2015年のペア結成からおよそ7年。いいことも悪いこともすべて経験し、パートナーの存在も、その関係性も変革をもたらしてきた。それが追い込まれたときでも、真の強さを発揮できる石井/村上組の強さだった。次なる目標に向けて石井は言う。

「オリンピックでの目標はメダル獲得。そう簡単にとれるような相手ではないと思うし、少しでも向かっていく姿勢を日本中や世界中に伝わるように。『シンミキ』というチームで経験を積み重ねてメダル獲得を目指したい」。

 石井/村上組のさらなる挑戦は続く。(文・吉田亜衣)

●吉田亜衣/1976年生まれ。埼玉県出身。ビーチバレースタイル編集長、ライター。バレーボール専門誌の編集 (1998年~2007年)を経て、2009年に日本で唯一のビーチバレーボール専門誌「ビーチバレースタイル」を創刊。オリンピック、世界選手権を始め、ビーチバレーのトップシーンを取材し続け、国内ではジュニアから一般の現場まで足を運ぶ。2021年5月、ビーチバレースタイルWEBサイトをリニューアル。動画、写真、インタビュー、速報ニュースなど中心に報道を行っている。ビーチバレースタイルサイト bvstyle.net

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