失点。昨季7位のチームから32試合28得点のMVP男・オルンガが流出し、現状ではその不在をピッチ上で色濃く感じる試合が続いてしまっている。だが、その“オルンガマネー”で新たに獲得した4人のブラジル人たちが今後、チームの起爆剤となるはずで、ネルシーニョ監督もまだまだ余裕たっぷりであることは心強い。

 そしてこの柏と同じように、来日が遅れていた外国人たちが今後、次々と試合に出場し、それによって各チームの戦い方も変わってくる。同時に、G大阪のように集団感染の可能性も危惧される。重要なことは、チーム全体で危機感を共有できるか。ピッチ内外を問わず、「これくらいなら大丈夫」という心の弛緩が、危機を招くことだけは確かだろう。

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